公益信託「エスペック地球環境研究・技術基金」
第17回授与式を開催
2014年9月3日
エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田 雅昭)は、8月27日、公益信託「エスペック地球環境研究・技術基金」(注1)第17回授与式を開催しました。
当基金は、創業50周年となる1997年、自らの社会的責任を全うする事業として設立したもので、地球環境保全のための調査研究や技術開発、緑化教育や啓発活動に対し、資金的援助を行うことで、さまざまな地球環境問題の克服に寄与することを目指しています。
応募件数は年々増加しており、2014年度は100件以上のご応募をいただきました。学識経験者からなる運営委員会の厳正な審査により、2014年度は13テーマに対して、計650万円の助成をさせていただきました。設立以来17年間で、助成テーマの総数は175件、助成金の総額は9,122万円となりました。
(注1)公益信託とは、個人や企業が、自らの財産を提供し、地域の学生への奨学金の支給、学術研究や福祉事業への助成など、公益活動を行う制度です。
公益信託「エスペック地球環境研究・技術基金」第17回授与式
- 日時:2014年8月27日(水)PM2:00~5:00
- 場所:エスペック株式会社 本社
- 助成金:650万円(13テーマ)
- 助成対象者および研究テーマ
氏名 | 学校名 | 学部・学科 研究科名 |
役職 | 研究テーマ |
---|---|---|---|---|
朝日 克彦 | 信州大学 | 山岳科学研究所 | 助教 | 気候変動下における中部山岳雪氷圏の 中期的な動態解析 |
市村 正也 | 名古屋工業 大学 |
機能工学専攻 | 教授 | 鉄の太陽電池 (硫化鉄/酸化鉄へテロ接合太陽電池) |
糸井川 高穂 | 宇都宮大学 大学院 |
工学研究科 | 助教 | エアコン使用者の省エネルギー行動を 誘発する情報の提供方法の提案 |
伊禮 聡 | 琉球大学 | 理学部国際 サンゴ礁研究教育 ハブプロジェクト |
ポスドク 研究員 |
福岡大気中のPMに含まれる発生由来別水溶性 有機炭素の定量解析 |
大野 智彦 | 金沢大学 | 人間社会研究域 法学系 |
准教授 | 重層的環境ガバナンスにおける 熟議民主主義の実証的研究 |
岡 浩平 | 広島工業大学 | 環境学部 地球環境学科 |
助教 | 塩生植物の生活史戦略と生育環境の関係性 |
鎌田 泰斗 | 新潟大学 大学院 |
自然科学研究所 | 博士後期 課程1年 |
冬眠動物シマリスに及ぼす 地球温暖化の影響評価に関する研究 |
川﨑 興太 | 福島大学 | 共生システム 理工学類 |
准教授 | 東日本大震災と福島原発事故後における 環境復興に関する研究 |
田邊 優貴子 | 早稲田大学 | 高等研究所 | 助教 | 植生の長期モニタリングに向けた 画像のRGB解析法の開発 |
羽鳥 剛史 | 愛媛大学 大学院 |
理工学研究科 | 准教授 | 行動プラン法を用いた 省エネ行動促進策の提案と効果検証 小学校環境教育プログラムへの適用 |
平尾 聡秀 | 東京大学 大学院 |
農学生命科学研究科 | 講師 | 森林の潜在的な病害発生リスク推定法の 開発に関する研究 |
吉川 正和 | 京都工芸繊維 大学大学院 |
生体分子工学専攻 | 教授 | 放射性廃棄物捕捉分子 インプリントナノファイバー吸着剤 |
渡邉 修 | 信州大学 | 農学部 | 准教授 | UAV(小型無人ヘリ)によるアレチウリ群落の 高精度センシング技術の確立と発生面積の推定 |
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