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【新製品】エコカー用二次電池評価装置
業界初となる2機種を新たにラインナップ

2014年11月20日

写真:二次電池評価装置アドバンストバッテリーテスターNEXT二次電池評価装置
アドバンストバッテリーテスターNEXT

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田 雅昭)は、2014年11月1日に、業界初となる車載用二次電池評価装置を新たに2機種発売し、ラインナップを拡充しました。

世界各国の燃費規制を背景に世界規模でエコカーの開発が活発化しています。それに伴い、車載用二次電池の信頼性や安全性を確保するためのさまざまな試験需要が拡大しています。

こうしたなか、当社は車載用二次電池の充放電試験において、より高精度に温度制御する恒温槽付充放電試験装置「アドバンストバッテリーテスターNEXT」を発売しました。あわせて、モジュールの取り替えにより3種の安全性試験を1台で実施できる安全性試験装置「アドバンストセーフティテスター」を発売しました。

二次電池の充放電試験は、通常、恒温槽内に複数の電池を入れて行いますが、電池そのものや隣接する電池の発熱の影響を受けるため各電池の表面温度にムラが生じ、試験結果のバラつきやその補正作業の手間などの課題がありました。「アドバンストバッテリーテスターNEXT」は、電池毎に精密な温度制御を行うことで、恒温槽内の均一な温度分布を実現しました。これにより正確な試験結果が得られるとともに、お客さまの手間やコストを低減します。

安全性試験装置「アドバンストセーフティテスター」は、従来、別々の装置で行っていた3種の安全性試験(釘刺し試験・圧壊試験・外部短絡試験)をモジュールの取り替えによって行うことができます。二次電池のセルからモジュール、パックまで、UN ECE-R100(バッテリー式電気自動車に係る国連協定規則)、ISO、IECなど国際規格や、QC/T(中国自動車業界標準)に適合した各種安全性試験をイニシャルコストを抑えて実施できるとともに、装置の設置スペースを大幅に削減することができます。

今後も装置のラインナップを拡充し、高まる試験需要に対応してまいります。

本リリースに関するお問い合わせ

コーポレートコミュニケーション部 IR・広報担当 大川 奈津子

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 E-MAIL:ir-div@espec.jp