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結露サイクル試験
(湿度冷熱試験)

試験の概要・特長

エレクトロニクス化が進む車載電装品(ハーネス、ECU、PCUなど)やノートパソコン、スマートフォン・携帯電話などのモバイル機器は、室外/室内などの移動にともない急激な温度変化にさらされます。
このような急激な温度変化によって生じる結露は、電子機器の性能・機能に大きな影響を及ぼし、腐食、マイグレーションや誤作動等の原因になります。そのため、結露/乾燥状態を繰り返す結露サイクル試験も欠かすことはできません。

試験設備のご紹介

新発想のハイブリッド型試験装置

冷熱衝撃装置(TSA)の予熱槽を湿度制御も可能な高温恒湿槽に変更することで、結露サイクル試験にも対応しています。
冷熱衝撃試験と結露サイクル試験に対応可能なハイブリッド型でありながらも高性能で、車載部品の試験において、結露サイクル試験、低温結露サイクル試験と呼ばれる試験に対応します。

新しい結露サイクル試験、「凍結」~「結露」~「乾燥」

結露サイクル試験は、当初は結露の再現性を主眼に「低温低湿」~「常温高湿」の繰り返しサイクルとして開始されました。しかしカーエレクトロニクス業界を中心に、実際に車載電装品が遭遇する凍結状態を含んだ試験サイクルを要求される機会が増えおり、それに対応する試験設備「湿度冷熱衝撃装置」の導入を行っています。

[試験条件例]
-30℃(1hr)

25℃、90%rh(1hr)

25℃、除湿(1.5hr)
以上の繰り返し

TSA-203D(豊田試験所)

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型式 TSA-203D
設置場所 豊田試験所
温度範囲 高温さらし
結露サイクル試験時:
-10~+100℃
40~95%rh
低温さらし
結露サイクル試験時:
-40~+10℃
テストエリア W650×H460×D670mm