新会社「ESPEC ENGINEERING (THAILAND) CO., LTD.」を設立し
「ASEANテクニカルサポートセンター」を開設
─ASEAN諸国に進出されている日系企業の技術サポートを強化─
2015年4月1日
建物外観
エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田 雅昭)は、2015年3月31日(火)に、タイのアマタナコーン工業団地(チョンブリ県)において、新会社「ESPEC ENGINEERING (THAILAND) CO., LTD.」を設立し、「ASEANテクニカルサポートセンター」を開設しました。これにより、ASEAN諸国に進出されている日系企業のみなさまへの技術サポートを強化します。7月に稼働予定です。
当社は、2014年度から2017年度までの中期経営計画「プログレッシブ プラン2017」において、開発・生産拠点のシフトが進むASEAN諸国を最重点エリアと位置付け、売上拡大を目指しています。ASEAN諸国は、特に日系企業のシフトが進んでおり、中でも自動車関連メーカーが多数拠点を設けています。アマタナコーン工業団地は、首都バンコクの東側に位置し、約650社の企業が入居しています。そのうち66%が日系企業で、その33%が自動車関連メーカーです。また、当工業団地の近隣には、電子部品・電子機器メーカーも多く、環境試験器の需要拡大が見込まれます。
新たに開設した「ASEANテクニカルサポートセンター」では、製品の修理対応や保守点検、校正、製品の現地組立・改作など技術サポートを強化します。さらに、2016年度を目標に、お客さまに代わって試験を行う受託試験サービスを開始し、顧客満足度を高めてまいります。
また、ASEAN・東南アジア諸国連合は、2015年末にASEAN経済共同体(AEC)が発足し、「域内の関税撤廃」「貿易の円滑化」などが進められる予定です。これにより、人口6億人を超える一大経済圏が誕生する可能性があり、さらなる経済の活性化が期待されています。こうした中、すでに活動をスタートしている「ASEANサポートデスク」※や代理店との連携を強化し、シナジーを高め、最重点エリアであるASEAN諸国におけるさらなる売上拡大を目指します。
ESPEC ENGINEERING (THAILAND) CO., LTD.
「ASEANテクニカルサポートセンター」の概要
- 会社名:
- ESPEC ENGINEERING (THAILAND) CO., LTD.
- 所在地:
- Amata Nakorn Industrial Estate, Tambon NongKhaka, Amphur Phanthong, Chonburi province 20160, Thailand
- 設立年月日:
- 2015年3月31日
- 稼働予定日:
- 2015年7月
- 事業内容:
- 製品の修理対応や保守点検、校正、製品の現地組立・改作など技術サポート
受託試験サービス(2016年度開始予定) - 敷地面積:
- 3,120平方メートル
- 建物延床面積:
- 1,312平方メートル
※ASEANサポートデスク
2013年4月に、ASEAN諸国に進出される日系企業を対象に、さまざまな問い合わせに日本語で対応する専門部署として設置。日本、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピンに日本語ホットラインを設け、製品購入や各種サービス、輸出入の相談などに対応。
本リリースに関するお問い合わせ
コーポレートコミュニケーション部 IR・広報担当 大川 奈津子
TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 E-MAIL:ir-div@espec.jp