リチウムイオン
二次電池セル安全性試験
試験の概要・特長
車載用の二次電池は高い安全性と安定した性能が求められるため、外部短絡試験や圧壊試験など安全性試験のニーズが高まっています。エスペックはバッテリー安全認証センターに二次電池セルの安全性評価のため、自社開発の各種試験設備をご用意しています。
これらの試験装置を利用して、リチウムイオン電池に求められる国連危険物輸送勧告の安全性試験に対応いたします。
また電池セルの安全性試験にとどまらず、車載用電池パックやモジュールの安全性試験・試験コンサルティング・認証サービスの提供、国連協定規則「UN ECE-R100」対応の試験・認証サービスをワンストップで提供いたします。
外部短絡試験装置
槽内端子
圧壊試験(Crush)
電気用品安全法、JIS C 8712、JIS C 8714、UN 38.3、UL1642、UL2054などに準拠した圧壊試験で加圧解放制御が可能です。
- 最大の圧力が得られること
- 試験開始時の電圧の3分の1まで急激な電圧降下が得られること
- 電池高さで10%の変形が得られること
荷重 | 32kN(瞬間最大50kN) |
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速度 | 1~81mm/s |
保持時間 |
25kN未満:1~9999s ※位置保持機能にて 25kN以上:2s |
ストローク | 600mm |
圧壊治具 | 平板、半円柱(1連)他 |
試験方向 | 垂直方向・水平方向 |
計測 | 荷重・電圧・移動距離・ 速度・温度 |
- 圧壊試験装置
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- 平板治具
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- 半円柱(1連)治具
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衝突試験(Impact)
- 摩擦無しで垂直に落下させることができます。
- 電圧測定、動画撮影など様々な対応が可能です。
落下方式 | 電磁石による方式 |
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重り | 9.1kg |
衝突付与棒 | Φ15.8×340mm 他 |
衝突付与棒材質 | SUS316 |
- 衝突試験装置
- 減圧試験装置
圧壊・釘刺し試験装置(垂直方向)
圧壊・釘刺し試験装置(水平方向)
その他の安全性試験
その他、各種規格に対応した安全性試験が可能です。
過充電試験
過放電試験
振動試験
衝撃試験
加熱試験
温度試験(冷熱衝撃試験)
その他、環境試験