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直近の業績

ファクトブック 2025(192KB)

直近の業績 (2026年3月期第2四半期累計期間)

(単位:百万円)

  2024/9 2025/9 増減率(%)
受注高 36,621 38,636 5.5
売上高 30,464 30,322 △0.5

営業利益

3,296 2,607 △20.9
経常利益 3,398 2,704 △20.4
親会社株主に帰属する中間純利益 2,452 1,912 △22.0

 当中間連結会計期間の当社グループの事業環境につきましては、中期経営計画のターゲット市場としているAI半導体関連において電子部品・電子機器の需要が堅調に推移いたしました。また、北米において衛星通信関連の投資が好調に推移いたしました。自動車関連につきましては、EV・バッテリー向け投資に一服感が見られました。
 当中間連結会計期間の経営成績につきましては、前年同期比で受注高は主に北米、東南アジアが好調に推移し、5.5%増加の38,636百万円となり、過去最高を更新いたしました。しかしながら、大型製品や複数台一括といった長納期の案件が多く、売上高につきましては0.5%減少の30,322百万円と前年同期並みとなりました。利益面につきましては、原価率の悪化及び販管費の増加により営業利益は前年同期比で20.9%減少し、2,607百万円となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比で22.0%減少し、1,912百万円となりました。

セグメント別の業績

<装置事業>

(単位:百万円)

  2024/9 2025/9 増減率(%)
受注高 31,868 33,127 3.9
売上高 26,469 25,887 △2.2
営業利益 3,013 2,551 △15.3

 環境試験器につきましては、国内市場では、汎用性の高い標準製品は前年同期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。カスタム製品においては、EV・バッテリー関連を中心に好調であった前年同期と比較して受注高は減少いたしましたが、売上高につきましてはAI半導体関連が堅調に推移し、増加いたしました。海外市場におきましては、前年同期比で受注高は北米、東南アジアにおいて大幅に増加いたしましたが、長納期案件が多く売上高は減少いたしました。
 エナジーデバイス装置につきましては、EVバッテリー向け投資が一巡したことにより前年同期比で受注高・売上高ともに大幅に減少いたしました。
 半導体関連装置につきましては、受注高は前年同期比で減少いたしましたが、売上高はAIサーバー用電子部品向け一括案件の売上計上により大幅に増加いたしました。
 こうした結果、装置事業全体では、前年同期比で受注高は3.9%増加し33,127百万円、売上高は2.2%減少し25,887百万円となりました。利益面につきましては、売上高の減少及び原価率の悪化により営業利益は前年同期比で15.3%減少し2,551百万円となりました。

<サービス事業>

(単位:百万円)

  2024/9 2025/9 増減率(%)
受注高 4,176 4,224 1.2
売上高 3,701 3,780 2.1
営業利益 324 56 △82.4

 アフターサービス・エンジニアリングにつきましては、予防保全サービス・修理サービスともに堅調に推移し、前年同期比で受注高・売上高ともに増加いたしました。
 受託試験・レンタルにつきましては、EV需要減速に伴う投資抑制や開発計画の変更の影響を受け、前年同期比で受注高が減少し、売上高は前年同期並みとなりました。
 こうした結果、サービス事業全体では、前年同期比で受注高は1.2%増加し4,224百万円、売上高は2.1%増加し3,780百万円となりました。利益面につきましては、主に受託試験の減価償却費の増加や人員増により原価率が悪化し、82.4%減少の56百万円となりました。

<その他事業>

(単位:百万円)

  2024/9 2025/9 増減率(%)
受注高 808 1,500 85.6
売上高 521 880 68.7
営業損失(△) △31 △2

 環境保全事業及び植物育成装置事業を中心とするその他事業では、植物工場の大型案件を獲得するとともに、植物研究用装置や森づくりも堅調に推移いたしました。こうした結果、前年同期比で受注高は85.6%増加し1,500百万円、売上高は68.7%増加し880百万円となりました。しかしながら、利益面につきましては前年同期比で改善したものの2百万円の営業損失となりました。

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