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恒温(恒湿)器プラチナスJシリーズ ECOタイプが
2025年度グッドデザイン賞を受賞
2025年10月15日
2025年10月15日、エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役 執行役員社長:荒田知)の「恒温(恒湿)器プラチナスJシリーズ ECOタイプ」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2025年度グッドデザイン賞」においてグッドデザイン賞を受賞しました。当社の受賞は、今回で31件目となります。
このたびの受賞を励みとし、今後も環境試験器のトップメーカーとして、お客さまのご期待にお応えする製品・サービスの提供に努めてまいります。
評価コメント
- 長年国内外で使われてきた恒温恒湿器の信頼性を継承しながら、省エネや低GWP冷媒といった時代の要請に応えて進化した製品である。
- 前面のR形状と縦ラインによる統一感ある外観や、多言語対応の直感的なUIによって複雑な試験機を洗練された製品にまとめ上げている。
- さらに、多様な仕様や改造要望に柔軟に対応し、変化するユーザーのニーズに寄り添う冗長性を備えている点も、未来のモノづくりを支える試験機の在り方として評価したい。
受賞製品の概要
カーボンニュートラルの実現に向けて国内外で規制が厳しくなる中、お客さまのサプライチェーン全体における温室効果ガス排出量の削減への要望が高まっています。加えて、国内においてフロン排出抑制法※1による規制が設けられるなど地球温暖化係数(GWP)※2の低い冷媒への転換が求められています。
2024年11月に発売した恒温(恒湿)器プラチナスJシリーズ ECOタイプは当社独自の冷凍技術により-40℃等のマイナス温度域においても消費電力を低減しています。特に電池(セル、モジュール、パック電池)の充放電試験や電子部品・電子機器の性能評価試験等、低温での長期運転において高い省エネ効果を発揮します。これにより、従来モデルと比較して消費電力は最大70%低減※3できます。さらに、地球温暖化係数の低い冷媒「R-449A」を標準搭載し、お客さまのサプライチェーンにおける温室効果ガスの排出削減に貢献します。

恒温(恒湿)器プラチナスJシリーズ
ECOタイプ
- ※1 フロン排出抑制法ポータルサイト:http://www.env.go.jp/earth/furon/index.html
- ※2 GWP(地球温暖化係数)はGlobal Warming Potentialの略。二酸化炭素を基準にして、ほかの温室効果ガスがどれだけ温暖化する能力があるかを表した数字のこと。値が小さいほど環境負荷が少ない。
- ※3 ECOタイプ(PL-4J-ECO)と従来モデル(PL-4J)の0℃運転時における消費電力量を比較
過去のグッドデザイン賞 受賞歴(一部)
年度 | 製品名 |
---|---|
2019年度 | |
2018年度 | |
2014年度 | |
2012年度 | |
2010年度 |
(参考)
グッドデザイン賞:1957年、旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する日本で唯一の総合的なデザインを評価・推奨するもの
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サステナビリティ推進部 IR・広報グループ
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