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多機能化,エレクトロニクス化が進む自動車では、自動車機能安全規格「ISO26262」、基本安全規格「IEC61508」を代表とする機能安全への取り組みが必要とされ、車載機器の高信頼性の要求により多様な環境ストレスを負荷できる試験装置が必須となっています。

タブレットパソコンやスマートフォン・携帯電話などのモバイル機器やエレクトロニクス化が進む自動車用電子部品(例えば、ハーネス、ECU、PCU)などは、室外~室内などの移動にともなって急激な温度変化にさらされます。この様な温度変化では結露が発生する可能性があります。結露は電子機器の性能・機能に大きな影響を及ぼし、腐食やマイグレーションが誤作動などの原因になります。その為、結露/乾燥を繰り返す結露サイクル試験の要求が高まっています。

結露に対する信頼性評価を短時間に

高精度な温湿度制御により、結露/乾燥状態を正確に繰り返し再現し、サイクル試験が行え、結露時間も調節ができます。最大40パターンのプログラム運転ができるほか、試験状態をモニタリングして画面にグラフィック表示できるコントローラパネルを装備。デフロスト機能によりロスタイムをなくして連続運転が可能。

結露サイクル試験は、当初は結露の再現性を主眼(「低温低湿」⇔「高温高湿」の繰り返しサイクル)として開始されていました。現在では、車載電装部品が遭遇する凍結状態を含んだ温湿度サイクルが要求される機会が増えており、それに対応しています。

※TestNaviで事例を紹介しています。

主な仕様
型式 さらし温湿度範囲 テストエリア/外法(mm)
DCTH-71 高温側:-10~+100℃ / 50~95%rh
低温側:-30~+100℃ / 40~85%rh
W410×H460×D370 /
W1240×H1865×D900
DCTH-101 W650×H460×D370 /
W1480×H1865×D900
DCTH-201 W650×H460×D670 /
W1480×H1865×D1200