2025年度会社案内(日本語版)


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技術開発棟神戸R&Dセンターでは、地球上のさまざまな気象環境を再現する世界初の「全天候型試験ラボ」を設置しています。全天候型試験ラボ降雪試験降雨試験研究開発新たな「可能性」をテーマに革新的技術が信頼性を獲得するためには、新しい信頼性試験が必要とされます。革新的製品を評価するには、新しい試験方法や検査方法が適用されます。エスペックはこうした新しいニーズに対応する試験方法、装置・システムを「革新的技術開発」と「創造的新製品」によるソリューションというカタチで提案しています。例えば、AIIoTや次世代モビリティの分野でも信頼性の確保は重要な技術課題の一つです。当社は、全天候型試験ラボやソリューションラボといった公開施設を活用し、お客さまの技術分野の課題解決に向けた新たな試験方法の共同開発に取り組んでいます。さらに、自動車やエレクトロニクス分野の環境試験の規格化活動に参画し、国や工業団体と連携し国際標準化を進めています。また、環境問題が深刻化するなか、当社は製品の省エネ化に加え、国内で初めて低GWP(地球温暖化係数)冷媒を搭載した環境試験器を発売するなど、環境配慮製品の開発を進めています。エスペックは、自社の技術力のさらなる強化と産学官連携によるオープンイノベーションを促進し、次代をリードする革新的な技術・製品を創出していきます。●技術者向け情報サイト「TestNavi」技術者のための信頼性技術の専門情報サイト「TestNavi」を開設しています。環境試験のノウハウや信頼性試験の基礎から最新の試験動向まで、お客さまの実務に役立つ情報をタイムリーにお届けしています。「TestNavi」の会員登録者数は、24,000名を超えました。15ESPECCORP.COMPANYPROFILE


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