人材マネジメント
ダイバーシティ&インクルージョン
エスペックは「ダイバーシティの推進・人権尊重」をマテリアリティ(重要課題)の一つとして特定するとともに、中期経営計画「プログレッシブ プラン2025」の中期経営戦略「組織開発・人材開発戦略」において、女性管理職の育成、シニア社員、外国人など多様な人材の活躍推進に取り組んでいます。
女性の活躍推進
女性活躍推進の目指す姿
当社が女性活躍推進で目指す姿は、以下のとおりです。
- 管理職となる女性社員、高い専門性を持つ女性社員が多数活躍している
- 女性社員が幅広い職種で活躍している
- 全社的にワークライフバランスが浸透し、社員にとって働きやすい職場環境になっている
- 多様性に富んだ創造性と活力ある会社になっている
- 様々な働き方ができる会社になっている
- 優秀な人材が集まる会社になっている
女性活躍推進に向けた施策
女性活躍の推進に向け、下記の3つの施策を掲げ、取り組んでいます。
- 女性自身の意識改革
女性社員のキャリア形成支援を目的としたキャリアデザイン研修や、女性リーダー育成研修などを通じて、女性社員自身の意識改革に取り組んでまいります。 - 女性のキャリアを支援する制度の拡充
短時間勤務制度の利用期間拡大など、女性のキャリアを支援する制度の拡充に取り組んでまいります。 - 働きやすい職場づくり
管理職を対象とした女性活躍推進セミナーの開催や、残業時間の抑制に向けた取り組みなどにより、働きやすい職場づくりを進めてまいります。
女性活躍推進に関する行動計画
計画期間:2021年1月1日~2025年12月31日までの5年間
目標1:新卒採用者に占める女性割合30%以上を確保する。
取組み:新卒採用の女性を積極的に採用する。
目標2:女性管理職比率について、10%以上を確保する。
取組み:管理職候補となる女性社員の発掘と育成。
目標3:一人あたりの平均残業時間を15時間(/月)以下にする。
取組み:平均残業時間と、長時間残業が常態化している社員の残業時間の抑制
女性社員の育成
2013年度より⼥性リーダー育成研修を実施しており、受講⽣の中から管理職として昇進した社員も出てきています。2023年度は若⼿社員を対象とした⼥性キャリアデザイン研修を実施しました。
主な取り組み内容
- 女性リーダー育成研修:
- 選抜された女性社員がリーダーになるための心構えやスキルを習得
- キャリアデザイン研修:
- 若手女性社員を対象にキャリア形成支援を行う
- 女性活躍推進セミナー:
- 管理職を対象に女性活躍推進の重要性理解と現状課題の共有を行う
女性社員向けキャリアデザイン研修
女性リーダー育成研修
■女性役員数/女性管理職比率/女性新卒採用比率(単体)
左右にスクロールしてご覧ください。
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
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女性役員数 | 1名 | 2名 | 2名 | 2名 | 2名 |
女性管理職比率 | 4.7% | 4.7% | 6.0% | 7.0% | 9.5% |
うち部長職以上の 女性管理職比率 |
- | 10.7% | 10.7% | 9.4% | 10.0% |
女性新卒採用比率 | 40.7% | 25.0% | 28.6% | 40.0% | 39.3% |
- ※女性役員数は2024年6月末現在、社外および執行役員を含む
- ※女性管理職比率および女性新卒採用比率は2024年4月1日現在
仕事と育児を両立できる職場環境づくり
短時間勤務は子どもが小学3年生を修了するまで利用可能です。また、在宅勤務制度やスーパーフレックス制度、内閣府ベビーシッター割引券の配布など、育児中も働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。
■育児休業・短時間勤務制度の利用状況(単体)
左右にスクロールしてご覧ください。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | ||
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育児休業利用開始者数 | 1名 | 10名 | 7名 | 11名 | 9名 | |
育児休業取得率 | 女性 | 対象者なし | 100% | 100% | 100% | 100% |
男性 | 7% | 12.5% | 30.8% | 13.3% | 52.9% | |
短時間勤務利用開始者数 | 8名 | 3名 | 7名 | 5名 | 4名 |
次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画
計画期間:2024年4月1日から2026年3月31日までの2年間
(1) 育児休業取得率
計画期間中に、男性の育児休業取得率を10%以上にするとともに、女性の育児休業取得率を100%にする。
(2) キャリア構築できる環境・風土づくり
従業員が仕事と育児を両立しながら、キャリアの構築を実現できる環境・風土作りを行う。
(3) 年次有給休暇の取得率向上
年次有給休暇の取得率を、全社平均65%以上にする。
社内における理解浸透
社内サイトに定期掲載している社長メッセージにおいて、女性活躍推進の目的や現状の課題、取り組みなどについて発信するほか、社内報で女性活躍推進に関する実施研修の報告記事を掲載するなど、社内における理解浸透を図っています。
社外からの評価(認証・受賞等)
内 容 | |
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2022年度 |
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2019年度 |
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2018年度 |
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2016年度 |
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2015年度 |
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- 子育てサポート企業「くるみん」
- 女性活躍推進企業「えるぼし」(3段階目)
- 大阪市女性活躍 リーディングカンパニー認証
- 元気いきいきプラス認証
シニア社員・外国籍社員・障がい者の雇用・活躍推進
シニア社員の活躍推進
2022年4月、シニア正社員(限定正社員)制度を導入しました。1年契約更新の嘱託社員制を廃止し、60歳から65歳まで継続雇用するとともに、本人の希望によって勤務形態を選択することができます。
外国籍社員の雇用
外国籍の社員が15名勤務しています(2024年3月末現在)。また、2024年4月1日入社の外国人定期採用者は3名で、外国人採用比率は10.0%です。今後も外国籍社員の採用に積極的に取り組んでいきます。
障がい者の雇用
障がいのある方が16名勤務しています(2024年3月末現在)。障がいのある方を、その能力や適性に応じて雇用できるように、今後も継続して職場環境の改善や職務の見直しなどに取り組みます。
■障がい者雇用率(単体)
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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障がい者 雇用率 |
2.2% | 2.0% | 2.5% | 2.5% | 2.4% |
- ※2024年3月末現在
障がい者就労農園「エスペックスマイルファーム」
2021年度、障がい者の雇用確保と経済的自立への貢献を目的に、障がい者雇用支援会社が運営する貸農園内に「エスペックスマイルファーム」を開設しました。ここでは、障がいのあるスタッフ3名と農場の管理業務を行う職員1名の計4名が野菜等の栽培業務を行います。収穫した作物は、社員食堂での利用や社員への配布、地域の子ども食堂への寄付などに活用する予定です。
ファームで野菜を収穫