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神戸市立鹿の子台小学校3年生の自然学習を実施
「エスペックバンビの里」で多様な昆虫を観察
2024年10月30日
2024年9月30日、エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役 執行役員社長:荒田知)は、神戸R&Dセンターにて、神戸市立鹿の子台小学校3年生の自然学習を実施し、子どもたち134名が「エスペックバンビの里」の多様な昆虫を観察しました。
当社は同校と連携した自然学習を2022年から実施しています。今回はSDGs推進に関する協定を締結している兵庫県立大学の自然・環境科学研究所 山田 量崇准教授と山﨑 健史准教授のお二人に講師をお願いしました。 当日は特別授業として昆虫のからだや暮らしについて復習したのち、当社の屋上草地およびビオトープで昆虫採集を行いました。子どもたちは捕まえた昆虫を手に講師の前に行列を作り、「この虫は何ですか?」と熱心に質問していました。また、まとめの時間には、「屋上にツユムシがいっぱいいた」「池にトンボがいた」「ビオトープの方が種類が多かった」といった声があがりました。
当社は、在来苗木を植樹し育てた森や、ビオトープ、屋上草地からなる「エスペックバンビの里」を活用し、環境教育を推進しています。今後も子どもたちが環境について考える場を積極的に提供し、環境人材の育成に取り組んでまいります。
![]() 特別授業 講師からの質問にたくさん手が挙がりました |
![]() ビオトープでの昆虫採集 捕まえた虫たちは最後に元の場所に返しました |
■ 兵庫県立大学と連携したSDGs推進の取り組み
今回講師をお願いした兵庫県立大学と当社は、2022年8月、SDGs推進に関する協定を締結しており、生物多様性保全や環境問題などの解決に向けて連携しています。「エスペックバンビの里」では地域の絶滅危惧種の保護活動を行っています。また、生物多様性保全活動「エスペック50年の森」では、学術的な効果検証を実施予定です。今後も両者の知見や技術を活かして連携していきます。 | ![]() この度講師をお願いした兵庫県立大学 山田 量崇准教授と山﨑 健史准教授 |
(参考)
■ エスペックバンビの里
「エスペックバンビの里」は、「その土地本来の自然の姿を少しでも回復させる」をコンセプトとした森、屋上草地、ビオトープからなる生物多様性フィールドです。従業員・関係者が約3万本の苗木を植樹し育成してきたエスペックの森には、生態学的な植生調査に基づいて選定した地域の樹種が植えられています。また、地域性在来種で構成した「つながりの大屋根(屋上草地)」では、「兵庫県立人と自然の博物館」にも監修いただき、希少種であるスズサイコなどの保護・繁殖に取り組んでいます。失われた生きものの生息空間を復元する目的で整備されたビオトープには、トンボや鳥など多くの生きものが集います。 | ![]() |
![]() 在来種による「エスペックの森」 |
在来種100%で構成した屋上草地 |
![]() 多様な生き物が集うビオトープ |
■ 神戸R&Dセンターの概要
所在地 | 神戸市北区鹿の子台南町5-2-5 |
操業開始 | 2001年 |
総面積 | 31,911㎡ |
緑地総面積 | 15,062㎡ |
(参考)
<本リリースに関するお問い合わせ>
サステナビリティ推進部 IR・広報グループ
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