【あいち次世代モビリティ・テストラボ】オープンまで
あいち次世代
モビリティ・テストラボ
大容量電源を備え、これから望まれる動作試験にも対応した評価メニューを提供する豊田試験所 国内最大級の2拠点で、「モビリティの進化」を支えます。
常滑サイト
あいちバッテリー安全認証センター
国内最大級「車載用バッテリー特化型テストラボ」開設
モビリティの進化に先駆け、環境試験機器 世界トップクラスの技術開発力が実現した
次世代のための「バッテリー」専用のテストラボ・・・それが「常滑サイト」です。
EV 電池の大型化× 高密度化に対応
EV電池パックサイズに対応した大型試験装置
大電力に対応した充放電装置
より大きなエネルギー密度を確保するために、EV・HEV 電池パックは大型化、エネルギーの高密度化が進んでいます。当試験所では 2m を超える大型サイズの電池パックにあわせた試験室、恒温槽をご用意しています。また、高容量電池に必要な充放電の試験においても、最大400kW の充放電装置は試験室、恒温槽まで配線されているため、環境試験に合わせた実施が可能です。さらに、過電流試験や過充電試験のような高い電流、電圧が必要な安全性試験にも対応しています。
国際規格の変化に対応
熱伝播
耐火性試験(LPG バーナー)
2023 年よりUN ECE R100.03 PartⅡ に日本国内で義務化された新試験項目の一つである「熱伝播」は不具合電池の熱暴走によって、発熱・発煙・発火など外部への影響を把握するための安全性評価として注目を浴びています。さらに耐火性試験の選択肢のLPGバーナーを用いた試験方法は、安定した炎で電池を火あぶりすることが可能で試験再現性が高いことから、電池パックの熱設計において大きく期待される手法となります。これら過酷な新試験項目においても、適切な環境、計測を持って対応いたします。
限界試験から認証試験まで 安全・安心な試験ソリューション
安全試験室(ドライブインバンカー、スクラバー)
保安装置付き試験装置
リチウムイオン電池における安全性試験では、電池の発火リスクは高く、当試験所ではバンカーと呼ばれる四方コンクリートに囲まれた安全試験室を備えており、万一の発火に対しても対処できます。中でもドライブインバンカーは自動車1 台が入る大きさに設定されており、自動車に搭載された状態での評価が必要な場合も対応可能です。また試験中は隣接する計測室から状況を観測することができ、試験室、恒温槽においては万一の発火・発煙に備えて消火、排気処理の装置を完備しているため、通常では実施できないような安全性試験も安心して計画することができます。
イメージ動画
新試験所【あいちバッテリー安全認証センター】所在地( 予定 )
〒479-0882
愛知県常滑市りんくう町1丁目25番25
セミナー動画
[名古屋]オートモーティブワールド EV・HV・FCV技術展(EV JAPAN 名古屋)で
「あいちバッテリー安全認証センター」をご紹介しました
2024年10月ポートメッセなごやで開催された同技術展の「新製品・新技術セミナー」にて「車載バッテリーにおける安全性試験」をテーマに講演。その中で、「あいちバッテリー安全認証センター」をご紹介しました。
完成間近になりました!
外観イメージ
開所に向けて、
着々と準備を進めています
豊田サイト
豊田試験所
国内最大級の規模を誇る車載用電装品の試験所
評価項目が多岐にわたる車載用電装品の試験に対応した設備など最新設備を順次導入し、
多様な試験に対応してるテストラボ・・・それが「豊田サイト」です。
車両環境の再現によるデバイス評価
大型チラー、高容量双方向電源による車両環境シミュレーション
導体抵抗評価システム、高電圧絶縁抵抗評価システム
高エネルギーを使う電動自動車において高容量通電と熱マネジメント評価の重要性は高く、特に車両環境の組み合わせによる影響も考慮した車載部品評価が必要となります。気候的環境、機械的環境、電気回路、冷却回路など自動車を取り巻く環境を、当社の試験技術により複合的に制御することで、市場環境を模擬した評価をご提案します。また、車載SoC(System on Chip)に搭載される電子部品においても、接合性、絶縁性を自動計測システムで評価します。
大型化した統合モジュールへの対応
パワートレインユニット、コックピットモジュールの対応
大型モジュール対応の恒温恒湿槽
Xin1 モジュールと呼ばれるような複数の機能を統合した車載用電装品の登場により、供試品としてのサイズが大型化していることから、余裕を持った容積の恒温槽が必要になります。e-Axle などのEV パワートレインユニットや、コックピットモジュール、車両内装品・外装品に対応した大型冷熱衝撃装置に加え、新たにウォークインチャンバー、大型恒温恒湿槽を導入予定。標準の恒温槽では対応できないサイズの供試品にも対応いたします。
電動自動車規格の対応
ISO16750、LV124、GBT18488 の対応
試験手法のコンサルティング
ISO16750 やLV124 は電気自動車部品にも適用され、規格対応が要求されています。中でも大型供試品のアイスウォーター衝撃試験(浸漬試験、スプラッシュウォーター試験)は、大型サイズのモジュールに対しての対応が増加していることから、追加で導入を予定しています。また、2024 年に改定された中国規格GBT18488(電動自動車用駆動モータシステム)など車載部品の国家規格や国際規格など、規格遂行のための試験計画に対してご相談承ります。
【豊田試験所】所在地
〒471-0844
愛知県豊田市聖心町3丁目44-1