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新型コロナワクチンの移送・保管用「定温輸送保冷庫」
全国自治体への無償貸し出しの受付を終了しました

2022年04月13日

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役 執行役員社長:荒田知)は、2021年12月9日から実施していました新型コロナワクチンの移送・保管用「定温輸送保冷庫」の無償貸し出しについて、予定台数以上のご要望をいただいたため受付を終了することになりました。

当社は新型コロナワクチンの3回目接種を支援するため、ワクチンの小口移送・保管に適した「定温輸送保冷庫」の自治体への無償貸し出しを実施し、計34台を納入しました。自治体のみなさまが3回目接種や小児接種へ向けて準備されるなか、当初予定台数30台を上回るご要望をいただいたため、貸し出し台数を増やし対応いたしました。 なお、当社は2021年4月~6月にも計41台(他製品含む)の無償貸し出しを実施しており、今回の取り組みは2度目となります。前回の納入先は関東や近畿地方が中心でしたが、今回は東北や九州地方の離島からも要望をいただき、より広い範囲で貸し出しを実施しました。

当社は新型コロナワクチンのコールドチェーン体制に貢献するため、ワクチンの適切な温度管理を支援する製品・サービスの拡充に取り組んでいます。今回貸し出した「定温輸送保冷庫」は、2021年4月に発売したもので、ワクチンやバイオ医薬品などに求められる冷蔵(2~8℃)や冷凍(マイナス20℃)での移送・保管が可能です。今後も事業や企業活動を通じた社会課題解決への貢献を目指してまいります。

定温輸送保冷庫 定温輸送保冷庫 定温輸送保冷庫

<ご利用事例>

今回ご利用いただいた自治体の中で最南端に位置する鹿児島県三島村でのご利用事例を紹介します。
鹿児島県三島村は、鹿児島市から南西約100~150kmの洋上に点在する竹島・硫黄島・黒島などから成る地域です。ワクチンの集団接種にあたっては、当社の定温輸送保冷庫を用いてワクチンを冷凍状態に保ち、鹿児島市内から3島4地区を定期船で巡回、島内は自動車で移送し実施されました。天候不順で海が荒れ、予定通りに接種が行えない心配もあったそうですが、安定的に温度維持できる当社の定温輸送保冷庫が円滑なワクチン接種にお役に立ったとのことです。

右の当社定温輸送保冷庫をワクチンの冷凍移送用途でご利用いただきました
右の当社定温輸送保冷庫をワクチンの冷凍移送用途で
ご利用いただきました
DC12V/AC100Vの電源に対応しており、船での移送に役立ちました
DC12V/AC100Vの電源に対応しており、
船での移送に役立ちました

自治体や医療機関でのご利用事例を以下のページでもご紹介しています。

本リリースに関するお問い合わせ

サステナビリティ推進部 IR・広報グループ

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 
E-MAIL:ir-div@espec.jp

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