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過去の助成対象者テーマ一覧表

平成27年度(第18回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
今西 純一 氏

京都大学大学院
地球環境学堂
(農学研究科)
助教
在来植物イタドリの遺伝的変異に配慮した緑化利用に関する研究 本研究は、法面緑化において外国産種子が大量に利用されているイタドリを対象として、外国産流通個体と国内自生個体との遺伝的な違いと、国内自生個体の遺伝的変異の地理的分布を明らかにし、外国産種子の緑化利用の可否を検討し、遺伝的変異を考慮した地域区分を示して、イタドリの適正な緑化利用について提言することを目的とした。 研究者のご都合により掲載しておりません。
神松 幸弘 氏

立命館大学
立命館グローバル・イノベーション
研究機構
専門研究員
多元素同位体分析指標を用いた日本産小型サンショウウオ類の生態系機能の多様性の解明 日本産小型サンショウウオ類の成体の生態は不明な点が多く、どのような場所で何を食べているかといった基本的な情報すら十分とな言えない。日本産小型サンショウウオ類の成体は潜伏生活をしているため発見は難しく、繁殖期以外に野外で大量の個体を観察した事例はない。そこで、本研究は小型サンショウウオ類の食性と食物網の位置を解明する研究手法の開発を目的とする。 研究者のご都合により掲載しておりません。
佐治木 弘尚 氏

岐阜薬科大学
薬品化学研究室
教授
メタノール、窒素、ステンレススチールを組み合わせた力学的エネルギーが媒介する窒素固定化反応 「窒素固定」反応に関しては、窒素の遷移金属上への固定化は達成されつつあるが、固定化窒素に還元的に水素を付加する過程、すなわち窒素分子の切断反応は、コストやエネルギーなどの問題が山積している。我々は、水とSUS304ボールをボールミル反応すると、水が分解して水素ガスが定量的生成する方法を既に確立している。今回水に代えて「メタノール」を使用すると、水素やメタンを含むガスの発生とともに、相当量のアミン類が生成することが明らかになった。本研究では窒素ガス固定化反応で必須となる反応条件を明確にし、実用的な固定化法を確立するとともに、メタン水蒸気改質反応に代わる効率的水素製造法を開発する。 研究者のご都合により掲載しておりません。
佐藤 理夫 氏

福島大学
共生システム理工学類
教授
福島県内バイオマスのエネルギー利用に伴う放射性セシウムの挙動解析 福島県は面積の7割が山林の森林資源豊かな県である。農業・畜産も盛んで、多量の有機資源が存在する。東日本大震災により福島第一原子力発電の事故が起き、放射性物質が広範囲に飛散した。そのため放射性セシウムによるバイオマス資源の汚染が懸念されている。県内産の森林資源を使用するには、常に樹木中の放射性セシウムについて考慮する必要がある。まず、樹木中の放射性セシウム濃度測定を行った。 PDF(1.61MB)
角野 浩史 氏

東京大学大学院
総合文化研究科
広域科学専攻
相関基礎科学系
准教授
地下水流動系の解明に向けたトリチウム-ヘリウム3年代測定法の開発 本研究では、福島第一原発の事故により地下水の放射能汚染が懸念されている福島県内の地下水の流動系に関する知見を得ることを目指して、水試料からのヘリウム抽出システムの改良と、国際原子力機関による提供された3H標準試料の分析を通して、希ガス質量分析を用いた3H-3He年代測定法の手法を開発することを目的とした。 PDF(1.23MB)
高巣 裕之 氏

東京大学
大気海洋研究所
海洋化学部門
生元素動態分野
特別研究員
琵琶湖における低酸素水塊形成を支配する微生物-有機物相互作用系の解明 大型湖沼において、深水層へ輸送される有機物の組成や分解性については情報に乏しく、こういった有機物の特性が、細菌群集の有機物分解速度および呼吸速度にどのような影響を及ぼすかに関しては、ほとんど分かっていない。藻類は、その種類によって生産する有機物の組成や分解性が異なることが報告されている。そこで、深水層で観察される藻類の種類に着目し、種類の異なる藻類に由来する有機物を深水層の細菌群集に添加し、酸素消費速度の違いを明らかにすることで、沈殿する藻類の種類と深水層の酸素消費速度との関係を明らかにする。 研究者のご都合により掲載しておりません。
田中 一生 氏

京都大学大学院
工学研究科
高分子化学専攻
講師
PM2.5を混ぜるだけで簡便に検出するための発光型化学センサーの開発 これまでの微小粒子状物質を検出するための手法は、大型の装置を用いることや、測定のための試料の前処理など、専門的な技術が必要とされる。これらの状況から、混ぜるだけで測定が可能な蛍光化学センサーの開発に着手した。特に本研究では、直接的に水質汚染の原因となることや、PM2.5よりもより捕捉が困難であるシリカ微粒子を標的として検出を試みた。 PDF(1.01MB)
辻本 克斗 氏

北海道大学大学院
農学院 共生基盤学専攻
修士1年生
森林生態系における太陽光誘発クロロフィル蛍光スペクトルの空間分布の解明 本研究では、空間分布の解明に役に立つ、個葉の蛍光スペクトルと窒素濃度・光合成パラメータの関係に着目して、Vcmax(光合成のポテンシャル)と蛍光スペクトルの季節変化を個葉レベルで測定し、両者の関係を明らかにすることを目的とした。 PDF(169KB)
時松 宏治 氏

東京工業大学大学院
総合理工学研究科
環境理工学創造専攻
准教授
持続的かつ幸福度の高い低炭素社会の評価方法に関する研究 本研究では研究蓄積・業績を基に、次の2点を研究の目標とした。1つは、幸福度ランキングが常に高いデンマークや、環境先進国スウェーデンのように経済成熟度の高い国から、幸福の国として知られるブータンのように経済発展離陸期にある国まで、経済発展段階の異なる国々を対象とした社会調査を試行し、経済成長と持続性、幸福度の推計式構築を試みること。もう一つは、その推計式をシミュレーションモデルに組み込み、温室効果ガス排出と持続性、幸福度の将来経路を描くこと。 研究者のご都合により掲載しておりません。
松本 潔 氏

山梨大学大学院
総合研究部
生命環境学域
准教授
増加する窒素沈着が引き起こす高山地域の環境変動 本研究の目標は、中部山岳地域森林域への大気由来窒素沈着量を測定し、変動性を明らかにすると同時にその支配因子を解明することである。森林への硝酸態窒素、亜硝酸態窒素、アンモニア態窒素、有機態窒素などといった化学形態別、また、乾性沈着、湿性沈着といった沈着経路別の沈着量の評価を行ない、沈着物に対する樹体の生理学的な応答や林内の土壌及び表面流出水への影響も含めた包括的な研究へ発展させる端緒とする。 PDF(603KB)
宮永 健太郎 氏

滋賀県琵琶湖
環境科学研究センター
主任研究員
生態系サービス・環境ハザードの総合的環境ガバナンスと自然共生社会の現実 本研究では、地球環境保全や持続可能社会への移行に向けて、「生態系サービスの維持・管理」と「環境ハザードの緩和・適応」の双方を包含し、真の「自然との共生」の姿とその実現戦略を示すことのできる、新機軸の環境ガバナンス論について考える。 研究者のご都合により掲載しておりません。
吉田 茂二郎 氏

九州大学大学院
農学研究院
教授
中国からの越境大気汚染による西南日本の森林衰退の評価に関する研究 本研究の目的は、「大気汚染物質の飛来時期とモミ林の衰退時期には、数十年のタイムラグがある」の仮設を意識し、九州管内の中央部に位置し中国からの影響が少ないと考えられる宮崎県椎葉村に成育している老齢なモミ天然林を対象に、この仮説を検証することである。 研究者のご都合により掲載しておりません。

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平成26年度(第17回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
朝日 克彦 氏

信州大学
山岳科学研究所
助教
気候変動下における中部山岳雪氷圏の中期的な動態解析 新雪が覆う直前、晩秋期の積雪、越年する積雪を対象に、地球温暖化の山岳域の雪渓の動態を解析する。 研究者のご都合により掲載しておりません。
市村 正也 氏

名古屋工業大学
機能工学専攻
教授
鉄の太陽電池(硫化鉄/酸化鉄へテロ接合太陽電池) 本研究では、電気化学堆積法により硫化鉄薄膜を作製し、その特性改善のために、硫黄粉末を用いてアニール処理を施した。その結果、400℃でのアニール後、酸素比の減少とパイライトへの結晶化を確認した。また、メスバウアー分光による測定も行ったところ、アニール前後で鉄原子の結合状態に大きな変化がないことが分かった。 PDF(106KB)
糸井川 高穂 氏

宇都宮大学大学院
工学研究科
助教
エアコン使用者の省エネルギー行動を誘発する情報の提供方法の提案 夏には、市役所の壁などには省エネルギーについてのポスターが貼られる。しかし、期待したほどの節電効果は得られていない。ビジネスホテルの空調関連の省エネルギー行動を誘発することを目的に、冬期に宿泊客に省エネルギー行動を促すPOPを見せ、その効果を検討した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
伊禮 聡 氏

琉球大学
理学部国際サンゴ礁
研究教育ハブプロジェクト
ポスドク研究員
福岡大気中のPMに含まれる発生由来別水溶性有機炭素の定量解析 本研究は、北部九州のバックグラウンド大気(長崎県福江島)で採取されたPMに含まれるWSOCの炭素安定同位体比を越境二次生成由来の参照値とし、同時期に北部九州の都市(福岡県福岡市)で採取されたPMに含まれるWSOCの炭素安定同位体比とを比較することで、越境汚染由来と国内の近傍発生源由来のWSOCが福岡大気にどの程度含まれているか定量解析することを目的とする。 研究者のご都合により掲載しておりません。
大野 智彦 氏

金沢大学
人間社会研究域法学系
准教授
重層的環境ガバナンスにおける熟議民主主義の実証的研究

広域的な環境悪化への対応として、重層的環境ガバナンスとそこにおける熟議民主主義の重要性が指摘されている。本研究では、以下の3点について研究を実施した。

  1. 熟議民主主義論の展開と課題の整理
  2. 流域ガバナンスの分析フレームワーク構築
  3. 熟議質指標を用いた流域委員会における議論の評価
研究者のご都合により掲載しておりません。
岡 浩平 氏

広島工業大学
環境学部地球環境学科
助教
塩生植物の生活史戦略と生育環境の関係性 本研究では、長谷海岸を対象地として、盛土とその周囲の表層堆積物と塩生植物の生育分布を把握し、塩生植物の生育場所の保全に役立てることを目的とした。 研究者のご都合により掲載しておりません。
鎌田 泰斗 氏

新潟大学大学院
自然科学研究所
博士後期課程1年
冬眠動物シマリスに及ぼす地球温暖化の影響評価に関する研究 地球温暖化の影響評価のための生物指標としては、移動能力を持たない植物や温度変化に鋭敏な変温動物が用いられてきた。これから温暖化が進行し、環境変化が大きくなっていく中、ほ乳類への影響が大きくなる可能性は十分に考えられる。ほ乳類の中でも、地球温暖化の影響を顕著に受ける懸念があるのが冬眠動物である。本研究では、シマリスに及ぼす地球温暖化の影響評価の前段階として冬眠様式の遺伝形式の推定を行った。 研究者のご都合により掲載しておりません。
川﨑 興太 氏

福島大学
共生システム理工学類
准教授
東日本大震災と福島原発事故後における環境復興に関する研究 本研究は、東日本大震災と福島原発事故によって甚大かつ深刻な環境被害を受けた被災地域を対象として、「環境回復」と「環境創造」の両面から、復興に向けた実態と課題を明らかにすることを目的とする。 PDF(94KB)
田邊 優貴子 氏

早稲田大学
高等研究所
助教
植生の長期モニタリングに向けた画像のRGB解析法の開発 自然環境の変化に対する生物の応答を把握する上で、一次生産者の現存量や群集組成の変化を捉えることは重要な課題の一つである。現在、森林植生の調査のためにはいくつか確立された方法があるが、より細かいスケールの調査が必要となる草本、コケ・地衣類などの局所的な群集変化を簡便かつ低コストで調査する植生調査法はない。植生の観察コドラートに対して、デジタルカメラ撮影画像から抽出したRGBデータを撮影対象の植生と対応させることで、RGBデータから植生を導き出す解析方法を開発することを目的とし、本研究を実施した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
羽鳥 剛史 氏

愛媛大学大学院
理工学研究科
准教授
行動プラン法を用いた省エネ行動促進策の提案と効果検証
(小学校環境教育プログラムへの適用)
本研究では、社会心理学における態度行動変容研究の知見を基にして、小学生とその家庭を対象にして「行動プラン法」を用いた省エネ行動促進のための環境教育プログラムを提案し、実施効果を検証した。結果、児童と保護者ともに環境に配慮する道徳意識が向上し、一定程度省エネ行動を継続する傾向が認められた。 PDF(6.90MB)
平尾 聡秀 氏

東京大学大学院
農学生命科学研究科
講師
森林の潜在的な病害発生リスク推定法の開発に関する研究 本研究では、森林の潜在的な病害発生リスクの評価方法の開発を目的に、奥秩父山地の天然林において、標高別に健全な樹木の葉を採取し、葉圏菌類相を網羅的に解析した。これらの菌類相組成に基いて、病害の原因となる可能性がある絶対寄生菌の多様性・相対現存量と環境要因の関係を解析することで、潜在的な病害発生リスクの分布とその要因を評価することが可能になった。 研究者のご都合により掲載しておりません。
吉川 正和 氏

京都工芸繊維大学大学院
生体分子工学専攻
教授
放射性廃棄物捕捉分子インプリントナノファイバー吸着剤 本研究は、水溶液(海水)よりセシウムイオンを選択的に吸着する分子インプリント吸着剤の創製を目的としている。本研究課題を遂行することにより、新たに創製された分子インプリント吸着剤は核廃棄物である放射性セシウムイオンを除去する吸着剤として利用可能であることを明らかにした。 研究者のご都合により掲載しておりません。
渡邉 修 氏

信州大学
農学部
准教授
UAV(小型無人ヘリ)によるアレチウリ群落の高精度センシング技術の確立と発生面積の推定 これまで植生観測を面的に行うには、衛星や航空機による画像解析が行われてきたが、衛星は必要な時期の画像を得にくいこと、航空機ではコストの問題があった。近年、小型UAV(ドローン)の高性能化と低価格化が進み、撮影時期をユーザ側で任意に設定でき、高い地上分解能から小規模地域での雑草モニタリングが可能となっている。本研究では、UAVの画像処理によってアレチウリ群落の検出法を検討し、画像解析による群落拡大速度の推定を行った。 研究者のご都合により掲載しておりません。

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平成25年度(第16回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
浅田 元子 氏

徳島大学大学院
ソシオテクノサイエインス研究部
助教
超高温高圧水蒸気爆砕を用いたセルロース廃棄物の直接グルコース変換 セルロース系物質の糖化は、脱リグニン処理後に酵素を使用した糖化が一般的であり、デンプン系では不要な前処理にかかる操作段階の負荷と、糖化のための酵素が高価でしかも活性が低いという問題点の解決がなければ実用化が困難である。本研究では、実際に種々の廃棄セルロース物質を用い、さまざまな水蒸気爆砕条件で処理後、その成分分析と性状分析を行うことで処理条件を検討し、直接高グルコース変換収率を試みた。 研究者のご都合により掲載しておりません。
伊勢 武史 氏

兵庫県立大学大学院
シミュレーション学研究科
准教授
光学観測技術の活用による森林の生態系サービスの効果的な推定法の開発 本研究では、森林のフィールド調査を飛躍的に効率化する非破壊・非接触の光学観測技術の開発と。それを用いた研究を行った。デジタルカメラに装着した魚眼レンズによって林床から鉛直上方を撮影し視野内の樹木密度および葉面積を推定することで、フィールドでの滞在時間を労力を大幅に削減することが可能となった。 研究者のご都合により掲載しておりません。
北渕 浩之 氏

滋賀県立大学大学院
環境科学研究科
環境動態学専攻
修士課程1年
ヤクシマカワゴロモの保全に関する研究 ヤクシマカワゴロモは屋久島の一湊川にのみ生育しているカワゴケソウ科植物の一種である。このカワゴロモ表面に付着藻類が確認され、カワゴロモへの影響が懸念されるため、一湊川の水質調査とカワゴロモの育成を妨げる付着藻類の増殖要因を明らかにした。 PDF(3.83MB)
齋藤 雅典 氏

東北大学大学院
農学研究科
複合生態フィールド教育研究センター
教授
黒ボク土壌の有機物分解制限因子としてのリン わが国の主要土壌である「黒ボク土」における炭素蓄積は、アルミなどの無機成分と有機物の化学的結合による有機炭素の安定化によると考えられている。一方、アルミ等無機成分は有機物のみならずリンを固定する力もきわめて強く、土壌中のリン濃度の低下による微生物活性低下が有機物分解を抑制しているという可能性を示唆するものである。本研究では「黒ボク土における有機物分解抑制の一因は土壌中のリン濃度の低下にある」という仮説を提起し、本仮説を土壌培養実験に基づき解明する。 研究者のご都合により掲載しておりません。
鈴木 正貴 氏

岩手県立大学
総合政策学部
助教
絶滅危惧種タナゴの保全に資する代償生息池造成の試行実験 農業農村整備事業における環境との調和に配慮する対策は、ミティゲーションの5原則により選定されることが基本となる。そこでミティゲーション5原則を踏まえた溜池の改修案を検討したが、これらの保全対策のうち、「最小化」「修正」「軽減」については、施行がタナゴ個体群消滅のリスクが常に伴うことから、これらの対策とあわせて「代償」となる新たな生息地(一次的な退避の役割を含む)の造成を検討する必要がある。そこで、本研究は、タナゴの生息に必要な環境要因を検討し、本種の個体群存続のための保全池造成を試行した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
谷口 守 氏

筑波大学
システム情報系社会工学域
教授
集落緑化と地産地消による環境バランス改善評価ツールの開発と適用
~エコロジカル・フットプリント指標を応用して~
本研究では、大都市圏中心部でもなく、過疎地域でもなく、都市圏縁辺部の集落をベースとした暮らしを、環境バランス再考への最前線と位置付ける。また、「見える化」のツールとしては、耕作やCO2排出にまで至る暮らしの環境負荷を総合的にかつ簡便に計測できるエコロジカル・フットプリント指標を独自に改良して開発する。同時に損なわれつつある都市縁辺部の緑と耕作地の持つ環境受容効果をバイオキャパシティ指標として定量化する。これら両指標を組み合わせることにより、集落緑化から生産物の購入行動(地産地消化)といった暮らしの改善までを含めた環境改善効果を明らかにできる汎用性ある使いやすい環境バランス改善評価ツールの提案とその応用を行う。 PDF(4.57KB)
冨永 達 氏

京都大学
農学研究科
教授
地球温暖化による植物の分布変化
~多年生草本チガヤをモデルとして~
地球温暖化による野生動物の分布変化のモデルのひとつとして、1980年代に採取し、系統維持しているイネ科多年生草本チガヤの日本各地由来種内生態型を利用し、現在の種内生態型の分布と比較した。さらに、種内生態型の雑種形成についてアロザイム多型と葉緑体DNA多型を利用して解析した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
永木 愛一郎 氏

京都大学大学院
工学研究科
講師
マイクロリアクターを用いた環境調和型アニオン重合系高分子生産技術の開発 本研究では、マイクロリアクターを用いたアニオン重合法の開発に取り組み、工業化可能な環境調和型のアイオン重合系高分子生産技術の開発を目標としている。今回は主に、フッ素含有ポリマーの生産技術について研究を実施した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
布目 陽子 氏

名古屋大学
エコトピア科学研究所
研究機関研究員
ソフトプラズマイオン化飛行時間型質量分析計を用いたばい煙中有機エアロゾルの直接分析 ソフトプラズマ(SPI)源における有機化合物のイオン化機構の検討を行うため、SPI源を用いた揮発性有機化合物(VOCs)の直接分析を試みた。SPI源と飛行時間型質量分析計(TOFMS)を接続した装置を試作し、代表的なVOCsであるトルエンを用いて測定条件の最適化を行い、得られた測定条件下で様々なVOCsがフラグメントされることなく測定できることを確認した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
松村 寛一郎 氏

関西学院大学
総合政策学部
メディア情報学科
准教授
北極域の海氷域面積と気象条件への影響評価
~北極振動指標との関連~
本報告書は、北極域の海氷と北極振動の関連性、気象条件は気圧分布に大きく依存するので、大気科学で広く用いられている月別の500hpaのジオポテンシャル密度の再解析データへの主成分分析の適用、カナダのロッキー山脈の西側に広がるオカナガン地域の極低温現象の動向を俯瞰し、北半球の高緯度地域であるカナダのプレーリー地域における農業収量予測を試みた。 PDF(10.28KB)
村上 正志 氏

千葉大学大学院
理学研究科
准教授
森林生態系における放射性セシウムの生物拡散 本研究では、福島第一原発の事故によるセシウム137が蓄積した、森林生態系において、各種生物を採取し、その体内のセシウム137濃度、および、栄養段階の指標として、窒素安定同位体比を測定した。これらの結果から、森林生態系に生息する生物における、放射性セシウムの生物濃縮の可能性について考察する。 PDF(136KB)

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平成24年度(第15回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
稲積 真哉 氏

京都大学大学院
工学研究科
都市社会工学専攻
助教
東日本大震災に伴う災害廃棄物の処理・処分・再利用に関する環境経済学的最適化の検討・提案 本研究では、東日本大震災で発生した津波堆積物および津波堆積土砂の処理に関する影響評価を定量化し、環境影響を定量化したものを環境影響度として定義した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
猪池 雅憲 氏

太成学院大学
人間学部 
地域デザイン研究室
講師
スケルトン・インフィル型建築による漁村復興計画に関する基礎研究 東日本大震災における津波被害をうけた漁村を対象に、現地調査を実施した結果、津波による被害状況は回復不可能なほど深刻であった。住民は、高台への住宅移転を望んでいた。現段階ではスケルトン・インフィル型建築を受け入れてもらえる可能性が著しく低く、また津波によってもたらされた心理的な恐怖心などが高台移転に大きく影響していることがわかった。 研究者のご都合により掲載しておりません。
宇山 浩 氏

大阪大学大学院
工学研究科応用化学専攻
教授
砂漠緑化に資する砂桃からの有用材料の創出 本研究では、西北大学と共同で、砂桃由来の油脂及び殻をベースとする機能材料の開発を行った。今回は、主に砂桃殻を用いた機能性炭素材料の合成と性質について研究を行った。 研究者のご都合により掲載しておりません。
亀田 貴之 氏

金沢大学
医療保健研究域 薬学系
助教
黄砂粒子上で二次生成する多環芳香族炭化水素誘導体による越境大気汚染と健康影響 本研究では、PAHは光またはオゾンとの反応によりPAHキノンを生成し、この反応は黄砂表面において比較的早く進行すること、PAHは黄砂表面においてNO2と速やかに反応し高い収率でニトロ化することを模擬大気反応系を用いた室内実験により初めて明らかにし、またこれらの反応生成物は黄砂飛来時に実大気中でも二次生成していること等を見出した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
佐久間 洋 氏

愛媛大学大学院
理工学研究科 理学系
准教授
イネ科の海浜植物ダンチクの塩耐性とその生理機構 本研究では、ダンチクの挿し木を用いてダンチクの塩ストレス耐性を評価した。また、ダンチクの高い塩ストレス耐性に寄与している遺伝子を単離するため、出芽酵母を宿主としたcDNAライブラリーを作成した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
曽利 仁 氏

津山工業高等専門学校
講師
水田除草ロボットの実用化に向けた応用技術の検討 本研究では、提案する除草ロボットの実用化に向けた必要な応用技術の検討として、水田の畔を検知した後の走行制御アルゴリズムの開発を目的としている。 PDF(0.27MB)
髙谷 雄太郎 氏

独立法人
産業技術総合研究所
東京大学大学院
工学系研究科
システム創成学専攻
産総研特別研究員・客員研究員
CO2貯留層内でドーソナイトは形成されるか?
「CO2地中貯留の高精度安全性評価に向けた実践的研究」
本年度は、仮説を設定しドーソナイトの合成実験を行った結果、自然界に普遍的に存在する物質のみからドーソナイトを合成することに成功した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
田中 文章 氏

石川工業高等専門学校
電気工学科
助教
水中高電圧放電を利用した都市鉱山より回収した廃基板のリサイクル技術の研究 本研究は、水中でパルスパワー技術を用いて放電を発生させ、水流での放電と衝撃波を組み合わせることで、廃基板から金属を回収する手法を研究している。 研究者のご都合により掲載しておりません。
峠 嘉哉 氏

京都大学大学院
工学研究科 社会基盤工学専攻
大学院生
アラル海流域の灌漑地水管理の実態調査と持続可能な管理への提案 本研究では、中央アジアの灌漑システムの実態加盟を目的とした2種類の現地観察を行った。一つ目は、ウズベキスタンの試験農場における灌漑地への取水量の観察で、取水用の水路に水位計を設置した。二つ目はウズベキスタン国内に点在する水域で気象観測とバルク法による蒸発量の推定を行うとともに流域に点在する水域に関する調査を行った。 研究者のご都合により掲載しておりません。
藤井 佐織 氏

同志社大学大学院
理工学研究科
数理環境科学専攻
生命環境保全研究室 
研究員
枯死根分解に果たす土壌動物群集の機能の定量的評価 本研究では、落葉と枯死根の分解に対する土壌動物の寄与率を様々な樹種について網羅的に定量化した。樹種には、温帯林の代表的6樹種(落葉樹:コナラ・コシアブラ・ネジキ、常緑樹:アラカシ・ソヨゴ・ヒノキ)を用い、リターバック法によりリター分解過程を約1年間にわたって追跡した。 研究者のご都合により掲載しておりません。
三好 伸一 氏

岡山大学大学院
医歯薬学総合研究科(薬学部)
教授
地球温暖化にともない拡大が危惧される水環境のコレラ菌汚染に関するインドと日本における比較調査研究 本研究では、コレラ菌の休眠型細胞を検出するこれまでの研究成果を用い、水環境の定量的調査を行った結果、水温の上昇や水質汚濁の進行が、コレラ菌による水環境汚染の拡大の原因となる可能性は否定できないが、水環境汚染の拡大には複数の環境要因が相互に関連しているものと考える。 PDF(3.59MB)
森本 哲夫 氏

愛媛大学
農学部
教授
ゼロ・エネルギー低温貯蔵庫の開発 本研究では、新素材および新技術を活用して、電気をほとんど使わないで青果物を低温貯蔵できるゼロ・エネルギー低温貯蔵庫を開発した。 PDF(4.78MB)
山本 健太郎 氏

鹿児島大学大学院
理工学研究科
海洋土木工学専攻
助教
火山噴出物と鉄鋼スラグなどを有効活用した藻場造成材の開発とその実証試験 本研究では、桜島火山灰と産業廃棄物リサイクル材を用いて、低環境負荷型となる環境にも優しい藻場基盤材を開発することができた。三か月経過のモニタリングでは、鉄分を練り込んだ試験体において他の試験体よりも、海藻の入植が明らかで、生育が早いことなども確認できた。 研究者のご都合により掲載しておりません。

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平成23年度(第14回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
宇都宮 聡 氏

九州大学大学院
理学研究院化学部門
准教授
福島土壌汚染の改良のための土壌中セシウム化学状態顕微解析 本研究で、福島土壌中の各深度におけるCs存在状態を顕微スケールで精密解析することにより、Cs濃集鉱物相同定、濃度、または化学状態に関する正確なデータを提示できる。その結果は、近い将来に必要な環境修復プロトコル開発に対して重要な基礎情報となり、汚染土壌改善という大規模なタスクに貢献できる。 PDF(1.94MB)
岡島 賢治 氏

三重大学大学院
生物資源学研究科
共生環境学専攻
講師
農地石垣の強度・崩壊要因解明と生態系保全機能計測 本研究では、良好な農地石垣と不良な農地石垣を選別し、局所的な気象に対してそれぞれの農地内石垣にどのような外力が作用するかを、縦断方向に対して間隙水圧計を用いて計測する。これらの観測により、これまでの研究で得られた被災要因の検証、農地石垣の強度メカニズムの解明及び崩壊過程の解明や防災工法などを提案可能となる。 PDF(2.22MB)
奥山 隼一 氏

京都大学大学院
情報学研究科
特定助教
センサ情報に基づく絶滅危惧種アオウミガメの行動圏と生息地利用の解明 本研究では、バイオロギング技術を用いて、沖縄県八重山諸島海域に棲息するアオウミガメの行動圏とその生息地利用目的を明らかにする。この研究成果は、定置網等の漁具との重複具合を測ることで、ウミガメ類の減少要因の一つである混獲の危険性を予測することにつ繋がり、混獲回避策の立案に貢献すると期待される。 PDF(1.33MB)
岸 和央 氏

筑波大学大学院
生命環境科学研究科
博士後期
課程3年
扇状地における自噴帯を利用した伝統的水利用システムの解明と持続可能な水利用システムの構築 本研究は自然科学、人文科学の観点から自噴地下水を利用した伝統的水利用を持続可能なシステムとするメイカニズムを明らかにすることで、「21世紀環境立国戦略」にも掲げられる、自然の恵みを享受し、叡智と伝統を生かした自然との共生に貢献できる。 研究者のご都合により掲載しておりません。
佐々木 千鶴 氏

徳島大学大学院
ソシオテクノサイエンス研究部
助教
未利用木質資源からの効率的なバイオ燃料の生産に関する研究 本研究では、未利用木質資源として、里山を荒らすことで有効利用法を模索されている竹を用い、竹からセルロースを効率的に取りだし、これを酵素法により糖化し、糖化により得られたグルコースをブタノール発酵菌であるクロストリジウム菌により発酵させ、ブタノールの生産を行う。 研究者のご都合により掲載しておりません。
上村 真由子 氏

日本大学
生物資源科学部
森林資源科学科
助教
森林における落葉の無機化・細片化過程の解明 本研究は、落葉1枚単位を対象とした分解実験と、並行して行うCO2放出量の測定から、分解による消失量に対して、無機化と細片化速度を分けて評価する。樹種や気象条件の違いがこれらの速度に及ぼす影響を明らかにする。 PDF(505KB)
鈴木 利孝 氏

山形大学
理学部地球環境学科
教授
地球温暖化を加速する雪面アルベド低下と雪の汚れの関係 本研究では、山形県の積雪地において雪面アルベトと積雪中粒子量の同時測定を行い、両者の相関性を明らかにすること、北半球氷河コアに記録された粒子量の鉛直分布を測定し、その結果にアルベト-粒子相関関係を適用して、北半球氷河上での過去1000年にわたるアルベト変化を復元することを目的としている。 PDF(4.06MB)
鈴木 祐麻 氏

山口大学大学院
理工学研究科
環境共生系学域
循環環境工学科
助教
ジーンズを用いた湖水からの大腸菌の除去
-途上国への適用を念頭において-
本研究では、宇部市の常盤湖の湖水に大腸菌を添加した汚染湖水をジーンズでろ過し、ジーンズのメッシュサイズ及びジーンズの折り畳み回数が大腸菌の除去率に与える影響を検討する。 研究者のご都合により掲載しておりません。
高橋 純一 氏

京都産業大学
総合生命科学部
准教授
在来マルハナバチの人工増殖とそれを用いた環境調和型ポリネーション技術の開発 本研究では、外来種に代わる授粉昆虫として在来マルハナバチ類の実用化を目的とした室内大量増殖法とDNAマーカー育種による選抜育種法に関する研究を行う。 研究者のご都合により掲載しておりません。
谷本 潤 氏

九州大学大学院
総合理工学研究院
エネルギー環境共生工学部門
教授
低炭素都市デザインに資する効率的な風通しと熱・水蒸気・ガス拡散のための都市空間構成手法の開発 本研究開発では、われわれのグループで開発してきた、きわめてユニークな実験方法である全抗力直接測定法と塩分濃度法・濾紙蒸発法とを適用した高精度の実験データセットに基づき、実際の複雑都市形状を反映した都市-大気間の運動量と熱・スカラー交換係数と普遍的にモデル化する。 PDF(4.36MB)
中川 弥智子 氏

名古屋大学大学院
生命農学研究科
准教授
東南アジア熱帯雨林における木材腐朽菌の垂直分布 本研究では、マレーシア・サラワク州・ランビルヒルズ国立公園内の熱帯雨林において、林冠に容易にアクセスできる調査用クレーンを使い、菌類でも特に分解への寄与が高い木材腐杤菌の垂直分布を規定する要因を特定する。 PDF(1.58MB)
畑 啓生 氏

愛媛大学大学院
理工学研究科(生物系)
助教
養殖場人工基盤に成立したサンゴ群集を用いた周辺サンゴ礁の再生と、養殖場の影響評価 本研究では、養殖場ロープ上と周辺海域のサンゴ群集や環境条件の変動をモニタリングし、ロープ上サンゴが周辺サンゴ礁の再生のために幼生の供給源や移植のドナーとして果たす役割を明らかにする。さらに詳細な安定同位体解析を行い、このサンゴと養殖場との栄養塩のやりとりを追跡し、これらのサンゴによる栄養塩の除去効果の有無を明らかにする。 PDF(2.78MB)
保田 諭 氏

北海道大学大学院
理学研究院化学部門
講師
単原子レベルでの触媒活性サイト制御導入と高機能燃料電池カーボン触媒の開発 本研究では、触媒活性元素を含む芳香族分子を基板表面上に自己組織化配向させ加熱重合反応させる。これにより、触媒活性サイトの空間的位置や密度、数量が厳密に制御されたグラフェンシートを合成する。触媒基板表面上を炭素源分子の配向性や固相反応活性制御のテンプレートとして活用することで、触媒活性点となる異種元素置換構造の厳密制御合成の技術を確立する。 PDF(1.89MB)

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平成22年度(第13回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
浅見 佳世

兵庫県立大学
客員准教授
洪水時のレフュージアに着目した礫原植生の維持機構の解明
~礫原の生物多様性の保全をめざして~
本研究は、洪水時を含む数カ年にわたる現地調査結果をもとに、①植生動態の解析、②三次元流の数値解析、③洪水時の画像解析によって、礫原植生の維持機構を解明するものである。 PDF(1.14MB)
天尾 豊

大分大学
工学部応用化学科
准教授
二酸化炭素とバイオマスを原料とした人工光合成型ソーラー燃料生成系に関する研究 本研究は、木材廃棄物等に含まれるセルロースを代表とした多糖類を主成分としたバイオマスの二酸化炭素を原料とし、光エネルギーと生体機能分子を利用して、水素及びメタノールを効率良く同時に生産可能なバイオマス・二酸化炭素を原料としたソーラー水素・アルコール変換システムの確立を目指す。 PDF(168KB)
岩崎 貢三

高知大学
農学部
教授
ベトナム・ハノイにおける廃棄物処分場周辺の農耕地土壌の保全と安全な食料生産環境の創造 ベトナムでは、廃棄物は、一般廃棄物と産業廃棄物が分別されることなく処分場に運搬され、埋め立てられている。そこで本研究では、ハノイにおける安全な食料生産環境の創出に寄与することを目的に、廃棄物処分場周辺の農耕地土壌および河川低質を対象に、有害元素含有量を明らかにし、廃棄物処分場を点源とする汚染分布を明らかにすることを目的とした。 PDF(264KB)
大園 享司

京都大学
生態学研究センター
准教授
14C年代測定法を用いた粗大枯死材の分解速度推定法の開発 本研究は、放射性炭素同位体比の測定により粗大枯死材の枯死年を推定し、それに基づいて粗大枯死材の分解速度を評価することである。放射性炭素同位体に基づく年代推定法は14C年代測定ともよばれ、古代遺跡の年代推定などに用いられて威力を発揮している。これを森林における粗大枯死材の分解研究に応用する。 PDF(571KB)
太田尾 朋子

千葉大学大学院
園芸学研究科
環境園芸学専攻
緑地環境学
大学院生
緑化植物コマツナギ(indigofera psedotinctoria)の緑化輸入個体の在来個体群への影響 本研究は、日本において法面緑化に使用されたコマツナギ外来系統が在来コマツナギと同一種であるか解明するとともに、外来系統の侵略性、形態的特徴の把握、再来個体群への遺伝子汚染など遺伝的影響を把握することを目的とする。 研究者のご都合により掲載しておりません。
小山 敦士

慶應義塾大学大学院
政策・メディア研究科
大学院生
木質バイオマス有効利用と経済的持続性の観点からみた循環システム構築 本研究では、福島県双葉郡川内村周辺を対象に、昨年度から木質バイオマスの利用拡大や森林資源を活用した持続可能な町づくり方策の為に、まずリモートセンシング技術を用いたバイオマス賦存量の算出、民生家庭レベルのバイオマス需要調査の必要性を感じ研究を進めた。本年度は、将来的なソーシャルベンチャー(木質燃料流通業者)の設立を念頭に、木質バイオマスの需要と供給のマッチングを図る、サービサイジング事業のビジネスモデル提案を目指したい。 PDF(488KB)
鈴木 康平

筑波大学大学院
生命環境科学研究科
大学院生
モンゴルにおける生物多様性を考慮した現地牧民主導の実践的草原管理方法の構築 本研究では、モンゴル・アルタイ地域において、放牧傾度による群落種組成の変化と各群落種組成でのバイオマスおよび生物多様性を明らかにすることにより、生物多様性を考慮した現地住民主導の実践的草原管理方法を構築することを目的とする。 研究者のご都合により掲載しておりません。
高橋 三男

東京工業高等専門学校
物質工学科
教授
小・中学校を対象とした地球環境教育を促進させる教材開発と展開研究 簡易型酸素センサキットを使って身の回りの酸素に関わる自然現象を計測できる教材を開発し、生徒一人ひとりが体験する自然現象を通して「地球とは何か」「環境とは何か」について自ら考えることで思考力が育成され、「地球にとってよりよい環境とは?」の問題に対して創造性・魏創生を育む生徒達が育成されることを目的としている。 研究者のご都合により掲載しておりません。
寺崎 寛章

福井大学大学院
工学研究科
システム設計工学専攻
大学院生
筒型太陽熱淡水化装置(TSS)の費用対効果に基づく最適設計 研究目的
・トラフ内の水深と日造水量の定量評価及び定式化
・異なる大きさのTSSのコスト費用と水単価の定量評価および定式化
研究者のご都合により掲載しておりません。
唐 常源

千葉大学大学院
園芸学研究科
教授
近郊湿地公園における硝酸態窒素浄化機能の再評価に関する研究 本研究で選ばれた千葉県市川市の谷津公園はかつて水田地帯であり、都市発展に伴って、農業の生産場から市民休憩の場に変わってきた。しかい近年、谷津での湧水の硝酸イオン濃度が上昇し、湿地自然浄化能力を超え、その生態サービスシステムがうまく機能できなくなった。そこで、本研究は都市河川水循環の観点から、谷津公園における窒素飽和を注目し、湿地の自然浄化機能を再強化することを目的とする。 研究者のご都合により掲載しておりません。
Nishihara,Gregory N.

長崎大学
環東シナ海海洋環境資源研究センター
助教
地球温暖化が亜熱帯海草群落の炭素固定能力に与える影響 本研究は、温暖化が進行する過程における海草の生産性や二酸化炭素固定能力の変化を把握することを目的とし、将来の環境における海草群落の炭素吸収能力、環境変動抑制効果を予測することを最終目的とする。 研究者のご都合により掲載しておりません。
羽賀 浩一

仙台高等専門学校
地域イノベーションセンター
教授
自然エネルギーのみによる海水の淡水化と
汚水の純化に関する研究
本研究は自然エネルギーである太陽熱と風力のみを利用して高効率に海水の淡水化及び汚水の純化を達成する装置を実現するものである。 PDF(1.22MB)
古屋 正人

北海道大学大学院
理学研究院 自然史科学部門
地球惑星ダイナミクス分野
宇宙測地学研究室
准教授
衛星SARデータで定量化するチベット高原の山岳氷河の時空間変動 クンルン山脈の千田地方において2008年3月に起きたマグネチュード7.1の地震にともなう地殻変動を合成開ロレーダー(SAR)を用いて解析していたところ、偶然にも近隣の山岳氷河での顕著な流動が検出された。解析期間や領域をより拡張すれば、クンルン山脈の山岳氷河の季節変化から年々変動をSARのデータから定量化する。 PDF(1.54MB)
和田 茂樹

筑波大学
下田臨海実験センター
助教
二酸化炭素の海洋隔離における海藻の役割の定量的評価
-海藻類の溶存態有機物の分布特性と輸送過程から-
大気中の二酸化炭素の増加は、地球温暖化などの深刻な気候変動を引き起こしている。本研究では、沿岸域において熱帯雨林に匹敵する光合成生産量を有する海藻類が、多量の難分解性溶存態有機物(難分離性DOM)を放出することに着目し、難分解性DOMの輸送過程の解明から海藻類の炭素吸収能の評価を行うこととした。 PDF(359KB)
佐々木 寧

特定非営利活動法人
河川生態市民モニタリング研究会
理事
堤防強化の機能性を有したポンプ植物の植栽 現在各地の河川堤防では、堤防強化事業が進められ、堤防は大型化、緩傾斜化し広大な斜面が現出している。しかし。そのノリ尻では大量の水が染み出し、土壌を軟弱化させている。ここに欧州で伝統的手法として使われているポンプ植物で樹林化をはかり、堤防強化という機能性を有し、地域景観に合致した森を育成する。 PDF(1.03 MB)
舛本 哲也

NPO法人 グリーンワーク
会長
環境に配慮した建物(屋上緑化など)の研究事例発表 地球環境問題を建物から考え、環境配慮型の建物の普及とその意義を市民に周知させることを目的とします。 PDF(1.58MB)

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平成21年度(第12回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
増田 隆一

北海道大学大学院
理学研究院自然史科学部門多様性生物学分野
准教授
外来種の遺伝的多様性解析法の開発と環境保全への応用:ハクビシンをモデルにした外来種対策の新展開 本研究では、日本の外来種と考えられるハクビシンを対象とし、分子遺伝学的手法を導入して、その起源を解明すること、ならびに、地域集団の遺伝的多様性を評価する分析技術を確立することを目的とした。 PDF(516KB)
吉藤 奈津子

九州大学大学院
農学研究院森林資源科学部門 附属演習林
学術研究員(特任助教)
東南アジアの熱帯落葉林における展葉・落葉時期の時空間分布の解明 本研究では、落葉によるNDVI低下とノイズによる低下を判別する独自のアルゴリズムを広域に適用することにより、「東南アジアの熱帯落葉林におけるフェノロジーの年々変動の実態と変動の要因を広域的に明らかにすること」を目的とする。 研究者のご都合により掲載しておりません。
鬼倉 徳雄

九州大学大学院
農学研究院
助教
都市型河川をモデルとした安定同位体解析による人為的インパクトの評価 本研究の目的は、淡水魚類およびその餌生物を指標とした環境評価技術の基礎的な知見を集積し、それらを統合した評価手法を確立する、都市型河川をモデルとした河川生態系の生物機能への人為的インパクトを評価し、人間活動との関連性を解明することである。 PDF(797KB)
佐野 哲也

東京大学大学院
新領域創成科学研究科
自然環境学専攻
客員共同研究員
常緑広葉樹林帯と落葉広葉樹林帯の移行域の適切な保全と管理に向けた体系的な地上観測手法の開発と適用 -スダジイ林の太平洋側北限、阿武隈高地南東部を例に- 本研究は太平洋側の常緑広葉樹林帯と落葉広葉樹林帯の移行域に当たる阿武隈高地南東部を対象として、気候・立地環境・過去に受けた人為干渉の強度やそれが停止してからの時間等を考慮した総合的な森林構造観測手法の開発。標高に沿った森林分布を決める温度環境要因の再検討、標高・立地環境傾度に沿った森林の二次遷移の評価を行い、この領域に存在する森林の実態と成立要因を解明する。 研究者のご都合により掲載しておりません。
福島 慶太郎

京都大学
フィールド科学教育研究センター
特定研究員
緯度系列で見たモウソウチクの形態的可塑性:各地域でのモウソウチク拡大戦略 本研究ではとくに気候条件の違いに着目し、降水量や気温が異なり、可能な限り地形や地質をそろえたモウソウチク林を対象に、葉や稈の生理的特徴を広域比較し、環境傾度にそったモウソウチクの形態的可塑性を明らかにする。 PDF(275KB)
丸岡 照幸

筑波大学大学院
生命環境科学研究科
准教授
越境大気汚染物質の到達量評価のための多元素同位体比分析 本研究では、海塩成分の分離のために硫酸イオンの硫黄同位体比に加えて酸素同位体比の分析を行い、正確に大気汚染物質の影響を評価できるようにする。連続フロー型質量分析計を用いる新手法を取り入れ、微小量での酸性降下物に含まれる硫酸イオンの硫黄・酸素同位比分析を行い、その起源を高精度に評価する方法を確立する。 研究者のご都合により掲載しておりません。
森谷 克彦

鶴岡工業高等専門学校
助教
光化学溶液堆積法によるCu2ZnSnS4薄膜作製時のデキストリン添加による影響 本研究では非真空プロセスである光化学溶液堆積法により薄膜太陽電池を作ることで超低コスト薄膜太陽電池を実現することを最終的な大きな目的、目標とし、まずは心臓部である光吸収層CZTS薄膜の高品質化を図るために、めっき法で有効であったデキストリン添加の影響を調査し、その有効性を確認することを目的とした。 PDF(125KB)
加藤 義隆

大分大学
工学部機械・エネルギー工学科熱工学研究室
助教
温泉等の低温熱源で駆動する普及可能なスターリングエンジンの開発 温泉等の熱をエネルギーに発電が可能なスターリングエンジンの開発を目的にする。スターリングエンジンは、外部の温度差から熱エネルギーを得て動力を発生するもので、玩具であれば数℃程度の温度差で駆動した実績もある。小さな温度差で駆動した実績のある玩具を再設計し、低温度差スターリングエンジンを実用的な原動機として機能させるために必要な課題抽出を行う。 PDF(170KB)
近藤 満

静岡大学
機器分析センター
准教授
カプセル分子内への捕捉を利用した硝酸性窒素除去法の開発 申請者は、これまでに、硝酸イオンと同様、水溶液中からの除去が不可能とされた過塩素酸イオンを分子カプセルを用いて除去することに成功してきた。本研究課題では、これまでに確立してきた技術を基に、水溶液から硝酸イオンを高選択的に沈殿除去する、硝酸イオン除去剤を開発することを目的としている。 PDF(177KB)
多川 正

高松工業高等専門学校
建設環境工学科
准教授
さぬきうどん製造廃水の経済的浄化システムの開発 本研究では、小規模なうどん店から排出される製造廃水を安価で、汚泥などの廃棄物をださない、経済的さぬきうどん製造廃水処理装置・技術の確立を行う。 PDF(497KB)
一柳 錦平

熊本大学大学院
理学部自然科学研究科
准教授
地球温暖化によって台風水蒸気の起源海域はどう変わったか? 研究代表者は、「同位体雲解像モデルの開発と台風への適用」によって、台風の最発達期における降水と水蒸気の水素・酸素安定同位体比を世界で初めて観測し、その変動を明らかにした。そこで、本研究ではさらに観測事例を増やして、発生期から衰退期についても台風内部の降水同位体比の変化を一般化する。 PDF(2.96MB)
細谷 和範

津山工業高等専門学校
電子制御工学科
講師
岡山県吉井川流域における風場環境調査 -現地観測による地域特有の風力エネルギー腑存量の推定- 本研究は、岡山県の津山市から瀬戸内海までを結ぶ吉井川流域について、かつて帆のついた高瀬舟が流域の風を利用して往来していたことをヒントに、地域に特有な風による風力エネルギーの腑存量を調べ、風力発電などの自然エネルギー回収技術の適用性を把握することを目的とする。 PDF(2.72MB)
大柿 久美子

東京工業大学大学院
総合理工学研究科 創造エネルギー専攻
教務職員
エネルギー環境教育による人の行動変化がもたらす環境負荷低減効果の評価 本研究は、一般家庭を対象とし、家族が食品の生産地や生産方法に関心を高めるようなエネルギー環境教育を実施する。その前後を通じて教育効果が行動に変化をもたらしたか否か、定量的な測定をおこなって行動変化を数値的に解析し、環境負荷低減効果を評価する。 PDF(186KB)
田中 貴宏

広島大学大学院
工学研究科社会環境システム専攻
准教授
都市計画関連業務を支援するための都市気候地図(クリマアトラス)のあり方に関する研究 本研究では地方自治体の環境・都市計画関連業務に対象を絞り、それらの業務を支援するための都市気候地図のあり方を提案することを目的とする。 PDF(234KB)
竹信 正敏

NPO法人日本ビオトープ協会中・四国地区
プロジェクトリーダー
馬洗川 人工ワンドにおける水辺植物の回復 目的
(1)河辺植物が豊かに覆う静水域特有の多様な生物が生息・生育できる場づくり。
(2)身近に自然と触れ合い、水辺の生き物を観察できる場の創出。
(3)維持管理作業などを通じて自分たちの手で、身近な自然を守り、また復元していく地域活動のネットワーク化を図る。
PDF(106KB)
田倉 徹也

福知山環境会議
代表
みどりのカーテンの普及活動・啓発ツールの作成 目的
(1)みどりのカーテンによる温暖化防止の効果を子供たちに楽しく分かりやすく親しみやすく伝えるための「ゴーヤソング」とみどりのカーテンの取組みを解説したDVDを製作し保育園・幼稚園・小学校などを中心に配布する。
(2)福知山市の目標である「みどりのカーテン家庭実施率日本一のまち」を周知し、全国のみどりのカーテン普及活動に寄与する。
PDF(2.4MB)

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平成20年度(第11回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
森 章

横浜国立大学
環境情報研究院
助教
高標高の森林生態系に与える地球温暖化の影響-大規模な森林火災に注目して- 研究対象は、ユネスコ世界自然遺産のひとつクートニー国立公園である。この地域では急速な温暖化に伴い乾燥化が進んでおり、大規模な山火事が頻発している。それは空前絶後の大規模な自然災害に思えるが、このような自然現象を単に災害として認識することは早計かもしれない。
本研究では、世界遺産の生態系に与える地球温暖化の影響を、森林火災に着目して明らかにする。
PDF(1.1MB)
細井 文樹

東京大学大学院
農学生命科学研究科
農学研究員
スキャニングライダーを用いた植物群落の3次元構造計測方法の開発 植物の二酸化炭素収支やバイオマス量を正確に推定するために不可欠な3次元構造の計測について、近年スキャニングライダーがさかんに活用されているが、詳細な3次元構造を計測する技術は確立されていない。
本研究では、植物群落の3次元構造を表す代表的指標である葉面積密度の垂直分布をスキャニングライダーにより正確に計測する方法を開発することを目的とし、その精度検証を行う。
研究者のご都合により掲載しておりません。
井手 淳一郎

島根大学大学院
生物資源科学研究科
教務補佐員
水系の水質形成過程における森林の水質浄化機能の検討 これまでの汚濁物質に関する研究は河ロ部において汚濁負荷量を評価する出口調査が主体であったため、森林に端を発した汚濁物質が下流域の水環境にどのような影響を及ぼしているのかについては不明である。
本研究では、河川の上流部で人為汚染の影響が強く、中流部で森林河川の流入がある水系を対象に、森林河川の流入前後で上流部からの汚濁水質がどのように変化するのかを水質と汚濁負荷量の両面から把握する。
PDF(629KB)
松島 未和

千葉大学
園芸学研究科土壌学研究室
助教
肥料木ヤシャブシの荒廃土壌における窒素固定の測定と緑化への応用技術の考案 ヤシャブシは根部に放線菌であり大気窒素の固定が可能なフランキア菌を共生させている。ヤシャブシは肥料木として認知されているがその能力を最大に活かす荒廃地での栽培法は確立していない。
本研究では、①アセチレン還元法と15N測定法によるヤシャブシ根粒の窒素固定能の測定、②苗栽培時のより良い生育のために投入する資材の選定とその影響の評価を行う。
PDF(173KB)
岸 智裕

東京理科大学大学院
薬学部薬学科環境科学研究室
修士課程 2年
廃棄物焼却により生成するダイオキシン類の低減化に関する研究:共存有機物の影響 高温焼却に関する諸問題を解決するためには、焼却炉でのダイオキシン類の生成そのものを削減することが課題である。
本研究では、焼却過程における共存有機物の存在量、種類および構造に着目して前駆体であるフェノール類からのダイオキシン生成抑制機構を解明する。また、フェノール以外の前駆物質についても比較検討し、その抑制機構を詳細に明らかにする。
PDF(455KB)
中嶋 秀

九州大学大学院
工学研究院応用化学部門(機能)
助教
有機ELを用いるオンサイト環境測定用マイクロ化学分析システムの開発 有害化学物質による環境汚染や、残留農薬・アレルギー物質等による食の問題が深刻になっているが、これらの物質を計測する従来の装置は高価なものが多いなど問題がある。
本研究では、安価で、簡便・迅速かつ高感度に測定できる、真にポータブルなオンサイト測定用マイクロ化学分析システムの開発を目的に、有機ELを光源とするマイクロチップ用蛍光検出システムを開発する。
研究者のご都合により掲載しておりません。
加藤 知香

静岡大学
理学部化学科
准教授
太陽光による海水からの水素製造を指向したレニウム置換ポリオキソメタレート担持酸化チタンの創成 太陽光により水から水素を発生させる可視光応答型光触媒材料の開発が進められているが、実用化には至っていない。これに対し、申請者らは無機分子色素を極微量担持した酸化チタンを用いることで、可視光照射による水からの水素発生に成功した。
本研究では、この無機分子色素担持酸化チタンを利用した太陽光による海水からの水素製造プロセスの実現化を目的としている。
研究者のご都合により掲載しておりません。
佐藤 茂

京都府立大学
生命環境科学研究科
教授
地球温暖化を抑制し化石燃料の使用を低減する緑化型バイオマス生産システムの研究 休耕地や耕作放棄地に短伐期ヤナギ林を育成し収穫物をバイオマス燃料とする「環境調和型エネルギー資源生産システム」を構想しており、平成20年に合計2000本を植栽、実証試験を開始した。今後栽培本数を増やし構想を実証するための労働力を必要としている。
本助成により、現地の農業者を雇用し、下草刈り・施肥・新たな栽培地の整備などの作業を行う。さらに平成19年度の収穫物の一般分析と燃焼試験を行う。
PDF(129KB)
加藤 泰浩

東京大学大学院
工学系研究科システム創成学
准教授
玄武岩による二酸化炭素固定のための実験的研究 二酸化炭素の地中への隔離・固定は、二酸化炭素問題の有力な解決策の一つとして注目されており、中でも、玄武岩層への固定は非常に有効である可能性が高いことが指摘されている。
本研究では、玄武岩試料を用いた水-玄武岩-二酸化炭素系の反応を室内実験によって詳細に解析・検討することで、二酸化炭素の玄武岩層固定の実現に向けた基礎的知見を得ることを目指す。
研究者のご都合により掲載しておりません。
芝田 育也

大阪大学
環境安全研究管理センター
教授
エネルギーを必要としない二酸化炭素の固定化法の開発 本研究では二酸化炭素の固定化と植物油体原料の有効利用法を開発し、有機材料の環境負荷の低い超効率的分子変換法を確立する。
エネルギーを使わずに炭酸ガスの固定を行い、その際植物由来原料である乳酸誘導体から医薬品中間体などを製造する方法を確立する。これは有用な化合物を作る分子変換反応である以上に、二酸化炭素の大規模固定反応につながる。
PDF(36KB)
阿久津 翔吾

静岡大学
理学部地球科学科
修士課程 1年
南半球マダガスカル島産バオバブに残る地球温暖化と人間活動の記録の精密復元 本研究では、樹幹記録の極端に少ない南半球の記録を求めて、マダガスカル、巨樹バオバブ樹幹と年輪を持つ他の樹幹との炭素14変動の年代対比方法を確立することを目的とする。そこで得られた南半球の大気炭素変動記録は、南半球の地域による違い、北半球との比較や大気の南北半球の大気循環モデルとの比較、巨樹年層の持つ大気環境変動記録をどこまで詳細に解読できるかについて明らかにできると考える。 研究者のご都合により掲載しておりません。
福重 真一

大阪大学大学院
工学研究科機械工学
助教
持続可能社会形成に向けたシナリオ生成システムに関する研究 持続可能性向けたシナリオ作成が盛んにになってきたが、現状のシナリオ研究には、さまざまな課題がある。
本研究では、直面する地球環境問題の解決に必要不可欠な持続可能社会に向けたシナリオ作成の新たな方法論を提案し、政策決定者や事業計画者から一般市民に至る幅広い立場の人々の合意形成に資するシナリオ作成支援システムの開発を行う。
研究者のご都合により掲載しておりません。
平野 照実

福岡グリーンヘルパーの会
会長
講演会「地球環境保全につながる地域の森づくり」の開催、及び2000本記念植林 市民参加により地域の森づくりのあり方を語り合うフォーラムと植樹祭を開催。九州大学伊都キャンパスに2,000本を植樹する。 PDF(298KB)
川口 邦彦

NPO法人 トンボと水辺環境研究所
理事長
五条川再生計画 コンクリート護岸の河川に岸辺や植栽地帯を設けることにより、瀬と淵を創出したり、生き物が生活史を送ることができる環境を整備する。また近隣小学校とともに水生植物の植栽活動に取組むなど環境教育を行う。 PDF(917KB)
中村 全博

“北海道”千年の森プロジェクト
理事長
北海道洞爺湖サミット記念植樹祭inおたる 朝里ダム湖畔園地に5,000本の北海道潜在樹木を植樹。前日には講演会を開催し、植樹の重要性などを学習し、またブース展や自然観察会を開催し、自然と触れ合う機会とする。 PDF(145KB)
服部 保

伊丹の自然を守り育てる会
会長
昆陽池水辺環境再生の一環としてヨシ原の再生に取り組む 市が実施予定の工事期間中に池の水位を低下させるのに併せ、範囲内にある特定外来種のナガエツルノゲイトウを除去した後ヨシマットを設置する。 PDF(284KB)

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平成19年度(第10回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
村山 憲弘

関西大学 
環境都市工学部
エネルギー・環境工学科
専任講師
アルミ再生工程で生じる廃棄物を原料に用いるリン酸アルミ系多孔性材料の創製 アルミ再生工程においてアルミドロス(以下ドロス)などの廃棄物が発生する。
本研究の目的は、ドロスを原料として、価値の高い機能性材料であり多孔性リン酸アルミ縮合物の1種であるAlPO4-5(以下アルポ5)を合成することである。単に効率よく合成するだけでなく、有害成分を含むドロス中の未反応物を核としてその粒子表面をアルポ5結晶のみで完全にコートすることを試みたものである。
研究者のご都合により掲載しておりません。
中野 伸一

愛媛大学
農学部 
物質循環生物学研究室
教授
アオコを摂食するアメーバの生態の解明とアオコ抑制技術への応用 湖沼における富栄養化が深刻化しており、アオコの大量発生が起きている。特にミクロキスティスのアオコは、時にはクロロフィル濃度として百ug1-1以上にも達し、強力な毒素を生産する。
本研究では、ミクロキスティスのアオコを摂食するアメーバにとって好適な環境条件、およびミクロキスティスの生理活性状態を解明し、ミクロキスティス増殖の人為的抑制のための基礎的な情報を得る。
PDF(266KB)
竹林 英樹

神戸大学大学院
工学研究科 建築学専攻
助教
上空気象データを用いたヒートアイランド対策技術導入効果の簡易評価方法の検討 ヒートアイランドの対策技術の開発は様々な分野で検討が進められているが、対策技術の評価方法が定まっていない。今後の技術普及、適材適所の選択、より良い技術の開発に向けて、対策技術導入効果の評価方法を整備する必要があると考えられる。
本研究では、上空気象データを用いたヒートアイランド対策技術導入効果の簡易評価方法の開発を目的とする。
PDF(810KB)
大橋 友恵

福井大学
工学部
生物圏科学専攻
学士課程
ごみの減量化、再利用に取り組む環境教育の促進 生ゴミを入れることでミミズが分解し、肥料を作るというミミズを用いたコンポストの作成・導入・持続を行う。これにより、ごみの減量化や天然肥料の作成ができる。さらにミミズの生態や土壌の肥沃度を調査する。また、小学校に導入し食べ物の大切さや生態系の循環に関して学んでもらう。環境教育の手法を研究するとともに、マニュアルを作成し、より普及しやすいものへと転換を図る。 PDF(693KB)
松永 信博

九州大学大学院
総合理工学研究院
流体環境理工学部門
教授
生物化学的環境評価に基づいた諫早湾底泥の健康診断 有明海は九州最大の閉鎖性内湾であり、全域にわたり広大な泥質干潟を発達させている。
本研究では、諫早湾内の12地点において、未攪乱底泥をサンプリングし、底泥表面からの酸素消費速度を室内実験により明らかにする。また酸素消費速度の空間分布特性を明らかにする。さらに、底泥内の間隙水中の有機物量等を測定し、生物化学的環境評価に基づいた底泥健康診断を行う。
PDF(1.1MB)
頭士 泰之

横浜国立大学大学院
環境情報学府
環境リスクマネジメント
博士課程前期院生
フッ素系アルキル化合物による環境汚染の歴史的変遷の解明 フッ素系アルキル化合物が人間はもちろん、極圏に住む野生生物まで汚染していることが判明している。
本研究では、東京湾の堆積物コアを対象として多数のフッ素系アルキル化合物の分析を行い、過去50年以上にわたって使用されてきた一連の化合物における水系汚染の変遷を明らかにすること。さらに、その結果に基づいて、フッ素系アルキル化合物の環境放出量の歴史的変遷を推定することを目的とする。
研究者のご都合により掲載しておりません。
近江戸 伸子

神戸大学
人間発達環境学研究科
准教授
環境電磁波による植物成長の影響に関する研究 近年、電化製品の使用によって生じる環境電磁波が、生活を取り巻く環境問題として注目を集めている。
本研究では、制御された環境下において携帯電話が発する電磁波をモデル植物であるシロイヌナズナに人工気象器の中で、播種後から開花ならびに結実過程に連続照射し、各植物成長を記録し測定する。これによって、環境電磁波が植物体の成長にどのような影響を及ぼすかについて、科学的に評価する方法を確立する。
研究者のご都合により掲載しておりません。
倉光 英樹

富山大学大学院
理工学研究部
講師
土壌由来天然有機成分を利用した新規水処理剤の開発 水を汚染している原因物質は多様であるため、全ての有害成分を除去しようとする処理が極めて煩雑となる。よって、不特定多種の汚染物質を効率的かつ簡便に除去することのできる新材料の開発が求められている。
本研究では、天然有機物である腐植物質の持つ優れた特性に着目し、多様な有害物質を一度に処理可能な新規水処理剤の開発を行う。
PDF(303KB)
岩本 信司

京都大学大学院
工学研究科
物質エネルギー化学専攻
助教
可視光応答型光触媒による水中硝酸イオンの浄化処理 地下水に含まれる低濃度の硝酸イオンは、ヘモグロビン血症、糖尿病などの原因となることから、世界中で大きな問題となっており、その効果的な除去策が急務の課題となっている。
本研究では、簡易で効果的な硝酸イオン浄化システムの構築を目指して、可視光応答型光触媒による硝酸イオンの光触媒還元について研究を行う。
研究者のご都合により掲載しておりません。
岩花 剛

北海道大学大学院 
工学研究科
特任助教
日本の山岳永久凍土環境の監視 日本列島はその経度における永久凍土分布の南限である。低い緯度に存在する永久凍土は、山岳永久凍土として微妙な地表面熱収支の下その存在が維持されており、最も地球規模の温暖化の影響を受けやすい環境にあるといえる。
本研究の目的は山岳永久凍土上の気象環境を定量的に観測し、地球規模の気候変動が山岳環境に及ぼす影響を長期的に据える基礎を構築することである。
PDF(329KB)
高橋 正知

九州大学大学院
農学研究院
水産増殖学研究室
学術特定研究者
黒潮親潮移行域におけるウナギ目レプトケパルス幼生の分布特性と環境変動との対応に関する研究 近年、水塊構造の経年変動を把握するために、様々なプランクトンの指標性が世界的に注目されている。
このような環境、モニタリングの指標として、ウナギ目魚類のレプトケパルス幼生を提案しており、本研究は、これまでの成果にさらに3年分のデータを加え、移行域における葉形仔魚の分布特性と海洋環境との対応について、より詳細に明らかにするものである。
PDF(904KB)
胡 柏

愛媛大学
農学部
教授
転作田をバイオエタノール原料生産に活用するための事業化条件に関する研究 バイオエタノールはCO2削減の有望な代替エネルギーとして注目されているが、その利用拡大を図るに当たり、原料となる食料資源の確保と採算性問題が重要な課題となる。
本研究は、米生産に利用されていない転作田をバイオエタノールの原料生産に利用する場合の経営経済的可能性と事業化条件を検証分析し、効果的な利用推進体制・政策支援のあり方を提示することを目的とする。
PDF(1.6MB)
市井 和仁

国立大学法人 
福島大学 
共生システム理工学類
准教授
熱帯雨林における炭素循環モデルの向上 熱帯雨林は炭素蓄積量や炭素収支の大きさから、地球温暖化問題において非常に重要な役割を果たす。しかしながら、観測データ不足等のため不確定性が高い。
本研究は、熱帯雨林の炭素循環モデリングを向上させるために、フラックス観測・リモートセンシング・陸域生物圏モデリングの3手法を用いて、統合的にアプローチする。
PDF(229KB)

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平成18年度(第9回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
中川 昌人

大学共同利用機関法人
人間文化研究機構
総合地球環境学研究所
プロジェクト研究員
分子生態学的アプローチによる亜熱帯照葉樹林の森林更新プロセスの解明 西表島の亜熱帯照葉樹林の主要構成種であるオキナワウラジロガシを対象として、野外集団の遺伝構造の解析を行う。精度の高いDNA分子マーカーを用いて個体の遺伝的組成や血縁関係を評価することで、集団の維持・森林更新のプロセスを解明することを主たる目的とする。また、集団内で遺伝的多様性がどのように保持されているのかについても検討し、亜熱帯照葉樹林の保全に向けた提言も行う。 PDF(289KB)
酒井 絢也

北海道大学大学院 環境科学院
生物圏科学専攻 修士1年
北海道の山地湿原における植生と環境要因について 学術的な研究の乏しい山地湿原においてその生態系を理解する一助として植生パターンと環境要因について研究を行い評価する。調査地は北海道大学雨龍地方研究林の最北部に位置するクトンベツ湿原で行う。調査方法は湿原域に約400の調査区を設け、植生調査、地盤測量、水位観測水質調査を行い植生と環境要因の関係を明白にする。 PDF(326KB)
中村 達夫

横浜国立大学大学院
環境情報研究院 講師
植物のモノハロメタン放出に影響を与える環境因子の探索 モノハロメタンは、成層圏オゾンの破壊に寄与するハロゲン化合物で、そのうち塩化メチルのオゾン層破壊における寄与率はフロン類の1/4にも達する。年間約400万トンの塩化メチルが大気中へ放出されているが、このほぼ全てが自然由来である。
本研究は、植物からのモノハロメタン放出の環境応答性を明らかにするための技術開発、また生物学的アプローチからモノハロメタン収支、ひいてはオゾン層動態の理解への貢献を目的としている。
PDF(298KB)
塩出 大輔

東京海洋大学 海洋科学部
海洋生物資源学科 助手
ウミガメ類の定置網への入網と沿岸への来遊機構に関する研究 近年、ウミガメ類の個体数の減少が危惧され、その資源動向が世界的に注目されている。
本研究では、館山市周辺の定置網に入網するウミガメの入網時間、入網種などの情報を記録して、実態を詳細に把握する。さらに周辺の水温や海況を計測することで、ウミガメ類の入網と周辺環境要因との関係について検証。混獲の防止策構築のための基礎資料を得るとともに、本種の適切な保護管理策を検討する。
研究者の
ご都合により
掲載しておりません。
林田 和宏

木更津工業高等専門学校
助手
燃焼起源ナノPM生成特性と燃料性状との相関性の把握 自動車用エンジン等の燃焼装置から排出されるナノサイズ粒子(ナノPM)は、生体への危険性が極めて高い有害物質であるが、その発生機構は未だに十分に明らかにされておらず、排出量の低減に有効な具体策が見出されていない。
本研究では、燃料性状がナノPM生成特性に及ぼす影響の把握を目的として、種々の燃料の燃焼によるPAHSのレーザ計測を実施し、PAHSの生成や凝集の特性を系統的に調べる。
PDF(426KB)
森山 文基

琉球大学
遺伝子実験センター 技術補佐員
漫湖における土壌汚染物質濃度の時系列変化 漫湖は多くの水鳥の生息地であり国際的にも重要な渡り鳥の中継地であることから、ラムサール条約の登録湿地となっている。周辺は比較的都市部であるため、生活排水が流入している可能性があり、上流には農薬や工場排水の流入も考えられる。本研究では、堆積した土壌を採取し堆積速度を見積もり、上流から流れ込んできた土壌汚染物質濃度の時系列変化を測定する。 PDF(166KB)
大澤 隆文

東京大学大学院
農学生命科学研究科 修士課程
温暖化が山岳地におけるナラ林に及ぼす影響に関する保全遺伝学的研究 生物種の同標高域内および標高域間の遺伝的変異に関する情報は、温暖化が山岳の森林植物に及ぼす影響を予測し、これらの生物保全を考える上で重要となる。本研究では、山岳地におけるナラ林の遺伝的多様性および遺伝構造を、様々な標高域において把握することによって、温暖化が山岳ナラ林に及ぼす影響を推察する。 PDF(400KB)
大久保 晋治郎

京都大学大学院
農学研究科 地域環境科学専攻
森林水文学研究室
博士後期課程2年
森林における生態系(土壌・幹・葉)呼吸量の時空間変動評価に関する研究 本研究では、生態系呼吸量を土壌、幹、葉の3つのコンパートメントに分け、それぞれを自動開閉チャンバーを用いて連続観測を行うことにより、時系列変化を把握する。また、1本の木を切り倒し、各部分の幹、枝、葉の呼吸量を細かく測定することにより空間分布を把握する。同時にこれらの変動に対して季節変化をはじめとした環境要因がどのように影響を及ぼすかを評価することを目標とする。 PDF(189KB)
林 誠司

名古屋大学大学院 環境学研究科
地球環境科学専攻 講師
欧米に外来種として移入している東アジア原産肉食性巻貝アカニシ(Rapana venosa)の集団遺伝学的基礎研究 外来種が強力な捕食者であった場合、生態系や第一次産業に甚大な被害をもたらす。その例としてアクキガイ科の肉食性巻貝アカニシの非意図的な移入が世界各地で問題となっている。本研究では本種の自然集団を中心に集団遺伝学的解析を行うことによって遺伝的多様性と集団構造を明らかにし、移入地域における駆除方法の策定や、移入ルート・移入回数推定のための基礎データを構築することを目的とする。 研究者の
ご都合により
掲載しておりません。
久米 朋宣

九州大学大学院
農学研究院附属演習林福岡演習林
学術共同研究員
ヒノキ人工林の森林管理が下流の水資源量に与える影響評価方法の確立 放棄人工林のように荒廃した森林では、森林が本来持っているはずの水土保全機能が著しく損なわれるため、洪水や土砂流出、渇水といった下流の都市生活圏への様々な影響が懸念されている。
本研究では、地形の制約を受けない樹液流計測を放棄人工林に応用することで、日本で初めて放棄人工林の蒸発散量の解明を行う。また、得られた観測データをもとに、蒸発散量推定モデルを構築する。
PDF(1.7MB)
榎 牧子

東京海洋大学
海洋科学部 海洋環境学科 助手
ゴム廃棄・リサイクルのための放線菌によるゴム分解メカニズムの解明 本研究では、環境低負荷型の廃棄・リサイクルシステムへ応用することを目的として、汎用ゴムである天然ゴムとイソプレンゴムを分解する放線菌を用い、その分解メカニズムの解明にとりくむ。ゴム分解菌が菌体外へ代謝するゴム分解因子を特定することで、温和な条件におけるゴム処理システムの構築へつなげる。 PDF(52KB)
姫野 順一

長崎大学 環境科学部 教授

野本 幸治
長崎大学大学院 生産科学研究科
博士前期
環境評価法(多変量解析とコンジョイント)による里山森林の公益的価値の計測 本研究は、最近急速に開発されている環境評価法のうち環境の心理的・倫理的な公益的価値を評価できるとされている多変量解析と、対立する価値のトレードオフを解析できるとされるコンジョイント分析の二つの環境評価法に注目し、これを実施することで里山森林の公益的な価値の計測を試みようとするものである。 PDF(648KB)
石井 潤

東京大学大学院
農学生命科学研究科
保全生態学研究室 COE特任助手
ハイパースペクトルリモートセンシングを用いた湿生高草群落特性の評価技術 本研究では、ハイパースペクトルリモートセンシングを用いて、渡良瀬遊水地の湿生高草群落特性を把握する技術を開発することを目的とする。平成17年度に東京大学21COEプログラムの研究の一環で取得したハイパースペクトル画像データを用い、現地調査のデータとの関係について解析を行う。また、植生が連続的に変化することを考慮しながら植生タイプを分類し、各植生タイプを相互に明瞭に区別できるバンド比などの画像パラーメーターの有効性を検討する。 PDF(267KB)

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平成17年度(第8回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
枝重 有祐

愛媛大学 農学部森林資源学
助教授
未利用バイオマス資源の有効活用による森林の整備と資源循環型社会の構築 ペレットによるバイオマスの有効活用を柱とした環境負荷の少ない資源循環型社会について考慮する。そのために、木質を含む様々なバイオマスからペレットを製造してその性質と燃料特性を調べ、多用途利用に沿ったペレットの製造技術を確立する。燃料だけでなくそれ以外の用途の開発を目指してペレットの土地改良材や家畜用飼料としての適正を検討する。 PDF(323KB)
門脇 一則

愛媛大学 工学部電気電子工学科
電気エネルギー工学講座
助教授
パルスパワー放電を利用した長寿命オゾン水製造技術開発 水処理における塩素消毒の代替手法として、オゾン注入法が挙げられる。オゾン注入法は環境負荷の小さい水処理方法として期待されている。高速繰り返しパルス電圧の印加により引き起こされる水上沿面放電により、直接的にオゾン注入をおこなうという手法の有効性を調べる。 PDF(1.4MB)
角皆 潤

北海道大学大学院 理学研究科
助教授
安定同位体組成を指標に用いた環境試料中の微量有機塩素化合物の起源推定法開発 環境試料中の揮発性有機塩素化合物についてその分子毎の炭素安定同位体組成の定量分析システムを開発することを主目的とし、また開発した定量分析システムを用いて主要発生源における各化合物の炭素安定同位体組成を実測して指標としての有効性を検討したり、さらに四塩化炭素については、大気試料で高濃度が観測されているテスト地域において大気中における同位体組成を実測してその起源を考慮することも計画している。 PDF(295KB)
興野 純

筑波大学大学院 生命環境科学研究科地球進化科学専攻
講師
カドミウム溶出による環境汚染メカニズム解明のための岩石学的アプローチ 鉱山の閃亜鉛鉱から実際に溶出するカドミウムを岩石学的アプローチから研究し、カドミウムの土壌汚染メカニズムを解明することを目標としている。これまで、鉱物学的知識に基づき、硫化鉱物の鉱物化学特性について研究を進めてきた経験を活かし、本研究の主眼を、方鉛鉱(PbS)、閃亜鉛鉱(ZnS)の硫化鉱物中のカドミウムに設定し、研究地域も岐阜県神岡鉱山に絞って行う。 PDF(1.5MB)
久田 由紀子

九州大学大学院 総合理工学府
博士後期
課程
福岡都市圏の熱環境に及ぼす局地風の影響に関する研究 平成15年の夏以降に得られた観測データおよび福岡管区気象台にて取得されている風向風速のデータ等を解析し、局地風がヒートアイランド構造に与える影響を調べ、気温上昇抑制効果の定性的・定量的評価を試みる。また数値シュミレーションにより、局地風侵入特性と熱環境特性を明らかにする。 PDF(575KB)
山本 福壽

鳥取大学 農学部
教授
海面上昇にともなう陸域の塩濃度変化が低地湿原の森林植生に及ぼす影響 湿地林構成樹種に及ぼす塩濃度増加および水位上昇の影響を生理的に解析するとともに、湿原の植生分布と地下水位との関係、土壌中の塩分濃度の現状などについての生態的な調査を行い、海面上昇が湿地林に及ぼす影響を明らかにする。 PDF(1.5MB)
尾関 梨恵

京都大学大学院 地球環境学舎 沿岸域生態系保全論分野
博士課程
小アラル海の再生に向けての安定同位体による食物連鎖の解明 小アラル海の漁業の再生に向けて、食物連鎖を解明していくことを目的とする。漁業再生のためにはどのような環境整備などのアプローチが必要で、かつ適切なのかを議論し、提言していく。また、識別した食物連鎖の構造と水質を指標とし、ダム建設前後の水質と生物の動態を観察・比較することによって、ダム建設が小アラル海の生態系にもたらす影響を評価し、ダム建設事業に関連して、漁業再生に向けさらなる改善案を提案していく。 PDF(242KB)
浅川 晋

名古屋大学大学院 生命農学研究科 土壌生物化学研究分野
助教授
水田圃場に生息する新規なメタン酸化細菌の特性解明
-水田からのメタン発生低域への活用を目指して-
水田は温暖化ガスメタンの主要な発生源の一つであり、その発生源はメタン生成と酸化の正味の差であるため、メタン酸化細菌はメタン放出量の調節者として重要である。メタン酸化細菌は湖、湿地、海洋等の様々な水環境から分離されているが、水田生態系に生息する菌の種類についての情報は乏しい。このため、水田生態系の各部位から分離された新規のメタン酸化細菌について、その諸特性を解明し、水田からのメタン発生低減への活用を目指す。 PDF(821KB)
米谷 俊彦

岡山大学 資源生物科学研究所 
環境反応解析部門
教授
竹林と竹の稈の内部の気体濃度の動態の研究 高湿度、高炭酸ガス濃度の特異な気象環境が形成されている竹林内部のガス環境、特に炭酸ガス濃度、水蒸気濃度、酸素濃度の日変化、季節変化と稈や根の蓄積量の季節変化に着目して調査を進める。同時に、親竹、タケノコ、土壌からの炭酸ガス、水蒸気の放出量を測定して、それらが竹林内部のガス環境に及ぼす効果についても解析する。 PDF(446KB)
檀浦 正子

神戸大学大学院 自然科学研究科
博士課程
後期課程
新しいミニライゾトロンを森林土壌に適用した根の枯死生産量の測定 森林生態系の炭素循環において重要な部分を占めることは明確であるにもかかわらず、測定の困難さゆえに研究が立遅れてきた枯死再生サイクルを明らかにするための、手法の開発および測定を行う。 PDF(538KB)
今井 伸夫

東京農業大学大学院 農学研究科
林学専攻
博士後期
熱帯マングローブ林における炭素動態解明のための森林の生産性・分解性の評価 熱帯マングローブ林における炭素動態の解明に資するため、タイの発達した森林においてその生産性および分解性の評価を行う。特に、潮汐傾度に沿った種組成の変化にともなう、成長率や栄養塩類の利用効率の変化に注目し、マングローブ林の機能の空間的な変化パターンを明らかにする。 PDF(476KB)
渡邊 剛

北海道大学大学院 理学研究科
講師
地球温暖化に対する造礁性サンゴの応答 サンゴ礁の北限域に生息している造礁性サンゴの水温上昇に対する反応を評価するため、サンゴ礁からサンゴ小群体を採取・水温条件を変えた水槽で一定期間飼育および観察を行った後、サンゴ骨格の成長量と化学組成を分析する。サンゴ骨格には、成長過程での環境要因の変化、生理的変化、及び骨格形成過程が記録されるため、飼育条件をコントロールする事で、水温条件の変化に対する応答を詳細に検討することが可能である。 PDF(3.5MB)
林 在洙

名古屋大学大学院 環境学研究科
大学院生
過去2千年における風成塵フラックスと東アジアの気候変動 堆積物に含まれる風成ダストを用いて過去2千年における東アジアでの気候変動を高精度復元する。風成ダストの量と粒子の大きさは内陸の乾燥度と大気循環の変動によるものであることが知られている。この研究の結果を太陽活動(自然の要因)の変化と比較することによって、太陽活動の変化による大気循環の変動の仕組みが得られると期待している。また人為的な要因による気候変動の結果も得られると考えられる。 PDF(6.9MB)

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平成16年度(第7回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
松本恵子
東京農工大学連合大学院農学研究科博士課程
植物の葉面電位応答を利用した、植物生育状態の評価システムの開発 LEDパネルを利用した単波長光及びその組み合わせの光刺激を周期的に植物に与え、植物生体応答の信号として葉面電位を観測する。また、光刺激の他、土壌水分や大気湿度などの生育環境の変化に対する葉面電位応答を観測・解析する。更に、他の生理パラメーターとの関連性を検討する。 PDF(162KB)
山崎裕治
富山大学理学部生物学科助手
河川性動物における生息環境解明のための多重階層スケール解析 河川淡水域のみを利用する動物(淡水魚類、甲殻類など)における生息適地の解明を目指す。特に、河川を空間スケールで階層区分し、それぞれのスケールにおける生息地決定要因を明らかにするとともに、スケール間におけるカスケード構造の解明を目指す。また、異なる季節間で比較し、環境が変わることによる生息決定要因の変動を捉えることが可能となる。以上のように河川生物の生息パターンを多重階層的及び動的な観点で明らかにする。 研究者のご都合により掲載しておりません。
金尾忠芳
岡山大学自然生命科学研究支援センター助手
好酸性鉄酸化細菌の有機水銀分解能の検討と水銀汚染土壌修復への応用 鉄酸化細菌は二酸化炭素を同化し、鉄や還元型無機硫黄化合物を酸化してエネルギーを獲得する化学合成独立栄養細菌であり、多くの重金属が溶出しやすい酸性領域で良好に生育する。鉄=酸化細菌よりorganomercurylyaseの精製と遺伝子の単離を目指し、分子生物学的な視点から新たな水銀汚染環境の修復について検討する。 PDF(277KB)
高橋けんし
名古屋大学太陽地球環境研究所助手
黄砂粒子が日本付近の大気環境に与える影響の研究 中国大陸から日本付近に飛散する黄砂粒子の化学組成を、レーザーアブレーション・レーザーイオン化質量分析法により、リアルタイムに観測し、黄砂粒子が日本付近の大気環境に与える影響を解明する。 PDF(79KB)
上村繁樹
木更津工業高等専門学校環境都市工学科助教授
UASB-DHS法の組み合わせによる新規下水処理システムの開発-指標微生物の処理特性と不活化メカニズムの把握- 開発途上国向けの下水処理システムとして、UASBリアクターに、後段処理プロセスとしてのDHSリアクターを組合わせたシステムを開発した。その処理性能の評価として特に、本システムの衛生学的な安全性を確保する上で重要な因子となる大腸菌群などの病原菌指標微生物の動向を中心に調査する。 PDF(232KB)
今川朱美
京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻研究員
貯留雨水の生物化学的浄化システム~雨水利用の普及を目的として~ 雨水利用を普及させる上で問題となってるのが、貯留した雨水からの大腸菌群などの検出である。薬品での消毒により全ての菌を死滅させるのではなく、人体に有効な菌を生かしながら、悪影響を及ぼす菌のみを遺伝子のレベルで判別し、死滅へと誘導するシステムの開発を行なう。 PDF(634KB)
細淵勇人
京都大学大学院工学研究科環境地球工学専攻博士課程
建築熱環境シミュレーションに使用する天空放射輝度分布を考慮した日射量モデルの開発 高精度の熱環境シミュレーションを行なうことを可能とする天空放射輝度分布を考慮した日射量モデルの開発を行なう。 PDF(1MB)
田上公俊
大分大学工学部機械・エネルギーシステム工学科助教授
埋立地ガスを利用した効率的エネルギー回収のための基礎研究 埋立地ガス(LFG)は埋立地に蓄積された一般廃棄物の腐敗により生じ、その大部分はメタンと二酸化炭素から構成されている。LFGを燃料として利用することによりエネルギー回収と二酸化炭素量の削減を目指し、LFGの基礎燃焼特性を明らかにする。 PDF(815KB)
松村寛一郎
関西学院大学総合政策学部メディア情報学科助教授
日本における持続可能な観光形態のあり方に関する研究~屋久島での現地実習を通じて~
屋久島におけるなエコツーリズムのあり方を探る。日本全体に対して、エコツーリズム構想を広めてゆくための一石になることを期待している。
研究者のご都合により掲載しておりません。

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平成15年度(第6回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
伊藤雅之
京都大学大学院 農学研究科 地域環境科学専攻 森林水文学分野 修士課程
森林流域におけるメタンの吸収・放出機構に関する研究
本研究は、湿地域と斜面域でメタンフラックスを測定しメタンの放出・吸収が生じている部位の空間的分布を把握することにより、森林流域全体がメタンのシンクあるいはソースのどちらとして機能しているのかということの解明を目的としている。
PDF(326KB)
鵜川 信
東京大学大学院 新領域創成科学研究科環境学専攻自然環境コ-ス博士課程
酸性雨、侵入病害等による森林衰退現象と共生菌群集の多様性との関係の解明 本研究では、樹木と共生関係にある外生菌根菌から森林衰退現象の防止策の基礎となる知見を得ることを目的として、森林衰退と外生菌根菌群集の多様性の関係を明らかにする。 PDF(242KB)
河上強志
筑波大学 博士課程生命環境科学研究科 生物圏資源科学専攻
懸濁物質による水および底質間での農薬挙動に関する研究 本研究では、農薬を含む化学物質の水圏での移動媒体として重要視されている懸濁物質について注目し、その組成的特徴や農薬挙動への寄与を明らかにし、水-懸濁物質-底質系での農薬濃度変動に関する基礎的なデータの収集とそれに係髟マ動要因の解明を目的とする。 PDF(59KB)
知北和久
北海道大学大学院 理学研究科 地球惑星科学専攻 助教授
地球温暖化によるヒマラヤ氷河湖の急速拡大と決壊洪水の将来予測に関する研究 本申請は、1996年~2002年に調査された3つの氷河上の湖(ネパール国のツォー・ロルパ湖とイムジャ湖、ブータン国のルゲ湖)を研究対象として、数値実験によってこれらの湖盆拡大の推移を再現し、将来起こりうる決壊洪水の時期を事前予測することを目的とする。 PDF(252KB)
土谷彰男
広島大学 総合科学部 自然環境科学講座 助手
ライシメ-タ-を用いた人工降雨の浸透・蒸発にともなう土壌CO2濃度の変動に関する実験的研究 本研究では閉鎖チャンバー法では測定不可能で、モデル研究では見落とされている土壌水分の上下移動との関係を視野に入れて、地中CO2の濃度変化を人工降雨装置を装備したライシメーターを用いて計測することを目的とする。 PDF(177KB)
野村恭子
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境学専攻環境システムコ-ス松橋研究室 博士課程
京都議定書下の森林資源・バイオマスのマネジメントのための炭素・環境・資源統合評価モデルの検討 森林資源管理とバイオマス利用との2つのシステム(サブシステム)に着目し、岡山県真庭地区を事例に、炭素およびバイオマス資源のマテリアルフローと、炭素ストックのメカニズムを解明する。さらに、森林管理やバイオマス利用の活動による環境影響(正・負)を定量的評価する。次に、現状実態の把握作業に基づき、森林資源管理とバイオマス利用を炭素収支・環境影響・資源生産(有効利用)の側面から総合的にマネジメントするための統合評価システムを開発する。 PDF(67KB)
松口正信
愛媛大学工学部応用化学科 助教授
水晶振動子を利用した大気中の窒素酸化物簡易計測技術の開発
本研究では、窒素酸化物の高分子膜への吸着による重量変化を利用した、常温作動、低消費電力、小型で安価な「ポータブル窒素酸化物センサー」の開発を目的とする。 PDF(120KB)
渡辺 守
筑波大学 生物科学系 教授
絶滅危惧種ヒヌマイトトンボのミティゲ-ションにおける評価法確立の研究 これまでに、県と密接な連携をとりながら、本生息地におけるヒヌマイトトンボについて、成虫期と幼虫期の個体群パラメーターを調査するとともに、各種の環境要因を測定して、本種の生活環境を定量的に解明してきた。これらの結果を基礎として、来年度に完成した、新たに創設された生息地でも同様の調査を行ない、同時に行なった既存の生息地の結果と比較し、ミティゲーションの評価を行なう。 研究者のご都合により掲載しておりません。

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平成14年度(第5回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
金本 自由生
愛媛大学沿岸環境科学研究センター助手
亜熱帯海草藻場の年変動に関する研究 沖縄県石垣島南西岸に位置する名蔵湾沿岸で海草藻場の海草群集を形成する海草の種類ごとの分布を、1998年から最低年1回の調査を継続し、海草藻場の年変動のメカニズムを探ると共に、亜熱帯海域の海草藻場群落が、環境変動の指標として利用できるか、明らかにする。 PDF(885KB)
芝田 隼次
関西大学工学部化学工学科教授
石炭灰を原料とするゼオライトを用いた閉鎖性水域の富栄養化抑制技術の開発 本研究では、石炭灰の再資源化、閉鎖性水域の富栄養化抑制に関する新しい技術開発を行うことが目的である。具体的には、石炭灰をアルカリ水熱処理して合成されたゼオライトを付加価値化し、この生成物を用いて陽イオンであるアンモニウムイオンと陰イオンであるリン酸イオンを同時にかつ効率よく除去する方法を確立することである。 研究者のご都合により掲載しておりません。
惣田 訓
大阪大学大学院工学研究科助手
大阪湾環境共生型海上都市構想-自然学習村の土地利用計画と海水浄化能力の評価- 大阪湾の環境共生型都市(SuMaC)内の自然学習村の計画を具体化するための自然学習村WGを組織しようとしている。SuMaCに森・河川・海を含む自然学習村の土地利用を計画し、ラグーンの有する海水浄化機能を数値シミュレーションで評価することを目的としている。 PDF(165KB)
永瀬 裕康
大阪大学大学院薬学研究科助手
内分泌撹乱化学物質の生物処理システムの開発と廃棄物処分場浸出処理への対応。 太陽光を利用して独立栄養的に増殖することができる微細藻類を利用し、有機物をあまり含まない廃棄物処分場浸出水中のビスフェノールAを始めとする内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)を、生物的に処理するためのシステムを構築することを目的とする。 PDF(141KB)
橋本 伸哉
静岡県立大学助教授
大気中二酸化炭素減少のための植物プランクトン増殖手法のオゾン層破壊への影響予測 本研究の目的は、種々の海洋植物プランクトンを培養し、種毎に生成されるオゾン層破壊物質の種類とその量を正確に測定し、海洋で植物プランクトンを増殖させる方法が地球環境問題に貢献するか判断するための貴重な基礎データを得ることである。 研究者の
ご都合により
掲載しておりません。
福田 和代
九州大学大学院総合理工学研究所博士後期課程
短周期日射変動に伴う地上風速の応答特性 自然エネルギーを利用する際の問題点として、エネルギー供給がランダムに変化することが挙げられる。この問題は、気象現象が変化する以上避けられない問題であり、自然エネルギーを定常状態に保つことは不可能である。しかしながら、自然エネルギーの変動を定量的・統計的に解析することによって、自然エネルギーを有効に利用するシステムの向上へつながることは可能であろう。そこで、本研究では特に太陽光・風力エネルギーの変動について相互関係を調べることを目的とする。 PDF(225KB)

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平成13年度(第4回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
勝山 正則
京都大学 農学研究科地域環境科学専攻森林水文学研究室博士課程
森林流域のスケールの違いに着目した水質形成機構に関する研究 滋賀県の琵琶湖に流入する草津川源頭部に位置する桐生水文試験地(ヒノキ人工林)に斜面スケール(0.02ha)、小流域スケール(0.68ha)および流域全体スケール(5.99ha)の観測網を設け、土層内部の飽和不飽和水移動過程とそれらの水質形成機構を降雨時(数時間~数日の短時間スケール)、無降雨時(数ヶ月~数年の長期間スケール)をあわせて詳細に観測し、森林流域の渓流水質形成機構を解明することを目的とする。 PDF(98.6KB)
河野 小夜子
北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士後期課程
地域環境問題の総合モデルを用いた分析とシミュレーション技法の開発 環境問題における個人や組織、社会が持つ知識の統合化と、それを行うことによる知識科学方法論の構築を目的として、統合モデルであるツ境フレームワークモデルを利用した、地域環境問題の分析を行う。 PDF(201KB)
椎名 達雄
和歌山大学システム工学部助手
低コヒーレンス干渉計を応用した植物生態環境計測システムの開発 低コヒーレンス干渉計による断層画像計測法(Optical Coherence Tomography:OCT)を植物の生態環境センシングに応用し、植物の葉・幹・花びら等の表層および内部を計測するシステムを構築することを目的とする。 PDF(1,891KB)
根岸 友惠
岡山大学薬学部助教授
ショウジョウバエを用いた固体レベルでの環境汚染の生物影響評価 個体に対する環境の総合的な評価を行うことを目的として、方法の確立と生物モニタリングの実施を目指す。実験動物としては取り扱いの簡便なショウジョウバエを使用する。これまで経口的な摂取による化学物質の評価に使用されてきたショウジョウバエを使って、大気環境物質の経気道的な摂取による生物影響を検索することができるかどうか、実験室において方法の検討を行う。その結果をふまえてショウジョウバエの幼虫あるいは成虫を汚染環境と見られる観測点に配置してフィールドワークを行い、経日的、経年的に観察し、汚染環境の慢性曝露に対する評価を行う。 PDF(55.5KB)

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平成12年度(第3回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
伊藤 よしの
関西学院大学
大学院
総合政策研究科
修士課程
国際条約とこれに対応する
国内法の制定
(ラムサール条約をめぐる
日本とデンマークの湿地の
事例研究を通して)
1971年に採択され、日本政府も加盟調印している湿地に関する国際条約、ラムサール条約締約国会議の決議や付属書、ガイドラインや戦略などのうち、湿地の復元と機能回復に関する最新情報を提供。
PDF(9,936KB)
今井 剛
山口大学 工学部
社会建設工学科
助教授
循環型社会実現のための 有機性固形廃棄物の可溶化システムの開発 物理的分解法の1つである高速回転ディスクによる可溶化について検討した。
高速回転ディスクは、構造が簡単でメンテナンスが容易かつ低コスト化が期待できる。
本法は、高速で回転するディスクの間隙に汚泥、厨芥ごみ等の含水率の高い有機性固形廃棄物を通過させ、その時に生じる(1)剪断力による破砕(剪断破砕)、(2)すり潰しによる破砕(磨砕)、
およびそれに伴って生じる(3)微生物細胞内から溶出した加水分解酵素(余剰汚泥の場合のみ)
による低分子化の促進を組み合わせて有機性固形廃棄物を高効率に可溶化させることを目的とする。
PDF(222KB)
片岡 洋行
岡山大学 薬学部
助教授     
性的二色性メダカを用いる内分泌撹乱化学物質のバイオアッセイ法の開発と環境分析への応用 内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)による環境汚染や生物に対する
影響を評価するために、性的二色性メダカを用いて体色変化や特定の体内蛋白質を生化学的指標としたバイオアッセイ法を開発し、環境中における内分泌撹乱化学物質のスクリーニングやモニタリングに応用しようとするものである。
PDF(1,335KB)
福原 輝幸
福井大学 工学部
建築建設工学科
教授
灌漑に伴う
土壌塩類集積の解明
灌漑に伴い拡大する温度勾配下の 塩類集積を正確に把握するために、 塩性化した乾燥土壌に淡水を散水し浸透・蒸発に伴う塩の移動と集積の過程をカラム実験により明らかにする。 PDF(124KB)

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平成11年度(第2回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
藤田藤樹夫
近畿大学農学部
農芸化学科 教授
アポトーシス誘導を指
標とした環境汚染化学
物質の毒性評価法の確
立に関する研究
アポトーシスが環境汚染化学物質の早期毒性の指標となる毒性評価法を開発する。
環境汚染化学物質に暴露させた細胞から、アポトーシスの生化学的指標であるDNA断片化とアポトーシスが誘導されることを確認したアポトーシスの出現に要する時間や濃度を比較することで、従来の方法より短時間で高感度の化学物質の毒性評価が可能となる。
PDF(495KB)
馬建鋒
香川大学農学部・
助教授
植物の重金属超集積機
能の解析
ごく一部の植物しかもっていない重金属超集積機能の解析をし、植物による土壌重金属浄化機能の開発につなげる。
研究の対象は、亜鉛カドミウムを普通の植物より100倍以上も集積する
Thlaspicaerulescensである。
この植物は重金属汚染土壌において積極的に亜鉛やカドミウムを吸収し、地上部に輸送するが、そのメカニズムについては明らかにされていない。本研究では、根から分泌する、重金属を可溶化する物質の単離同定、体内における重金属の結合物質の同定を行い、体内における重
金属無毒化機構を明らかにする。
PDF(3,777KB)
森圭子
京都大学大学院
農学研究科・博士
課程1回生
里山環境における森林
の水保全機能の解明に
関する研究
森林における土壌の諸性質から、森林の持つ水保全機能のモデルの構築を試みる。
保水や水の浸透能を通して、土壌は森林の水保全機能に大きく貢献する。
本研究では、森林土壌の持つ水保全機能の植生による違い、特に広葉樹林と植林された針葉樹林の違いを現場で把握し、水保全機能に関与する性質を明らかにする。
PDF(327KB)
米田稔
京都大学大学院
工学研究科   
環境地球工学専攻・
助手
衛星リモートセンシン
グを用いた地下水源管
理システムの開発
衛星リモートセンシングを用いて、地下水源管理システムを開発する。
工業用水などの大量の地下水揚水が、飲料水源としての地下水の枯渇を招く危険性が指摘されている地域も多い。本研究では地下水データが豊富な岐阜県各務原市を対象として、地下水流動システムの精確な推定をGISや衛星リモートセンシングデータなどを駆使して行い、飲料水源などとしての地下水量を確保するために必要となる各事業体における適正揚水量、少雨期における人工涵養量などを算出するシステムを開発する                
PDF(139KB)

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平成10年度(第1回)

研究代表者 研究テーマ 研究内容の概要 研究報告書
永野宏治
室蘭工業大学 工学部
情報工学科 助手
次世代エネルギー地熱エネルギー開発のためのき裂波3成分計測による地下き裂面の接触特性評価法 地熱エネルギー開発のため、地下き裂の情報を「き裂波」を使った新しい計測原理にもとづき計測し、地下き裂の状態を評価する。 PDF(587KB)
笹谷康之
立命館大学 理工学部
土木工学科 助教授
自然エネルギー・省エネルギーシステムの市民への普及に関する研究 省エネルギー実践と自然エネルギーの活用のためのアンケート調査、欧米などの情報収集 PDF(5499KB)
島田浩章
東京理科大学
基礎工学部 生物工学科 助教授
多機能薬物物質代謝酵素の導入による環境浄化植物の創製 環境中に放出されたダイオキシンなどの環境汚染物質の除去に寄与する環境浄化植物による環境回復システムの構築 PDF(369KB)

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