サステナビリティレポート2024


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社会-Social-適切な情報開示・コミュニケーション株主・投資家さまとのコミュニケーション情報開示・IR活動の方針会社法、金融商品取引法等関係法令、証券取引所の定める適時開示規則などに従い、情報開示を行っています。また、同規則に該当しない情報についても、私たちを理解していただくうえで役立つ情報は、積極的かつ公平に開示していきます。社内体制としては、開示情報を審議する機関として、情報開示委員会を設置しています。IR活動においては、株主・投資家さまに当社の理解を深めていただき信頼関係を構築することで、適正な企業評価をいただくことを目指しています。また、市場の評価を当社の経営活動に活かすことを目指しています。なお、IR活動の方針をIRポリシーとして定め、当社Webサイトに掲載しています。機関投資家・個人投資家向けIR活動四半期ごとに決算説明資料を開示し、機関投資家・証券アナリストと個別ミーティングを実施しています。2023年度は主にWeb会議を活用し延べ144社とミーティングを実施しました。また、半期ごとに決算説明会を開催し、社長による決算説明動画を当社Webサイトに掲載しています。さらに、フェアディスクロージャーの観点から、解説文付き決算説明資料や「主な質問と回答」の和英開示を行っています。個人投資家向けIR活動としては、2024年3月に日本証券新聞社主催の説明会を名古屋市で実施し、約120名の方にご参加いただきました。■2023年度の実施状況個別ミーティング延べ144社決算説明会(動画配信)2回個人投資家説明会1回参加者約120名株主総会の活性化および議決権行使の円滑化に向けた取り組み●株主総会株主総会を株主さまと直接対話のできる貴重な機会であると考え、より多くの株主さまにご参加いただけるよう集中日を避けて開催しています。招集通知については早期発送に努めており、法定期日の1週間前に送付しています。また、法定期日の2週間前には東京証券取引所および当社Webサイトに掲載し、英訳版(要約)も開示しています。また、第69回招集通知にてカラー化を実施し、読みやすさの向上を図っています。なお、会社法改正により株主総会資料の電子提供制度が開始されましたが、書面交付請求の有無に関わらず従来どおり書面でお送りしています。第71回株主総会は75名の株主さまにご出席いただきました。経営トップのIR活動への参画当社では経営トップが積極的にIR活動に参画しています。国内外の機関投資家と個別ミーティングの機会を設けており、2023年度は延べ23社と対話を行いました。また、個人投資家向け説明会では、社長より当社の強みや株主還元についてご説明しました。情報発信の強化●株主通信年2回発行している株主通信では、株主さまにエスペックについてよりご理解を深めていただくため、当社のさまざまな取り組みを紹介しています。2023年度は特集記事として、当社の主力事業である環境試験器や納入事例を掲載するとともに、人材開発や環境活動など多様な取り組みを紹介しました。●議決権行使郵送やインターネットでの行使も可能にしており、スマートフォンで二次元コードを読み取ることで容易に行使できる「スマート行使」も利用できます。また「議決権電子行使プラットフォーム」を導入しており機関投資家の行使環境の改善にも取り組んでいます。●財務・非財務情報過去10年間の財務・株式データ(ファクトブック)の和英開示を行っています。また、非財務情報の充実にも取り組んでおり、サステナビリティの取り組みをまとめた資料やESGデータ集、サステナビリティサイトの拡充を図っています。41ESPECCORP.SustainabilityReport2024


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