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ESPECNEWS高性能半導体パッケージなどの信頼性確保に貢献「熱変形計測システム」の販売および計測サービスを開始2024年1月温度環境下における半導体パッケージや実装基板の反り変形を可視化する「熱変形計測システム」の販売および受託解析サービスを開始しました。高性能な半導体パッケージ・実装基板は、データ転送量が多く処理速度が速いため、消費電力や発熱の増大による接合不良が起こりやすくなっています。こうした課題解決に向け、熱による反り変形量を正確に把握できる「熱変形計測システム」を開発しました。当社の「卓上型無風恒温槽」などと3D測定専門メーカーの3次元デジタル画像相関法を用いた計測カメラを組み合わせることで高い精度での計測が可能です。熱変形計測システムコスモピアハイテックが低GWP冷媒「R-473A」を搭載した急速温度変化装置を発売3D測定システム温度コントローラー卓上型無風恒温槽2024年10月グループ会社のコスモピアハイテックは低GWP(地球温暖化係数)冷媒「R-473A」を搭載した急速温度変化装置を発売しました。本装置は、GWP値を大幅に削減するとともに、コスモピアハイテック独自の冷凍サイクル制御技術により、-70℃から+180℃までの温度領域において18℃/分の温度変化速度を実現しました。また、国際的な試験規格であるJEDEC規格やIEC規格に適合した試験にも対応しています。急速温度変化装置プレミアムエクセレントシリーズ(EC-28PXHH)2025年2月開設予定愛知県に車載用バッテリーに特化した新試験所「あいち次世代モビリティ・テストラボ」あいちバッテリー安全認証センターを開設近年、加速するEVシフトを背景に車載用バッテリーの大型化・高容量化の開発が進んでおり、車載用バッテリーの安全性確保に向けた評価試験および認証試験の需要が拡大しています。こうした需要にお応えするため、愛知県常滑市に最先端の車載用バッテリーの安全性試験に対応する新たな受託試験所「あいち次世代モビリティ・テストラボ」あいちバッテリー安全認証センターを開設します。2025年2月に開設予定の新試験所は、コンクリート構造の安全性試験室3室や、自動車が1台入るドライブインチャンバーなど最新の設備を取り揃え、最先端バッテリーの試験需要にお応えします。19ESPECCORP.SustainabilityReport2024「あいち次世代モビリティ・テストラボ」あいちバッテリー安全認証センター(イメージパース)