二次電池の製造・評価・試験装置

二次電池の製造・評価・試験装置


>> P.9

1-3.安全機構付き恒温室ビルドインチャンバー安全機構付き恒温室安全仕様●放圧ベント異常ガス噴出等が発生し急激に内圧が上昇したとき、圧力を逃し、本器および周辺への影響を弱める。H2、CO2ガス警報器による、2段階の検知・警報。●H2、CO2ガス警報回路●給排気ダンパガス濃度が上昇したとき、換気により濃度を下げる。※ダクトを接続して、押込吸気と吸引排気が必要観測窓無し、蝶番補強。●ドア補強●CO2消火装置槽内温度が指定温度を超えると、炭酸ガス消火剤を噴射。同時に運転も停止。●外部警報入出力端子入力端子:外部からの異常信号により本器を停止出力端子:本器の異常時、外部に信号発信。8二次電池はハイブリットカーの普及拡大とともに大量生産の必要性が増します。そのためには時間のかかる工程も一度に大量に行う必要があります。「安全機構付き恒温室(ビルドインチャンバー)」はウォークインタイプで、EV用の大型二次電池も、一度に大量処理が行えます。充放電試験やエージング工程において実力を発揮します。また、充放電評価や評価や各種試験では二次電池からのガス漏れによる引火の恐れがあり、安全に試験を行うための数々の安全機構を装備しています。特長ウォークインタイプですので試料を台車に乗せたまま、試料の出し入れが可能です。EV用の大型で重い二次電池の試験では特に有効です。二次電池からのガス漏れをガス検知器にて検知します。ガスを検知すると、吸排気ダンパーより外気を導入し、ガス濃度を低下させます。この装備は2段階の検知・警報システムとなっています。ガス濃度が設定した警報点に達すると1段目が、さらに上昇すると2段目が動作します。二次電池からの発火時(異常発熱時)、CO2消火器が起動し、自動消火を行うことができます。このとき同時に運転を停止します。爆発圧力上昇時、天井が抜け、圧力を逃します。爆発時、断熱材が飛散しないように飛散防止枠を装備しています。平衡調温方式(BTCシステム)-40~+80℃±0.3℃-40℃から+80℃まで約60分以内(無負荷・無試料時)+20℃から-40℃まで約180分以内+20℃から-30℃まで約120分以内(無負荷・無試料時)W2500×H2100×D1970mmW4095×H2675×D2783mm(突起物は含まず)仕様(例)方式温度範囲温度変動幅温度下降時間温度上昇時間性能内法外法※試験スペース、仕様等につきましては別途お問い合わせください。


<< | < | > | >>