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エスペックミックが「あいち生物多様性認証企業」に認定されました
2022年12月13日
エスペックグループのエスペックミック株式会社(本社:愛知県丹羽郡、代表取締役社長:前川 剛司)は、愛知県の「あいち生物多様性企業認証制度」において「認証企業」に認定され、2022年11月14日、愛知県庁で認証式が行われました。
「あいち生物多様性企業認証制度」は、愛知県が企業の生物多様性保全に関する取り組みを促進し、優良な取り組みが県内に広がることを目的として、本年度から運用しているものです。愛知県内に拠点を置く40社が「認証企業」に認定されました。
環境保全事業を行うエスペックミックでは、河川堤防に残された良質な半自然草地や希少種のスズサイコの保全活動、外来種の除去作業に取り組んでいるほか、植物苗生産圃場を「在来種育苗ラボ」として一般開放し、地域生態系の再生や保全の重要性を発信しています。これらの取り組みが評価され、この度の認定となりました。
当社グループは、中期経営計画「プログレッシブプラン2025」の重点戦略として「第8次環境中期計画(2022~2025年度)」を策定し、地球温暖化対策や生物多様性保全などの取り組みを強化しています。今後も環境経営を推進し、事業やさまざまな企業活動を通じて環境や地域社会に貢献できるよう取り組んでまいります。
![]() 認証式 愛知県知事 大村 秀章様(左) エスペックミック 社長 前川 剛司(右) |
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■ 希少な在来野草スズサイコの保全活動
愛知県犬山市を流れる新郷瀬川の土手には、希少な在来野草が育つ良質な半自然草地が残されています。しかし近年、河川改修工事によって一部の草地が影響を受けるとともに、草地の維持に欠かせない除草作業が地域団体の方々の高齢化により難しくなっていました。 |
![]() 在来野草(スズサイコ・カワラナデシコ) |
<具体的な活動内容> |
植栽会 除草会 |
■ 植物苗生産圃場「在来種育苗ラボ」
エスペックミックの在来種育苗ラボは、在来植物の苗や植生資材の生産圃場です。地域の在来植物に精通した社員が種子を集めて育成し、森や水辺の再生に使用します。本ラボは見学いただくことができ、地域の自然環境保全の大切さを伝える施設でもあります。 |
多様な在来植物の苗を育てる育苗ラボ |
■ エスペックミック株式会社の概要
その土地の在来種による「森づくり」や自然の河川を取り戻す「水辺づくり」など自然環境を復元する事業や植物工場、植物研究装置などを手掛けています。陸上養殖にも取り組んでいます。
所在地 | 愛知県丹羽郡大口町大御堂1-233-1 |
設 立 | 1988年 7月 |
事業内容 | 自然環境復元事業、植物育成装置事業、環境測定機器の開発・製造・販売 |
ウェブサイト | https://www.especmic.co.jp/ |
(参考)
本リリースに関するお問い合わせ
サステナビリティ推進部 IR・広報担当
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