ESPEC Quality is more than a word

MENU

直近の業績

ファクトブック 2024(169KB)

直近の業績

(単位:百万円)

2023/6 2024/6 増減率(%)
受注高 15,539 16,988 9.3
売上高 12,275 13,691 11.5

営業利益

789 922 16.8
経常利益 947 1,114 17.6
親会社株主に帰属する四半期純利益 565 756 33.8

 当第1四半期連結累計期間の当社グループの事業環境につきましては、引き続き社会のデジタル化や脱炭素化を背景にエレクトロニクス及び自動車関連の投資が堅調に推移いたしました。生産面におきましては、受注残高の消化および生産負荷の平準化に向けて、要員の増加、生産スペースの拡大、外注の活用により国内の生産能力増強に取り組みました。
 当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、前年同四半期比で受注高は9.3%増加し16,988百万円となり、売上高は11.5%増加し、13,691百万円となりました。利益面につきましては、販管費が増加いたしましたが、主に増収により営業利益は前年同四半期比で16.8%増加し、922百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比で33.8%増加し、756百万円となりました。

セグメント別の業績

<装置事業>

(単位:百万円)

2023/6 2024/6 増減率(%)
受注高 13,325 14,510 8.9
売上高 10,580 11,827 11.8
営業利益 803 810 1.0

 環境試験器につきましては、国内市場では、汎用性の高い標準製品は前年同四半期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。カスタム製品につきましては、受注高は減少いたしましたが、売上高は大幅に増加いたしました。海外市場におきましては、受注高は主に欧州や北米において増加いたしました。売上高につきましては北米、台湾、東南アジアは増加したものの、中国、欧州は減少し、前年同四半期並みとなりました。
 エナジーデバイス装置につきましては、受注高は主に国内において大型案件のあった前年同四半期比で減少いたしましたが、売上高は前期の生産体制整備の効果により大幅に増加いたしました。
 半導体関連装置につきましては、主にメモリ関連の投資抑制の影響を受け、受注高・売上高ともに前年同四半期比で大幅に減少いたしました。
 こうした結果、装置事業全体では、前年同四半期比で受注高は8.9%増加し14,510百万円、売上高は11.8%増加し11,827百万円となりました。利益面につきましては、販管費の増加により営業利益は前年同四半期並みの810百万円となりました。

<サービス事業>

(単位:百万円)

2023/6 2024/6 増減率(%)
受注高 1,914 2,186 14.2
売上高 1,592 1,767 11.0
営業利益 38 147 284.6

 アフターサービス・エンジニアリングにつきましては、予防保全サービス・修理サービスともに堅調に推移し、前年同四半期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。
 受託試験・レンタルにつきましては、車載用バッテリーを中心に受託試験が好調に推移し、前年同四半期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。
 こうした結果、サービス事業全体では、前年同四半期比で受注高は14.2%増加し2,186百万円、売上高は11.0%増加し1,767百万円となりました。利益面につきましては、主に受託試験の増収および原価率の改善により、営業利益は前年同四半期比で284.6%増加し147百万円となりました。

<その他事業>

(単位:百万円)

2023/6 2024/6 増減率(%)
受注高 411 421 2.6
売上高 199 207 4.2
営業損失(△) △48 △34

 環境保全事業及び植物育成装置事業を中心とするその他事業では、水辺づくりを中心に環境保全事業が堅調に推移いたしました。こうした結果、前年同四半期比で受注高は2.6%増加し421百万円、売上高は4.2%増加し207百万円となりましたが、利益面につきましては34百万円の営業損失となりました。

関連ページ: