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透明性のある公正な経営取締役会当社の取締役会は、2025年6月末現在、社外取締役4名を含む10名で構成しています。原則として毎月1回定期開催し、法令および定款で定められた事項ならびに経営戦略や経営計画等の経営に関する重要事項を審議・決定するほか、取締役の業務執行に関する監督を行っています。なお、経営責任の明確化を図るため、取締役(監査等委員である取締役を除く)の任期は1年としています。また、社外取締役4名を東京証券取引所が指定を義務付ける独立役員に指定しています。■取締役(監査等委員である取締役を含む)の構成独立社外4名女性2名取締役会全体の実効性は確保できていると判断しました。一方、今後の課題として、議案に関する情報のさらなる充実化」について取り組む必要があることを確認しました。今後もさまざまな観点から議論を重ね、さらなる実効性向上に努めてまいります。なお、実効性評価の結果は、当社Webサイトで公開しています。■カテゴリー別アセスメント結果取締役会の構成43.9総合評価4.03210取締役会の役割3.8独立社外比率40%女性比率20%社内6名男性8名3.84.0取締役会の支援取締役会の運営4:適切3:概ね適切2:やや不適切1:不適切■取締役会の主な検討内容(2024年度)2025年度から2027年度までの中期経営計画および2025年度の経営計画の決議資本コストや株価を意識した経営の協議、および実現に向けた対応に関する開示内容の決議内部統制システム整備の基本方針に基づく運用状況の報告取締役会実効性評価の実施方法の協議および評価結果の報告マルチステークホルダー方針の報告あいち次世代モビリティ・テストラボ常滑サイト開所に向けた進捗の報告等取締役会の実効性評価2024年度の取締役会の実効性については、2025年4月開催の取締役会で取締役会全体の実効性を評価しました。社外取締役が責任者となり、全ての取締役を対象に取締役会の構成、役割、運営、支援の側面からアンケート形式による自己評価を行うとともに、その回答内容に基づきインタビューを行いました。その結果、経営に対する監督機能を発揮するための体制が構築されていること、また、自由闊達かつ建設的な議論、意見交換が行える条件が整っていることを確認し、監査等委員会当社の監査等委員会は、2025年6月末現在、社外取締役2名を含む3名で構成しており、原則として毎月1回定期開催しています。期初に監査方針、監査計画を定め、監査等委員会はそれに従って取締役の職務執行、内部統制システムおよび計算書類等の監査を実施しています。指名報酬委員会役員人事と役員報酬について審議する任意の指名報酬委員会を設置しています。経営の透明性および客観性の確保の観点から、構成員の過半数を社外取締役としており、委員長および委員の選任は取締役会で決定しています。2024年度の指名報酬委員会は2回開催され、全委員が全てに出席しました。2025年度は、2025年6月開催の取締役会において同委員会の構成員の変更を決議し、2025年6月末現在の委員は、代表取締役執行役員社長の荒田知、取締役常務執行役員の末久和広、社外取締役の柳谷彰彦および平田一雄、監査等委員である社外取締役の田中崇公の5名であり、委員長は社外取締役の柳谷彰彦が担っています。43ESPECREPORT2025