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直近の業績

ファクトブック 2024(178KB)

直近の業績

(単位:百万円)

  2023/12 2024/12 増減率(%)
受注高 48,190 50,920 5.7
売上高 42,189 46,297 9.7

営業利益

4,211 4,917 16.7
経常利益 4,447 5,213 17.2
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,085 3,845 24.6

 当第3四半期連結累計期間の当社グループの事業環境につきましては、引き続き社会のデジタル化や脱炭素化を背景にエレクトロニクス及び自動車関連の投資が堅調に推移いたしました。生産面におきましては、受注残高の消化および生産負荷の平準化に向けて、要員の増加、生産スペースの拡大、外注の活用により国内の生産能力を増強いたしました。
 当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、受注高は国内が好調に推移し、前年同期比で5.7%増加し50,920百万円となりました。売上高は国内の生産能力増強の効果などにより、前年同期比で9.7%増加し46,297百万円となりました。利益面につきましては、販管費が増加いたしましたが、主に増収により営業利益は前年同期比で16.7%増加し4,917百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で24.6%増加し3,845百万円となりました。

セグメント別の業績

<装置事業>

(単位:百万円)

  2023/12 2024/12 増減率(%)
受注高 41,586 43,316 4.2
売上高 36,322 39,923 9.9
営業利益 3,761 4,349 15.6

 環境試験器につきましては、国内市場では、汎用性の高い標準製品は前年同期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。カスタム製品につきましても自動車関連を中心に好調に推移し、受注高・売上高ともに増加いたしました。海外市場におきましては、受注高は主に中国、韓国が増加し、前年同期並みとなりました。売上高は主に北米、東南アジアが増加し、中国は前年同期並み、欧州は減少したものの前年同期を上回りました。
 エナジーデバイス装置につきましては、受注高は主に国内において大型案件のあった前年同期比で減少いたしましたが、売上高は国内及び北米向けの装置の売上計上により大幅に増加いたしました。
 半導体関連装置につきましては、サーバー関連の大型案件の受注獲得により、受注高は前年同期比で大幅に増加いたしましたが、売上高はメモリ関連の投資抑制の影響を受け、大幅に減少いたしました。
 こうした結果、装置事業全体では、前年同期比で受注高は4.2%増加し43,316百万円、売上高は9.9%増加し39,923百万円となりました。利益面につきましては、販管費が増加したものの主に増収により営業利益は前年同期比で15.6%増加し4,349百万円となりました。

<サービス事業>

(単位:百万円)

  2023/12 2024/12 増減率(%)
受注高 5,720 6,424 12.3
売上高 5,364 5,750 7.2
営業利益 542 563 4.0

 アフターサービス・エンジニアリングにつきましては、予防保全サービス・修理サービスともに堅調に推移し、前年同期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。
  受託試験・レンタルにつきましては、車載用バッテリーを中心に受託試験が好調に推移し、前年同期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。
 こうした結果、サービス事業全体では、前年同期比で受注高は12.3%増加し6,424百万円、売上高は7.2%増加し5,750百万円となりました。利益面につきましては、人員増などにより販管費が増加したものの売上高の増加により営業利益は前年同期比で4.0%増加し563百万円となりました。

<その他事業>

(単位:百万円)

  2023/12 2024/12 増減率(%)
受注高 1,162 1,554 33.7
売上高 793 929 17.1
営業利益または営業損失(△) △89 14

 環境保全事業及び植物育成装置事業を中心とするその他事業では、水辺づくりや植物研究用装置などが堅調に推移し、前年同期比で受注高は33.7%増加し1,554百万円、売上高は17.1%増加し929百万円となりました。利益面につきましては、売上高の増加により営業利益は103百万円増加し14百万円となりました。

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