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チャンバー水平層流チャンバーは電池評価用に槽内ラック及び電池ホルダーと共に専用設計。電池を設置した状態での水平層流を実現し、温度分布性能を向上させました。3槽タイプでは右側面から左側面へ、1槽タイプでは背面から前面への水平層流を採用しています。従来方式と比較しても風上・風下の温度バラツキを大幅に改善することで、充放電による発熱下での高精度で再現性の高い試験が可能です。安全機構放圧ベント、CO2消火器、ガス検知器など、各種安全仕様をオプションでご用意しております。高精度な時間分解能PCで制御を行う従来の方法では、その通信状態などにより、充放電時間にバラつきが発生しました。システム内部に10msecの時間分解能を有するADBTは、PCとの通信状態に影響されず、正確で高い繰返し精度を得ることができます。電源システムバリエーション電圧は最大6V、電流は最小1mA〜最大1600Aレンジまで、高速・大電流を必要とする車載用電池評価まで幅広くカバーします。10A、50A電源では並列制御機能で、より高い電流まで拡張でき、1台で様々な試験を実施可能です。また、複数種類の電源も混載でき、将来的に電源を載せ替えることもできます。(混載可能な電源の組合せについてはご相談ください)電源システム806040200-20-40-60温度(℃)1槽タイプ・ADBT特長3槽タイプ●温度移行比較・従来機(当社恒温恒湿器)806040200-20-40温度(℃)-6012経過時間(時)3412経過時間(時)34試験条件:温度設定-40℃→-20℃→0℃→+20℃→+40℃→+60℃(各安定30分)測定槽内3段で模擬電池を設置、各段5点+底面付近5点の計20点●インピーダンス測定事例:コールコールプロット(温度との相関)●配線長と電圧降下の関係・従来機(当社恒温恒湿器)80インピーダンス測定機能(カスタム対応)充放電サイクル試験の指定サイクルにおいてインピーダンス測定が行えます。電池を動かすこと無く連続的に測定でき、より信頼性の高いデータが得られます。443過時間(時)2経2経過時間(時)311-40℃→-20℃→0℃→+20℃→+40℃→+60℃6040200-20-40-60・ADBT80温度(℃)6040200-20温度(℃)-40-603試験条件:温度設定