受託試験

モノづくりの原点に
立ち返る挑戦を

F.F
テストコンサルティング本部 試験部 中日本試験所
2021年入社/理工学部 物質化学科卒

受託試験でお客様のモノづくりを支える

テストコンサルティングでは、お客様のモノづくりに必要な試験工程をエスペックが請け負い、その結果を報告書として納品します。私の場合、通水や通電を行い、劣化を測定する試験を担当することが多いです。愛知県にある中日本試験所は自動車産業が盛んで、自動車部品を中心に、医療品や電子部品など様々なモノの試験を行っています。また、要求に応じて、試験内容を提案するコンサルティングも私たちの役割の一つです。お客様の要件を満たす試験をどのように行うかを考えることに日々面白さを感じています。

試験環境を生み出す面白さは一種のモノづくり

大学では化学を専攻していたため、試験環境を構築するための電気回路は未知の領域でした。最初は難しく感じましたが、先輩方のアドバイスや自己学習のおかげで乗り越えることができました。試験器そのものを作っているわけではありませんが、試験器とそれに必要な付帯設備、配線の組み合わせなどを考えながら試験環境を生み出すことも一種のモノづくりだと感じています。また、日々お客様から送られてくるサンプルは、普段目にすることのない貴重なものばかりで、毎日が新しい発見の連続です。車や製品の構造に興味がある自分にとって、これほどモノづくりの魅力が詰まったフィールドは他にないと思っています。

共同研究と未知への挑戦

現在、若手教育の一環として、大学と連携した研究活動にも取り組んでいます。業務中に抱いた疑問を解決するため、大学の研究設備やノウハウを活用して研究を進めており、最終的には論文発表を目指しています。例えば、「この試験では試料のどこに負荷がかかっているのか」「このレベルの負荷をかけると試料はどうなるのか」など日々の業務の中でもブラックボックスのまま試験を行っているところがあります。この取り組みは、今後の受託試験業務のクオリティ向上に役立てることを目標としており、エスペックとしても、このノウハウを次世代に引き継ぐため、モノづくりの原点に立ち返る挑戦を続けています。

一日の流れ

8:30

出社・メール確認・ラジオ体操

9:00

グループ朝礼・タスクの割り振り

10:00

設備点検

11:00

試験対応

12:00

昼食

13:00

昼礼・午後からのタスクの確認

13:30

試験対応

15:00

報告書作成・顧客対応

16:00

点検・メールチェック

17:00

退社

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