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神戸R&Dセンターが、生物多様性保全に取り組む事業所として
第三者認証「ABINC(いきもの共生事業所)認証」を更新
2025年08月21日
エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役 執行役員社長:荒田知)の神戸R&Dセンター(兵庫県神戸市)は、生物多様性保全に取り組む事業所として、一般社団法人 いきもの共生事業推進協議会(ABINC)※1の「いきもの共生事業所認証」(ABINC認証)の更新が認められました。
ABINC認証とは、一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)※2が開発した「いきもの共生事業所推進ガイドライン」を評価基準とした第三者認証で、生物多様性に配慮した事業所を評価・認証することで、緑地づくりなど自然との共生を目指した取り組みを促進するものです。当社は、かねてより、積極的に生物多様性保全に取り組んでおり、2022年に初めて同認証を取得しました。
更新審査では、主に以下の内容が評価されました。

■ 評価のポイント
- 生物多様性に貢献する環境づくり
初回審査時からの植栽地の構成に改善が行われ、モニタリング結果からも地域生態系と調和した緑地が創出されていることが確認できること - 生物多様性に配慮した維持管理(自然の循環を活かした持続可能な維持管理)
専門家によるモニタリングが年2回継続して実施され、維持管理計画に活用されていること - コミュニケーション活動(ステークホルダーとのコミュニケーション)
全ての項目で高いレベルでの取り組みが継続されていること
「生物多様性に貢献する環境づくり」では、「エスペックの森」の林縁部について、明るく生きものが利用しやすい低木帯への林相転換を進めていることなどが評価されました。「生物多様性に配慮した維持管理」では、在来種による緑化など環境保全事業を行うグループ会社のエスペックミックが年に2回モニタリングを実施し、維持管理に活かしていることなどが評価されました。「コミュニケーション活動」では、全ての項目で高い評価をいただきました。
今後も当社は、自然との共生を目指した事業所づくりを進めてまいります。
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歩行者の安全確保や電線への接触回避など安全面も考慮し、
低木植樹を進めています(2024年10月実施) -
神戸市立鹿の子台小学校3年生の自然学習の様子
(2024年9月実施)
■ 当社の自然との共生を目指した事業所づくり
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エスペックの生物多様性保全活動の拠点
神戸R&Dセンター -
エスペックの森
30㎝の苗木は20年を経て樹高15mに成長 -
技術開発棟 屋上草地
六甲北部に生育している30種以上の植物を植栽 -
ビオトープ
水辺にはトンボや鳥など多様ないきものが集う
(参考)
- ※1 一般社団法人 いきもの共生事業推進協議会(ABINC)
いきものと人が共生できるしくみを「創造」し、科学的・技術的に「検証」し、「事業化」を推進することを目的とする団体 - ※2 一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)
多様な企業が共同で研究を進めることにより、単独の企業活動のみでは成し遂げられない成果を生み出し、真に国内外の生物多様性の保全に貢献することを目指す団体
<本リリースに関するお問い合わせ>
サステナビリティ推進部 IR・広報グループ
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