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5年保証対象商品
【新製品】ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ ラインアップを拡充
自動車・エレクトロニクス市場の急速温度変化試験ニーズに対応

2020年08月04日

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田雅昭)は、2020年8月5日、ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズの急速温度変化タイプとして新たに4器種を発売します。これにより、ARシリーズはスタンダートタイプを含め計32器種となり、サイズや温度変化速度などに応じて最適な器種を選んでいただきやすくなりました。

ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ急速温度変化タイプは、急速な温度変化に対する試料の耐久性を評価する「急速温度変化試験」を行う装置です。2016年の発売以降、車載部品メーカーを中心に日本や欧州において販売を伸ばしています。
今回、新たにARシリーズ5℃/分680L、1100Lに続く、10℃/分・1100Lと15℃/分・680L(各湿度制御あり/なし)の計4器種を発売します。国際標準であるIEC規格やドイツ自動車業界規格LV124に適合しており、有試料での温(湿)度サイクル試験が可能です。また、温度-70℃~+180℃(オプションで+200℃にも対応)、湿度10~98%rhと幅広い温湿度範囲を精密に制御できます。これにより95℃/98%rhといった高温高湿度域でも安定制御が可能で、高い信頼性が求められる電子部品の厳しい試験要求に対応できます。さらに、低GWP(地球温暖化係数)冷媒を使用しており、低環境負荷製品を望まれるお客さまのニーズにもお応えしています。

当社は今後もお客さまの目的に応じて最適な試験器を選んでいただけるよう製品ラインアップを拡充し、多様なニーズにお応えしていきます。

写真:ハイパワー恒温(恒湿)器 ARシリーズ 急速温度変化タイプ
ハイパワー恒温(恒湿)器 ARシリーズ 急速温度変化タイプ
(左:10℃/分1100L、15℃/分680L)

本製品の発売日

2020年8月5日

新製品の特長

1.国際標準IEC規格や欧州自動車業界規格LV124に適合。有試料で10℃/分、15℃/分を実現
IEC規格の温度サイクル試験(IEC60068-2-14Nb)や温湿度サイクル試験(IEC60068-2-30、IEC60068-2-38)、欧州自動車業界規格LV124に適合しています。
-40℃~+125℃において、有試料で10℃/分、15℃/分以上で温度を上昇・下降させることができます。
2. 幅広い温湿度範囲
温度は-70℃~+180℃(オプションで+200℃にも対応)、湿度は10~98%rhと幅広い温湿度範囲を制御できます。95℃/98%rhの高温高湿度域でも安定制御が可能です。
3. 低GWP冷媒を使用
GWP(地球温暖化係数)が従来の冷媒R-404A(GWP3920)より64%低いR-449A(GWP1397)冷媒を使用しています。
4. 安心の「5年保証」
装置の設置から5年間無償で修理対応を行います。海外でご使用になる場合も3年間の保証期間を設け、長期間安心してお使いいただけます。(消耗品および定期交換部品は対象外)。
5. 試料アクセスが容易
両サイドにケーブル孔を標準装備しています。また、扉に挟みこむように配線できる扉ノッチをオプションで用意し、より試験がしやすくなりました。

写真:試料アクセス



■ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズの製品ラインアップ

写真:ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズの製品ラインアップ

本リリースに関するお問い合わせ

コーポレートコミュニケーション部 IR・広報担当

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 
E-MAIL:ir-div@espec.jp

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