ESPEC Quality is more than a word

MENU

ニュースNEWS

エスペックミック、川崎水族館(カワスイ)にて
アクアポニックスを活用した共同研究を開始

2023年06月30日

エスペックグループのエスペックミック株式会社(所在地:愛知県丹羽郡、代表取締役社長:吉野 知明)が、神奈川県川崎市のカワスイ 川崎水族館(以下 カワスイ)、および日本大学生物資源科学部 熱帯資源作物研究室と、アクアポニックスを活用した物質循環システムの実証実験に関する共同研究を開始しました。現在、カワスイ内のアグアラボエリアにて本研究の展示を行っています。

アクアポニックス活用した物質循環システムの実証実験に関する共同研究を開始

アクアポニックスは、植物の水耕栽培と陸上養殖を掛け合わせたシステムのことで、環境に配慮した農法として注目が高まっています。本共同研究では、以下を目的として、アクアポニックス活用における生き物と植物の共存共栄を表わした循環システムの確立を目指します。

  • ・カワスイにおける地産地消(館産館消)の試み
  • ・水族館飼育生物の排泄物および飼育水を利用した飼育動物の餌の供給
  • ・来館者の環境意識の向上および本共同研究の認知向上

エスペックミックは、長きにわたり植物工場を手掛けており、本研究においてアクアポニックスおよび植物の栽培技術を提供しています。植物工場の豊富な実績を活かし、有機質肥料を利用した独自の野菜栽培技術やノウハウを提供することで、本研究を推進してまいります。

エスペック株式会社は先端技術の実用化に不可欠な環境試験器の世界トップメーカーです。今後も、温度や湿度、圧力などの環境因子を精密に制御しあらゆる環境を再現する「環境創造技術」により、グループ一丸となって持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

<アクアポニックスとは>
アクアポニックスは、水耕栽培と陸上養殖を掛け合わせたシステムのことです。日本でも昔から自然に導入されていた農法で、魚類の糞尿を微生物分解させ、野菜生育に必要な栄養源として活用します。アクアポニックスにより、化学肥料の不使用または低減された野菜生産が可能となります。

「アクアポニックスを活用した物質循環システム」のイメージ図

「アクアポニックスを活用した物質循環システム」のイメージ図

■エスペックミック株式会社の概要

所在地 愛知県丹羽郡大口町大御堂1-233-1
設 立 1988年7月
事業内容 フードテック事業、環境保全事業、植物育成装置等の開発、製造、販売
ウェブサイト https://www.especmic.co.jp/

■カワスイ 川崎水族館

所在地 神奈川県川崎市川崎区日進町1-11
アクセス JR川崎駅東口より徒歩1分、京浜急行川崎駅より徒歩5分
営業時間 10:00 ~ 20:00(最終入館 19:00)
ウェブサイト https://kawa-sui.com/

■日本大学 生物資源科学部 アグリサイエンス学科 熱帯資源作物研究室
 教授 倉内 伸幸

プロフィール 遺伝育種学、作物学、熱帯農学を専門とし、国内外の有用植物資源を幅広く研究対象としている。特に雑穀研究に造詣が深い。また、海外技術協力歴が長く、アジア、アフリカ、特にフランス語圏で研究・協力が多い。
日本雑穀協会会長、日本熱帯農業学会副会長
ウェブサイト https://www.brs.nihon-u.ac.jp/

本リリースに関するお問い合わせ

サステナビリティ推進部 IR・広報担当

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 
E-MAIL:ir-div@espec.jp

一覧にもどる