試験の
準備から実施まで
HALTは(Highly Accelerated Limit Test)エスペックに
お任せください!
準備から実施まで
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HALTとは
HALTは製品設計段階で製品の弱点を検出し改善することで製品の堅牢性を向上させるために行う高加速限界試験です。具体的には熱ストレス、振動、またはその両方を同時に加えることで、試験対象製品の機能障害や故障を発生させます。機能障害や故障が発生したことを検出するためには、HALTによるストレスを加えながら行う機能試験が大変重要となります。
どのストレスレベルで試験対象製品に異常が発生したかを明確にするため、HALTではステップストレス試験により、ストレスレベルを上げながら試験を進めていきます。また、ストレスのファクター毎に5つのステップストレスとして試験を進めていくことがHALTの基本となります。
5つのステップ ストレス試験
また、HALTの振動は振動テーブルに繰返し衝撃を加えることによって生まれる6自由度振動であるため、この振動を試験対象製品に効果的に伝えるための固定治具が重要となります。
6自由度振動
X,Y,Z軸の直線運動と回転運動および広周波数帯域での振動を実現。6自由度振動と、10~5000Hzと幅広い周波数帯域での試験を可能にし、振動における限界点抽出が効果的に行えます。


HALT試験装置や試験プロセスの詳細は製品紹介ページをご覧ください
HALT実施にあたってのお困りごと
温度条件の検討
HALTでは試験対象製品が限界を迎えるまで試験を行います。素材の耐熱の問題などを加味して、事前に上限、下限の試験条件を検討しておくことで、試験計画が立てやすくなります。スムーズに試験を行うための温度条件のご相談にお応えします。
固定方法の検討
HALTの振動は試験対象製品全体が均一に揺れるわけではなく、固定点から衝撃振動が伝わります。
HALTの振動テーブルに試験対象製品を固定するための固定治具の形状や材質、固定点や固定方法によりHALTの振動が試験対象製品の脆弱点を炙り出すことができるのかが変わってきます。
また、HALTの6自由度振動の回転運動の成分により、固定のネジが緩むことがあります。
固定治具の設計・製作も承りますので、固定治具、固定方法でお困りの際はご相談ください。
取付条件の検討
試験対象ではない周辺機器やケーブル接続についても、HALTのストレスにより試験結果に影響がでないような取付方法にする必要があります。また、HALT槽内の風の流れに沿っていない方向で試験対象品を取り付けると、十分な温度ストレスがかからないことがあります。取付条件でお困りの際はご相談ください。
一定の条件で温度や振動のストレスをかけることも可能です。市場不具合の再現試験など、HALTでストレスをかけてみたい製品や部品がございましたら、一度ご相談ください。
HALT試験装置の導入サポート
エスペックではHALTの受託試験を行うことと並行して、HALT試験装置の販売も行っています。
HALT試験装置の導入には、製品本体の器種選定から、ランニングコストの把握などが必要となります。
エスペックでは、これらに加え、操作方法のレクチャーやアフターサービス(メンテナンス)など、万全の体制でサポートさせていただきます。
受託試験、装置導入のいずれも、お気軽にお問い合わせください。