受託試験・校正証明

長きにわたり環境試験の研究や試験方法の開発などを行ってきました。その数多くの経験と実績を活かし、信頼性試験の設計から評価・解析、評価結果に対する改善提案まで、プロセス単位またはトータルにお客さまの信頼性試験を受託いたします。試験所の見学も行っており、実際に装置をご覧いただきながら受託試験・装置購入をご検討いただけます。


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試験事例Air-HAST試験Air-HAST試験器内の環境は、水蒸気のみのHAST環境に、空気を加えました。人間が暮らす一般的な環境には、常に多くの空気が存在します。(25℃/60%の場合、空気と水蒸気の分圧は98:2)空気と水蒸気が共存した環境での加速試験として、Air-HAST試験を提案いたします。受託試験SnめっきQFP実装基板で発生した針状ウィスカのSnマッピングAir‐HAST110℃/85%200h経過★「特許第5066143号ウィスカ評価方法及びウィスカ評価用試験装置」として特許取得済■ワイドレンジHAST制御範囲図湿度%rh100908070605040302010080℃100%rh132.9℃100%rhHAST保存工程範囲HAST温湿度制御範囲恒温恒湿槽温湿度制御範囲ワイドレンジHAST範囲80℃50%rh105℃20%rh142.9℃20%rh102030405060708090100110120130140150温度℃Z軸6自由度震動概念Y軸X軸加速度加速度■HALTの基本的なステップ①低温ステップ②高温ステップ④震動ステップ温度時間時間時間低温限界高温限界振動限界③急速温度変化⑤複合試験時間時間温度温度●5ステップにより製品の限界を検出●不具合要因を解析、調査し改善一般的に全ステップで、5日間程度の試験になります試験品や試験条件などで前後します。必要に応じて実施しない項目もあります。18Air-HAST試験の評価目的とHAST試験との比較●実装基板でのウィスカ試験のうち湿度環境での加速評価試験。●塗料、照明機器材料(LED、樹脂)、太陽光パネル等、空気に含まれる酸素による変色が劣化指標となる恒温恒湿での加速試験。ワイドレンジHAST試験100℃前後の恒温恒湿試験が実現可能となります。ガラス転移温度や耐熱温度がやや低いHAST試験が出来ない試料の加速試験にご利用いただけます。温湿度制御範囲●太陽電池パネル用部品/材料●車載部品の評価試験●85℃/85%試験の加速試験(電気電子部品の寿命評価)HALT/HASS試験HALT/HASSは、製品開発において短期間で製品の弱点を検出し、また製造工程における潜在的な不具合をいち早く取り除くための試験ツールです。弱点の検出、改善改良を繰り返すことで製品の信頼性を向上させることができます。


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