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神戸R&Dセンターが生物多様性に配慮した事業所として
第三者認証「ABINC(いきもの共生事業所)認証」を取得
2022年09月02日
エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役 執行役員社長:荒田知)の研究開発拠点である神戸R&Dセンター(兵庫県神戸市)が、生物多様性に配慮した事業所として、一般社団法人 いきもの共生事業推進協議会(ABINC)※1の「いきもの共生事業所認証」(ABINC認証)を取得しました。
ABINC認証とは、一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)※2が開発した「いきもの共生事業所推進ガイドライン」を評価基準とした第三者認証で、生物多様性に配慮した事業所を評価・認証することで、緑地づくりなど自然との共生を目指した取り組みを促進するものです。
当社は、生物多様性保全に積極的に取り組んでおり、神戸R&Dセンターはエスペックグループの生物多様性保全活動の拠点でもあります。当センターには、社員と家族が3万本もの在来種の苗木を植栽し育てた森や、地元六甲北部の植物で構成した屋上草地、二つの池と小川からなるビオトープを設置しています。なお、事業所で使用する電力はすべて再生可能エネルギーでまかなっており、2021年9月には全国みどりの工場大賞「日本緑化センター会長賞」を受賞しました。
ABINC認証では「生物多様性に貢献する環境づくり」「生物多様性に配慮した維持管理」「ステークホルダーとのコミュニケーション」の3つの視点で審査が行われました。当センターは、多様性豊かな緑地を作っていることに加え、維持管理や環境教育の活動についても評価をいただき、このたびの受賞となりました。
今後も当社は、持続可能な社会の実現に貢献できるよう積極的に生物多様性保全活動を推進し、自然との共生を目指した事業所づくりを進めてまいります。
■主な評価ポイント
・広い緑地面積に単一の緑化ではなく、異なる緑地や景観を配したことで多様な生物の生息空間が作られていること
・事業所内での物質循環への取り組みが数多く実施されていること(間伐材の再利用や水循環)
・鳥類のモニタリングを実施し緑地の効果を分析していること
・環境人材の育成として、広く環境教育の機会を提供していること
エスペックの生物多様性保全活動の拠点 神戸R&Dセンター |
![]() エスペックの森 30㎝の苗木は20年を経て樹高15mに成長 |
![]() 技術開発棟 屋上草地 六甲北部に生育している30種以上の植物を植栽 |
![]() ビオトープ 水辺にはトンボや鳥など多様ないきものが集う |
(参考)
※1一般社団法人 いきもの共生事業推進協議会(ABINC)
いきものと人が共生できるしくみを「創造」し、科学的・技術的に「検証」し、「事業化」を推進することを目的とする団体
※2一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)
多様な企業が共同で研究を進めることにより、単独の企業活動のみでは成し遂げられない成果を生み出し、真に国内外の生物多様性の保全に貢献することを目指す団体
本リリースに関するお問い合わせ
サステナビリティ推進部 IR・広報グループ
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