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エスペック株式会社とナガノサイエンス株式会社、業務提携中国事業の推進における協力関係を構築
2019年12月24日
環境試験事業のトップメーカーエスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田雅昭)と医薬品安定性試験事業のトップ企業であるナガノサイエンス株式会社(本社 大阪府豊中市 代表取締役社長:長野大造)※1は、2019年11月13日、中国等における双方の事業を推進するために以下の業務提携について合意しました。
■業務提携の概要
エスペックグループが、ナガノサイエンス株式会社が中国・アセアン諸国で販売する医薬品安定性試験器の受託製造を請け負うものです。エスペックグループの中国の生産会社エスペック広東※2がこれまで培ってきた環境試験器の設計、製造技術および品質管理体制に加えて、安定性試験器の受託製造機能を強化し量産体制を整えます。これによりナガノサイエンス株式会社は、中国市場並びにアセアン市場において高品質・高信頼性を確保する安定性試験器をエスペック広東より安定的に調達することができます。
医薬品安定性試験とは、温度、湿度、光等の様々な環境下で医薬品品質の経時的変化を明らかにし、その結果に基づいて医薬品の貯蔵条件や有効期間を設定するために実施する保存試験のことを言い、この保存試験に用いる試験器を医薬品安定性試験器と言います。
近年、特に中国では医薬品産業の振興とともに、医薬品の品質管理基準の厳格化も進んでおり、今後、医薬品安定性試験器の需要拡大が見込まれます。このような背景のもと、ナガノサイエンス株式会社は広東省深圳市に現地企業と合弁で現地子会社を設立し中国における安定性試験事業を推進しています。
本業務提携により、エスペック株式会社は、中国の生産会社エスペック広東の生産技術力を拡充し安定性試験器を安定的に供給することで、ナガノサイエンス株式会社の中国・アセアン諸国における安定性試験事業を支援してまいります。
※1 ナガノサイエンス株式会社
世界でも例のない医薬品安定性試験に係る総合ソリューション(サービス・システム・機器)の提供で国内トップシェアを確保しています。
会社名: ナガノサイエンス株式会社 |
所在地: 大阪府豊中市新千里西町1-2-2 |
代表者: 代表取締役社長 長野 大造 |
資本金: 75,000千円 |
設立年月日:1970年9月28日 |
従業員数:250名 |
※2 エスペック広東
2013年にエスペック株式会社が100%出資して中国・広州省に設立した環境試験器の製造会社です。広大な敷地に最新の生産設備と高品質の生産技術を備え、中国における生産拠点としてエスペックグループの中核的な役割を担っています。
会社名: 愛斯佩克試験儀器(広東)有限公司 |
所在地: 中国 広東省広州市南沙開発区 |
代表者: 董事長 荒田 知(当社取締役 上席執行役員) |
資本金: 37,000千人民元 |
設立年月日:2013年5月7日 |
総面積:28,579㎡ |
工場面積:17,854㎡ |
人 員:116名 |
愛斯佩克試験儀器(広東)有限公司
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