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直近の業績

ファクトブック 2024(169KB)

直近の業績

(単位:百万円)

2023/9 2024/9 増減率(%)
受注高 33,440 36,621 9.5
売上高 27,257 30,464 11.8

営業利益

2,333 3,296 41.2
経常利益 2,526 3,398 34.5
親会社株主に帰属する中間純利益 1,653 2,452 48.3

 当中間連結会計期間の当社グループの事業環境につきましては、引き続き社会のデジタル化や脱炭素化を背景にエレクトロニクス及び自動車関連の投資が堅調に推移いたしました。生産面におきましては、受注残高の消化および生産負荷の平準化に向けて、要員の増加、生産スペースの拡大、外注の活用により国内の生産能力増強に取り組んでまいりました。
 当中間連結会計期間の経営成績につきましては、受注高は国内外で好調に推移し、前年同期比で9.5%増加し36,621百万円となりました。売上高は国内の生産能力増強の効果などにより、前年同期比で11.8%増加し30,464百万円となりました。利益面につきましては、販管費が増加いたしましたが、増収及び原価率の改善により営業利益は前年同期比で41.2%増加し、3,296百万円となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比で48.3%増加し、2,452百万円となりました。受注高・売上高・利益面のすべてにおいて過去最高を更新いたしました。

セグメント別の業績

<装置事業>

(単位:百万円)

2023/9 2024/9 増減率(%)
受注高 29,198 31,868 9.1
売上高 23,533 26,469 12.5
営業利益 2,175 3,013 38.5

 環境試験器につきましては、国内市場では、汎用性の高い標準製品の受注高は前年同期並みとなりましたが、売上高は増加いたしました。カスタム製品につきましては自動車関連を中心に好調に推移し、受注高・売上高ともに増加いたしました。海外市場におきましては、受注高は主に中国、韓国、欧州において増加いたしました。売上高は北米、東南アジア、台湾が増加したものの、欧州が減少し、前年同期並みとなりました。
 エナジーデバイス装置につきましては、受注高は主に国内において大型案件のあった前年同期比で減少いたしましたが、売上高は国内及び北米向けの装置の売上計上により大幅に増加いたしました。
 半導体関連装置につきましては、受注高はサーバー関連の大型案件の受注により、前年同期比で大幅に増加いたしましたが、売上高はメモリ関連の投資抑制の影響を受け、大幅に減少いたしました。
 こうした結果、装置事業全体では、前年同期比で受注高は9.1%増加し31,868百万円、売上高は12.5%増加し26,469百万円となりました。利益面につきましては、販管費が増加したものの売上高の増加及び原価率の改善により、営業利益は前年同期比で38.5%増加し3,013百万円となりました。

<サービス事業>

(単位:百万円)

2023/9 2024/9 増減率(%)
受注高 3,785 4,176 10.3
売上高 3,445 3,701 7.4
営業利益 249 324 30.3

 アフターサービス・エンジニアリングにつきましては、予防保全サービス・修理サービスともに堅調に推移し、前年同期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。
 受託試験・レンタルにつきましては、車載用バッテリーを中心に受託試験が好調に推移し、前年同期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。
 こうした結果、サービス事業全体では、前年同期比で受注高は10.3%増加し4,176百万円、売上高は7.4%増加し3,701百万円となりました。利益面につきましては、売上高の増加及び受託試験事業における原価率の改善により、営業利益は前年同期比で30.3%増加し324百万円となりました。

<その他事業>

(単位:百万円)

2023/9 2024/9 増減率(%)
受注高 655 808 23.2
売上高 475 521 9.6
営業損失(△) △88 △31

 環境保全事業及び植物育成装置事業を中心とするその他事業では、水辺づくりや屋上緑化などが堅調に推移し、前年同期比で受注高は23.2%増加し808百万円、売上高は9.6%増加し521百万円となりました。しかしながら、利益面につきましては前年同期比で改善したものの31百万円の営業損失となりました。

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