VOC放散試験チャンバー VOC-010・020・070・120・240(Japanese)

健康で安全な生活環境を実現するために、シックハウス(シックビルディング)症候群の原因とされる揮発性有機化合物(VOC)の研究が進んでいます。厚生労働省では、室内空気感染に関わるガイドラインとして、VOCに対する室内能動指針値が策定されており、また環境省においても、VOCの排出規制などの施策を講じています。そこで、様々な分野で揮発性有機化合物(VOC)の測定分析に対応するために、チャンバー容積が1m3(小型チャンバー法 - JIS A 1901 に準拠)から最大24m3まで5種類のチャンバーをラインアップ。また、エスペックでは、VOCの化学分析やデータ整理のサポートもお手伝いします。


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Utilityより正確な測定を実現清浄空気生成ユニットの搭載をはじめ、テストエリアにはステンレスを採用し、試料以外から発生する揮発性有機化合物(VOC)を抑えています。またテストエリアは鏡面加工を施し、試料から発生した揮発性有機化合物の付着を防ぎ、試験をより正確に行うことができます。メンテナンスを容易に、試験のトータル工程を簡略化試験前と試験終了後に行う加熱処理により、テストエリアに付着している揮発性有機化合物を除去します。このためテストエリアの分解/洗浄/セットアップといった作業工程が不要となりました。また、鏡面処理をはじめ、板金接続部のフラット化、コーナー部分にボールコーナー加工などにより洗浄が効果的・効率的に行え、コンタミネーションを防ぐことができます。試料のセッティングが容易(VOC-010・020)装置下部にハンドリフト脚部などの挿入部を設け、テストエリアの位置を低くすることで、大型試料や重量物の出し入れが容易に行えます。大きな試料にも対応できるようにテストエリアの支柱が移動(VOC-020)テストエリアの可動式支柱をスライドすることで大きな試料の設置も容易に行えます。VOC-020ボールコーナ開閉時支柱はテストエリア中央位置支柱をスライド移動VOC-020テストエリア4


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