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「ソフトバンク次世代電池Lab.」での次世代電池の早期実用化を支援
グリーン電力100%のバッテリー安全認証センターにて電池の信頼性を確保

2021年11月05日

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田雅昭)は、2021年6月に当社バッテリー安全認証センター(宇都宮市)内に設立したソフトバンク株式会社「ソフトバンク次世代電池Lab.」における次世代電池の早期実用化を支援してまいります。当センターは再生可能エネルギー由来の電力を使用しており、CO2を排出することなく次世代電池の安全性・信頼性の確保に向けた試験を実施することができます。

当社は環境試験器の世界トップメーカーとして、最新の試験設備と30年を超える実績で培った試験技術・専門知識で、受託試験サービスを提供しています。2015年9月には宇都宮テクノコンプレックス内に「バッテリー安全認証センター」を開設し、世界的な第三者認証機関であるテュフズードジャパン株式会社との業務提携のもと、毎年数百件の車載用バッテリーの安全性・信頼性試験を行っています。
このような安全性・信頼性評価に優れた試験設備および試験技術が評価され、「ソフトバンク次世代電池Lab.」を当社事業所に設立することとなりました。「ソフトバンク次世代電池Lab.」では、質量エネルギー密度(Wh/kg)が高く軽量で安全な次世代電池の研究開発および早期実用化の推進に向けて、世界中のさまざまな次世代電池の評価・試験が行われます。「ソフトバンク次世代電池Lab.」には当社の二次電池充放電用恒温槽を多数設置し、電池専門の当社試験員が試験計画や装置の点検管理を実施しています。さらに、発煙・発火など異常発生時の対応など安全面のサポートも行っています。
今後は試験設備の増強や大型評価設備、成層圏の環境をシミュレーションする設備などについて検討してまいります。

当社は、コアコンピタンスである「環境創造技術」を駆使した製品・サービスにより先端技術の発展やSDGsに貢献することを目指しています。ソフトバンク株式会社のSDGsの取り組みの一つである「ソフトバンク次世代電池Lab.」の支援は、当社においても事業を通じたSDGsへの貢献そのものであると考えています。これからも他社とのパートナーシップの強化に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

(参考)
■バッテリー安全認証センター(宇都宮テクノコンプレックス内)

2015年9月、電気自動車に搭載される二次電池の安全性を評価する国連協定規則「UN ECE R100-02, Part.Ⅱ」に対応した世界初の試験所を開設しました。テュフズードジャパン株式会社との業務提携により各種安全性試験の実施から認可申請までのワンストップサービスを行っています。

バッテリー安全認証センター
バッテリー安全認証センター

テュフズードジャパン株式会社ドイツに本社を置く第三者認証機関テュフズードグループの日本法人
テュフズードジャパン株式会社
ドイツに本社を置く第三者認証機関
テュフズードグループの日本法人

■国内初 100%グリーン電力で受託試験サービスを提供

グリーンパワーマーク

2021年4月、国内のすべての試験所(宇都宮・豊田・刈谷・神戸)で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来の電力に切り替えました。国内で初めて受託試験サービスをグリーン電力100%で提供することが可能となり、お客さまのSCOPE 3カテゴリ1(購入した製品・サービス)におけるCO2排出量の削減に貢献しています。

宇都宮試験所
宇都宮試験所
刈谷試験所
刈谷試験所
豊田試験所
豊田試験所
神戸試験所
神戸試験所

本リリースに関するお問い合わせ

コーポレートコミュニケーション部 IR・広報担当

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 
E-MAIL:ir-div@espec.jp

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