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気球打ち上げプロジェクト
「えひめ南予成層圏共同気球実験」に取り組む学生を支援
搭載機器の性能試験を当社受託試験所で実施
2025年09月24日
エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役 執行役員社長:荒田知)は、大学生が挑む気球打ち上げプロジェクト「えひめ南予成層圏共同気球実験」(2025年9月8日~12日)に協賛し、当社宇都宮試験所(栃木県宇都宮市)にて打ち上げ前の性能試験を支援しました。
「えひめ南予成層圏共同気球実験」は、愛媛県で毎年開催されている「えひめ宇宙フェスinなんよ」において、大学生が主体となって行う気球実験です。宇宙開発に関する知識と技術を身に着けることを目的に、全国の学生チームが成層圏へ小型気球を打ち上げ、さまざまなミッションに挑戦します。
当社は2022年から本プロジェクトに協賛しており、今年は宇都宮試験所にて、「早稲田大学宇宙航空研究会WASA」、「ARC Project(東京理科大学、埼玉大学)」の2チームを受け入れました。学生たちは当社恒圧恒温器を使用し、気球に搭載する機器が成層圏の低温・低圧環境下でも正常に動作するかを確認しました。学生からは、「成層圏の環境下で試験ができたことで、気球を放球する際に思ったとおりに動作するのかを事前に知ることができました」「試験装置の特性や操作方法を丁寧にご説明いただき、試験への理解が深まるとともに、今後の研究開発における応用の可能性を強く実感しました」といった声をいただきました。
当社は今後もこうした機会を通じて、未来を担う学生の挑戦を支援してまいります。
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当社社員より試験装置の特性や使用方法を説明 -
気球に搭載する機器を試験装置内にセット
(参考)
<本リリースに関するお問い合わせ>
サステナビリティ推進部 IR・広報グループ
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