リチウムイオン二次電池外部短絡試験
試験の概要・特長
リチウムイオン電池などの二次電池の電気的な性能や安全性を評価する試験には、連続充電、外部短絡、過充電、過放電、大電流などがあります。外部短絡は、誤使用を想定した試験です。外部短絡は、電池の外部で短絡させ、発火、破裂するケースを想定した試験で、正極端子および負極端子を、外部抵抗に接続して、電池が、発火または破裂しないことを確認します。
当社では世界初となる最大電流24kAに対応した外部短絡試験を低温から高温までの温度環境下で行う事ができます。
この外部短絡試験を含め、国連協定規則「UN ECE-R100」対応の試験・認証サービスをワンストップで対応いたします。また、車載用電池パック、モジュールならびにエネルギー貯蔵装置の安全性試験・試験コンサルティング・認証サービスを提供します。
試験設備のご紹介
- ECE-R100 PART2
外部短絡試験(5mΩ)対応 - 短絡電流24kAに対応可能
- -40~+80℃の温度環境下で試験が可能
- 遮断機能
電池異常時、手動で回路遮断が可能
高速遮断(100ms以内) - 回路抵抗測定機能
設置状況
- 外部短絡試験装置[パック電池用](バッテリー安全認証センターに設置)
- システム構成
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