エスペック株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役 執行役員社長：荒田知）は、昨年に続き、「えひめ宇宙フェスinなんよ」の大学生による気球打ち上げプロジェクト「えひめ南予成層圏共同気球実験」（2023年9月19日～21日）に協賛し、当社受託試験所にて、打ち上げ前の性能試験を支援しました。

「えひめ南予成層圏気球共同実験」は、全国の学生団体が成層圏へ小型気球を打ち上げ、さまざまな実験を行うものです。当社は昨年から本プロジェクトを支援しており、今年は当社受託試験所にて、「PLANET-Q」（九州大学）、「宙漆（そらうるし）プロジェクト」、「WASA」（早稲田大学）、「ANCO-project」（埼玉大学・名古屋大学）、「R-SEC」（東京理科大学）の5チームの性能試験を受け入れました。
学生たちは、成層圏における低温減圧環境を再現できる当社の試験装置を使用し、気球に取り付ける計測機器やGPS、カメラなどが問題なく動作するのかを確認しました。
本番では、すべてのチームが無事に打ち上げに成功したとのことです。

学生からは以下の声をいただきました。

• ・成層圏を再現する試験が地上でできることに驚いた。
• ・事前検証が行えないことが課題だったが、本番前に確認ができ安心して打ち上げに臨めた。
• ・筐体（きょうたい）の材質や内蔵する電子機器へ及ぼす影響について、想定しきれていない事象もあったので、今後の開発へフィードバックしたい。

当社は今後もこのような機会を通じて、次世代の技術者や研究者の挑戦を応援してまいります。

気球に内蔵する機器などを試験装置にセット

装置の観測窓から試験中の様子を確認

（参考）

• えひめ宇宙フェスinなんよ
• えひめ南予成層圏気球共同実験

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