UN ECE R100 Rev.3 PartⅡ
UN ECE R100 Rev.3 PartⅡとは、電気自動車(EV)などに搭載されるリチウムイオン電池などの再充電可能エネルギー貯蔵システム(REESS)の安全性に関する国連の技術規則です。この規則に適合していることを示す認証は、日本を含む多くの国で新車の型式登録を行う際に義務付けられています。メーカーは、安全性を証明するため、衝突、熱、過充電、過放電、短絡などの多様な試験が実施され、これに合格する必要があります。
エスペックはお客様の認証合格をサポートいたします。
■UN ECE R100 Rev.3 PartⅡにおける安全性に関する充電式電気エネルギー貯蔵システム (REESS) の主な要件
左右にスクロールしてご覧ください。
| 要件 | 試験の概要 | 合格基準 | 動画 | 対応試験所 |
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振動試験 [Annex 9A] |
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近日公開 | |
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熱衝撃試験 [Annex 9B] |
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衝撃試験 [Annex 9C] |
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近日公開 | |
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圧壊試験 [Annex 9D] |
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近日公開 | |
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耐火性試験 [Annex 9E] |
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外部短絡保護試験 [Annex 9F] |
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過充電保護試験 [Annex 9G] |
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過放電保護試験 [Annex 9H] |
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過昇温保護試験 [Annex 9I] |
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過電流保護試験 [Annex 9J] |
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| 低温保護試験 6.11 Low-temperature protection 低温保護 |
REESSが安全で低温でのREESS操作を監視および適切に制御することを実証する。 | お問い合わせください | - | |
| 熱伝播試験 6.15 Thermal propagation 熱連鎖 |
内部短絡から引き起こされる単一セルの熱暴走をきっかけとする熱伝播によって、客室内に危険な状況が発生する場合は、その5分前に車両の事前警告表示を作動させる信号を出す状況にあることを確認する。 [試験方法](UN GTR No.20による試験例)
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お問い合わせください | 近日公開 |
- ※1. 振動プロファイルの詳細はAnnex 9Aをご参照ください。
- ※2. 条件によっては不要となるケースがあります。
- ※3. 車両のカテゴリー、衝撃方向によって加速度条件が変わります。
- ※4. 保護機能の作動により充放電ができる状態のみとなります。
- ※5. DC外部電力供給による充電機能を備えた特定の車両カテゴリーのみとなります。
■補足 : 「標準サイクル」と「SOC調整」
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| 要件 | 試験/要求の概要 |
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Standard cycle [Annex 9 |
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SOC adjustment [Annex 9 |
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