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環境省「自然共生サイト(仮称)」認定実証事業にて
神戸R&Dセンター「エスペックバンビの里」が「認定相当」と判定

2023年01月23日

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役 執行役員社長:荒田知)は、環境省の「自然共生サイト(仮称)」認定実証事業に参画し、神戸R&Dセンター(神戸市北区)の生物多様性フィールド「エスペックバンビの里」が「認定相当」と判定されました。

環境省は、2021年のG7サミットで合意された「30by30(サーティ・バイ・サーティ)※1」の目標達成に向け、企業の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト(仮称)」として認定するための実証事業を行っています。2023年度より正式運用される予定であり、認定されたサイトはOECMs(Other Effective area based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)として国際データベースに登録される予定です。
当社は、「生物多様性のための30by30アライアンス※2」の参加企業として、認定実証事業(後期)に参画しました。神戸R&Dセンター「エスペックバンビの里」は、在来苗木を植樹し育てた森や屋上草地、ビオトープで構成されており、この度、生物多様性保全への貢献や管理方法などが評価され、「認定相当」との判定をいただきました。
当社グループは、事業や企業活動を通じて環境や社会に貢献することを目指しており、第8次環境中期計画(計画実施期間2022~2025年度)では生物多様性保全活動を強化しています。今後も環境への取り組みを推進するとともに、本事業や「生物多様性のための30by30アライアンス」への参画を通して国際的な目標達成への貢献を目指してまいります。

※1 生物多様性保全の観点から、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする国際目標。
  2021年6月、G7サミットにおいて合意。
※2 環境省が主導する30by30達成に向けた取り組みをオールジャパンで進めるための有志連合

30by30(サーティ・バイ・サーティ)ロゴマーク

■ エスペックバンビの里

「エスペックバンビの里」は、「その土地本来の自然の姿を少しでも回復させる」をコンセプトとした森、屋上草地、ビオトープからなる生物多様性フィールドです。従業員・関係者が約3万本の苗木を植樹し育成してきたエスペックの森には、生態学的な植生調査に基づいて選定した地域の樹種が植えられています。また、地域性在来種で構成した「つながりの大屋根(屋上草地)」では、「兵庫県立人と自然の博物館」にも監修いただき、希少種であるスズサイコなどの保護・繁殖に取り組んでいます。失われた生きものの生息空間を復元する目的で整備されたビオトープには、トンボや鳥など多くの生きものが集います。

在来種による「エスペックの森」
在来種による「エスペックの森」
在来種100%で構成した屋上草地
在来種100%で構成した屋上草地
多様な生き物が集うビオトープ
多様な生き物が集うビオトープ

■ 神戸R&Dセンターの概要

所在地 神戸市北区鹿の子台南町5-2-5
操業開始 2001年
総面積 31,911㎡
緑地総面積 15,062㎡
面積 16,000㎡

(参考)

本リリースに関するお問い合わせ

サステナビリティ推進部 IR・広報担当

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 
E-MAIL:ir-div@espec.jp

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