リチウムイオン二次電池セル安全性試験
試験の概要・特長
車載用の二次電池は高い安全性と安定した性能が求められるため、外部短絡試験や圧壊試験など安全性試験のニーズが高まっています。エスペックはバッテリー安全認証センターに二次電池セルの安全性評価のため、自社開発の各種試験設備をご用意しています。
これらの試験装置を利用して、リチウムイオン電池に求められる国連危険物輸送勧告の安全性試験に対応いたします。
また電池セルの安全性試験にとどまらず、車載用電池パックやモジュールの安全性試験・試験コンサルティング・認証サービスの提供、国連協定規則「UN ECE-R100」対応の試験・認証サービスをワンストップで提供いたします。
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外部短絡試験(External short circuit)
- セル電池(単電池)を主に、一部組電池も対応可能です。
- 5個同時に試験が可能です。
抵抗値 | 15~110mΩ |
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定格電流値 | 100A |
瞬間耐電流値 | 240A |
オプション | 動画撮影、電流測定、内部抵抗値測定 (交流1kz) |
- 外部短絡試験装置
(セル用)
圧壊試験(Crush)
- 圧壊速度を保持したまま負荷をかけることができます。
- 電圧値測定、動画撮影など様々な対応が可能です。
圧壊速度 | 最大20mm/s |
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加圧力 | 最大18kN |
ストローク | 100mm |
圧壊冶具加圧盤寸法 | Φ300mm、他 |
- 圧壊試験装置
衝突試験(Impact)
- 摩擦無しで垂直に落下させることができます。
- 電圧測定、動画撮影など様々な対応が可能です。
落下方式 | 電磁石による方式 |
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重り | 9.1kg |
衝突付与棒 | Φ15.8×340mm 他 |
衝突付与棒材質 | SUS316 |
- 衝突試験装置
- 減圧試験装置
- セル用釘刺し試験装置(ラミネート型)
その他の安全性試験
その他、各種規格に対応した安全性試験が可能です。
過充電試験
過放電試験
振動試験
衝撃試験
加熱試験
温度試験(冷熱衝撃試験)
その他、環境試験
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