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神戸R&Dセンターに新技術開発棟を建設
オープンイノベーションによる技術開発力強化と生物多様性保全の推進
2020年02月03日
エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田雅昭)は、神戸R&Dセンター(兵庫県神戸市北区)の敷地内に新たに技術開発棟を建設します。オープンイノベーションの促進による技術開発力の強化と生物多様性保全の推進を図り、持続的な成長を目指します。2019年6月に着工し、2020年5月より稼働する予定です。
当社は、オープンイノベーションの促進による技術開発力の強化と生物多様性保全の推進を目的として、「オープンイノベーション」「オープンコミュニケーション」「自然環境との共存」をコンセプトに新技術開発棟を建設します。
新技術開発棟 3つのコンセプト
- 1. オープンイノベーション
- 産学官連携などオープンイノベーションを促進し、自動車の電動化や自動運転の実用化に必要な様々な気象環境の創出や、地球環境負荷を低減した製品開発、医療・食品・マテリアルといった新規事業分野の開発に取り組みます。開発中の環境試験器をお客さまに公開するとともに、ベンチャー企業との協業を促進する共同実験室や、来訪者に開放するオープンミーティングエリア(約340㎡の大会議室)を設置し、社内外の技術の融合によるイノベーションの活性化を目指します。
- 2. オープンコミュニケーション
- 開放的なワンフロア構造やミーティングスペースの充実、グローバル会議が可能なTV会議システムなど、建物全体を通して技術者間のコミュニケーションが取りやすい魅力ある職場環境を実現します。また、全フロアの見学コースの設置やバリアフリーなど見せる技術開発施設とし、社内外のオープンコミュニケーションを促進します。
- 3. 自然環境との共存
- 屋上緑地(約700㎡)を施工し、六甲北部の在来種による草地を育成します。これにより企業活動の重要な取り組みとして生物多様性保全をさらに推進するとともに、環境保全事業の拡大につなげます。また、既存のエスペックの森(在来苗木を植樹し育てた森)やビオトープなどとの調和を図り、人と生き物が共生する事業所を目指します。
当社はこれからも持続可能な成長に向けて、最先端技術の課題解決に貢献するとともに環境先進企業として生物多様性保全を推進してまいります。
新技術開発棟の概要
所在地: | 兵庫県神戸市北区鹿の子台南町5-2-5 神戸R&Dセンター敷地内 |
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建設面積: | 1,580㎡ |
延床面積: | 4,557㎡ |
建物構造: | 鉄骨造地上3階 |
稼働時期: | 2020年5月(予定) |
投資額: | 約11億円 |
環境配慮: | ・自然通風の取入れによる空調利用の低減 ・熱線吸収窓ガラスの採用による室内温度上昇の軽減 ・屋上緑化※1による夏季の室内温度上昇の軽減、冬季の保温効果による省エネ効果 |
バリアフリー: | 屋上、エレベータ、トイレ、通路、実験室 |
新技術開発棟のイメージ図
全景
外観
神戸R&Dセンターの概要
当社の技術開発と新製品開発の拠点であり、神戸試験所を併設し受託試験サービスも行っています。また、2018年には主力製品である恒温(恒湿)室の設計・生産機能も備えました。さらに、敷地内には、社員・関係者が在来苗木を植樹し育てた「エスペックの森」やビオトープなどがあり、生物多様性保全を推進する拠点としても活用しています。
操業開始: | 2001年 |
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総面積: | 31,911㎡ |
主な施設: | A棟(恒温(恒湿)室の設計・生産)、B棟(技術開発、製品開発) 試験棟(受託試験サービス)、ビオトープ・エスペックの森(生物多様性保全) |
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※1屋上緑化 エスペックミック株式会社の低耐荷重・耐風圧緑地を屋上に設置
当社の子会社であるエスペックミック株式会社は、森づくりや水辺づくりなど 環境保全事業や植物育成装置などを手掛けています。本リリースに関するお問い合わせ
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