2024年5月18日、当社グループ会社のエスペックサーマルテックシステム株式会社（本社：埼玉県戸田市　代表取締役：末久 和広）が国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構（以下、QST）より、3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu（ナノテラス）」の建設に貢献した企業として感謝状を拝受しました。

3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu（ナノテラス）」は、QSTおよび一般財団法人光科学イノベーションセンターが、宮城県仙台市に建設した世界最高性能を誇る放射光施設であり、国内における新材料・デバイスの創出や研究開発の加速への貢献が期待されています。
エスペックサーマルテックシステムは、精密チラー（冷却水循環装置）・空調機や環境試験装置の製造・販売を行っており、「NanoTerasu（ナノテラス）」のビームラインにおける光学素子冷却用として、流量・圧力・温度を精密に制御した高性能チラーを納入しました。同社の卓越した精密液体温調技術とカスタマイズ力による貢献が評価されました。
また、同社は国内の放射光施設「SPring-8（兵庫県佐用郡）」や「フォトンファクトリー（茨城県つくば市）」にもチラーの納入実績があり、高い精度が求められる量子科学分野のニーズに高い技術力でお応えしています。
当社グループは今後も、事業を通じて先端技術分野の発展に貢献してまいります。

3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu（ナノテラス）」 航空写真（宮城県仙台市）

■エスペックサーマルテックシステム株式会社

精密チラーや空調機、環境試験装置などの製造・販売を行っています。高度な精密液体温調技術とカスタマイズ力を活かし、お客さまのさまざまなご要望にお応えしています。

（参考）

• 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構ウェブサイト
• 3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu（ナノテラス）」ウェブサイト

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