直近の業績
直近の業績
(単位:百万円)
2021/6 | 2022/6 | 前年同期比 | |
---|---|---|---|
受注高 | 12,695 | 16,493 | 29.9% |
売上高 | 8,050 | 8,725 | 8.4% |
営業利益又は営業損失(△) |
22 | △131 | - |
経常利益 | 87 | 111 | 26.7% |
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) | △24 | △62 | - |
当第1四半期連結累計期間の当社グループの事業環境につきましては、社会のデジタル化や脱炭素化を背景にエレクトロニクス及び自動車関連の投資が好調に推移いたしました。こうした中、当社グループは、5G・IoTや自動車の自動運転・電動化に関する市場を中心に活動を強化いたしましたが、電子部品不足や原材料価格・物流費の高騰に加え、上海のロックダウンにより中国子会社の生産・物流が停滞するなど厳しい状況となりました。
当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、受注高は好調に推移し前年同四半期比で29.9%増加し16,493百万円となりました。売上高につきましては、電子部品不足による製品納期の長期化の継続、および上海のロックダウンの影響により、前年同四半期比で8.4%の増加にとどまり8,725百万円となりました。利益面につきましては、主に受注拡大に伴う人件費や活動経費の増加により営業利益は前年同四半期比で153百万円減少し、131百万円の営業損失となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比で38百万円減少し、62百万円の四半期純損失となりました。
セグメント別の業績
<装置事業>
(単位:百万円)
2021/6 | 2022/6 | 前年同期比 | |
---|---|---|---|
受注高 | 10,737 | 14,406 | 34.2% |
売上高 | 6,612 | 7,221 | 9.2% |
営業利益又は営業損失(△) |
90 | △45 | - |
環境試験器につきましては、国内市場では受注高は汎用性の高い標準製品を中心に前年同四半期比で増加し、売上高は標準製品・カスタム製品ともに増加いたしました。海外市場においても受注は好調に推移し、売上高は中国、北米、欧州、東南アジア、台湾において前年同四半期を上回りました。
エナジーデバイス装置につきましては、自動車関連の投資の回復により二次電池評価装置の受注を獲得し、受注高は前年同四半期比で増加いたしましたが、電子部品不足による製品納期の長期化により売上高は減少いたしました。
半導体関連装置につきましては、受注高・売上高ともに好調であった前年同四半期比で減少いたしました。
こうした結果、装置事業全体では、前年同四半期比で受注高は34.2%増加し14,406百万円、売上高は9.2%増加し7,221百万円となりました。利益面につきましては、主に販管費の増加により営業利益は前年同四半期比で136百万円減少し、45百万円の営業損失となりました。
<サービス事業>
(単位:百万円)
2021/6 | 2022/6 | 前年同期比 | |
---|---|---|---|
受注高 | 1,744 | 1,820 | 4.3% |
売上高 | 1,370 | 1,421 | 3.7% |
営業損失(△) | △6 | △27 | - |
アフターサービス・エンジニアリングにつきましては、保守契約など予防保全サービスが堅調に推移し、受注高・売上高ともに前年同四半期並みとなりました。
受託試験・レンタルにつきましては、受託試験が堅調に推移し、前年同四半期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。
こうした結果、サービス事業全体では、前年同四半期比で受注高は4.3%増加し1,820百万円、売上高は3.7%増加し1,421百万円となりました。利益面につきましては、主に販管費の増加により営業利益は前年同四半期比で21百万円減少し、27百万円の営業損失となりました。
<その他事業>
(単位:百万円)
2021/6 | 2022/6 | 前年同期比 | |
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受注高 | 274 | 334 | 21.6% |
売上高 | 122 | 135 | 10.4% |
営業損失(△) | △61 | △56 | - |
環境保全事業及び植物工場事業を中心とするその他事業では、森づくりが堅調に推移するとともに植物工場の受注も獲得いたしました。こうした結果、前年同四半期比で受注高は21.6%増加し334百万円、売上高は10.4%増加し135百万円となりました。利益面につきましては、主に売上高の増加により営業利益は前年同四半期比で5百万円改善しましたが56百万円の営業損失となりました。