人材マネジメント
人材の開発・育成
人事方針
会社の盛衰は「人」で決まります。会社にとって「人」が中心であり、「人」重視の経営こそが会社発展の原動力です。「社員が主役の会社でありたい」というのが基本的な考え方です。
また、高いモチベーションと品格を兼ね備え、チャレンジ精神に富む良質な人材の開発・育成に取り組むことで、「社員能力・活力の最大化」を目指しています。
⼈的資本の最⼤化に向けて
当社は「多様な⼈材の確保・育成」をサステナビリティにおけるマテリアリティ(重要課題)の⼀つとして特定しており、⼈的資本の最⼤化に向けて、「企業⽂化の良質化/組織マネジメント」「個の成⻑⽀援」「経営戦略と連動した⼈材育成」「ダイバーシティ&インクルージョンおよび社員の健康と安全の確保」に取り組んでいます。

■主な教育施策 (単体)
| グローバル・トレーニー・プログラム (海外研修制度) |
国際的に活躍できる若手層人材の育成を目的とした海外研修制度です。社員を海外グループ会社に一定期間派遣し、現地での実務体験を通してグローバルな考え方や幅広い見識を身に付けます |
|---|---|
| エグゼクティブ育成制度 | グローバルに活躍する経営幹部の育成を目的として大学等の卒業資格の取得やスキルアップトレーニングなど、経営幹部として求められる能力や見識を備えるための支援を行っています |
| リカレント教育 | オンデマンド動画学習サービスや自己啓発講座の実施、援助金支給制度(外国語学習支援、通信教育、推奨資格)など、社員が「伸ばしたい能力」に合わせた教育支援を行っています |
| メンター制度 | 先輩社員が育成対象となる社員と定期的に面談を行い、疑問点や悩みなどを聞いてサポートします |
| ラウンドアップ研修会 | より良い企業文化を形成するため、社員一人ひとりが企業理念への理解を深め、共有、実践していくための教育プログラムです |
エンゲージメント向上に向けた取り組み
全社員を対象にエンゲージメント調査を毎年実施しています。本調査では、仕事に対する主体的・前向きな心理状態を示すワークエンゲージメントと会社や組織に対する愛着を示すエンプロイーエンゲージメントを測定しています。2024年度の調査では、ワークエンゲージメントは目標水準に達しましたが、エンプロイーエンゲージメントのスコアは2023年度と比較してスコアはアップしたものの目標には未達でした。今後も引き続き、エンゲージメントの向上を中期経営計画「PROGRESSIVE PLUS 2027」における重要な取り組みの一つと位置づけ取り組んでいきます。
■主な取り組み
- プログレッシブな組織文化の実現に向け、2025年4月より新たな人事評価制度を導入し、運用を開始
- 新任管理職などを対象に「360°サーベイ」を毎年実施。また、2024年1月に全社員を対象とした人材アセスメントを実施するとともに、5月には、アセスメント結果に関するフィードバックワークショップを実施
- コミュニケーションの活性化に向け、1on1ミーティングの実施を促進。また、心理的安全性に関する社内アンケートを通じて、定期的に実施状況の確認を実施
オンデマンド動画学習サービスの導入
2022年度より、6,200以上の学習コンテンツの中から、社員が自由に動画を視聴できるオンデマンド動画学習サービスを導入しています。社内SNSやメールマガジンでおすすめ講座などを定期発信するほか、希望する社員が一緒に同じ講座を視聴するオンライン授業会を開催するなど、社員の自律的な学びを支援しています。
ジュニアボード
次世代経営人材の育成や社員から経営層への提言、部門や組織を越えた人材交流を目的として、30代~40代前半の社員で構成するジュニアボードの活動を行いました(活動期間:2023年4月~2024年9月)。メンバーは1年半のプログラムを通じて、経営に必要な知識を学んだほか、会社の視点と社員の視点の両面から、将来のエスペックのありたい姿を考え、全社イベントでの発表と経営層への提言を行いました。
キャリア開発プログラム
社員の⾃律的・主体的なキャリア形成を⽀援しています。2024年度は、年齢別のキャリア研修を開催しました。また、希望者を対象に外部キャリアコンサルタントによるキャリア⾯談を実施しました。




