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エスペックグループの温室効果ガス削減目標がSBT認定を取得

2023年07月07日

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役 執行役員社長:荒田知)は、2030年度温室効果ガス削減目標について、国際的なSBTイニシアチブより「SBT(Science Based Targets)」の認定を取得しました。

エスペックグループは、環境保護・保全・改善が企業経営の最重要課題のひとつと考えており、環境長期目標として2030年度までの温室効果ガス排出量削減目標を設定しています。
この目標が、パリ協定における世界の気温上昇を産業革命以前と比べて1.5℃に抑えるための科学的根拠に基づいた目標であると認定されました。

■エスペックグループ 2030年度環境目標

SCOPE 1+2(自社排出) 温室効果ガス排出量 60%削減(2019年度比)
SCOPE 3(間接排出) 温室効果ガス排出量 30%削減(2019年度比)

当社は現在、第8次環境中期計画(2022年度~2025年度)のもと、地球温暖化対策および生物多様性保全を中心に取り組んでいます。このたびのSBT認定を受け、グループ全体での取り組みをさらに加速し、持続可能な社会の実現への貢献を目指してまいります。

SBTイニシアチブのロゴマーク

※SBTイニシアチブ
パリ協定の目標達成に向け、企業に対して科学的な根拠に基づいた温室効果ガス排出量の削減目標の設定を推進している国際的なイニシアチブ。環境情報の開示に関するNGOであるCDP、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で運営。SBTでは、サプライチェーン排出量(事業者自らの排出だけでなく、事業活動に関係するあらゆる排出を合計した排出量)の削減が求められる。

第8次環境中期計画(2022年度~2025年度)

■2025年度目標
・SCOPE 1+2(自社排出)温室効果ガス排出量 55%削減(2019年度比)
・SCOPE 3(間接排出) 温室効果ガス排出量 10%削減(2019年度比)
・エスペックミック植樹本数50,000本、CO2固定貢献95t(累計)
・兵庫県三田市「エスペック50年の森」運営による生物多様性保全活動

■主な取り組み
<地球温暖化対策>
製品・サービスの提供を通じた貢献を目指すとともに、環境配慮型製品の開発や取引先と一体となった活動を強化しています。また、2021年度に国内拠点への再生可能エネルギーの導入を完了しており、現在、海外拠点への導入や自家発電比率の向上に取り組んでいます。なお、当社は気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に基づく情報開示を行っています。CDP気候変動レポートでは2022年度に3年連続でBスコア(8段階中、上から3番目)に認定され、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に初めて選定されました。

<生物多様性保全活動>
当社神戸R&Dセンターを環境啓発の場として活用するとともに、森づくりや水辺づくりといった環境保全事業を通じて、生物多様性保全に取り組む企業の活動を支援してまいります。2022年度は、兵庫県立大学と「SDGs推進」に関する協定を締結し、林野庁「法人の森林制度」を活用した生物多様性保全活動「エスペック50年の森」をスタートしています。兵庫県立大学の知見と指導のもと、兵庫県三田市の国有林に植樹を行い森へと育ててまいります。

(参考)

本リリースに関するお問い合わせ

サステナビリティ推進部 IR・広報担当

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 
E-MAIL:ir-div@espec.jp

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