2023年度会社案内(日本語版)


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環境経営環境経営の推進による持続可能な社会への貢献「企業は人々の幸せを支援する社会的な存在である」エスペックの企業活動の根底にあるこの考えは、環境問題へ取り組む姿勢にも色濃く反映されています。当社では環境中期計画を策定し、これに基づくさまざまな取り組みによって環境経営を推進しています。特に注力している地球温暖化対策では、CO2排出量の削減に向け、省エネ製品の開発や再生可能エネルギーの導入などに取り組んでいます。2021年度には、所有する国内事業所で使用する全ての電力を再生可能エネルギーに切り替えました。また情報開示においては、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明するとともに、CDP※気候変動質問書への回答を行っています。生物多様性保全では、2022年度、神戸R&Dセンターが生物多様性に配慮した事業所として、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会の「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)」を取得しました。また、創業75周年記念事業「エスペック50年の森」づくりを新たにスタートしました。これは林野庁の「法人の森林制度」を活用し、兵庫県三田市にある約3.7haの国有林で50年間にわたり森を育成する取り組みです。加えて、京都府福知山市大江町毛原自治会と森林利用保全協定を結んで取り組んでいる「毛原の森づくり活動」や、地球環境保全に関する研究を支援する公益信託「エスペック地球環境研究・技術基金」など、多彩な活動を行っています。技術開発棟(神戸R&Dセンター)の屋上草地では、絶滅が危惧される希少な在来種を保護・育成「エスペック50年の森」植樹祭※CDP:企業や都市の気候変動などの環境問題対策に関する取り組みを調査し、投資家向けに情報開示を行っている国際非営利団体公益信託「エスペック地球環境研究・技術基金」授与式・記念式典ESPECCORP.COMPANYPROFILE20


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