高度加速寿命試験装置(HAST CHAMBER)(Japanese)

温度・湿度・加圧環境が創り出す、IEC60068-2-66の試験環境。電子部品の耐湿評価試験に求められるもの。それは、フィールドとの相関関係における正確な試験結果の再現とともに、最短試験時間で試験結果が得られること。高度加速寿命試験装置 EHSシリーズは、性能・機能・使いやすさはもちろん、国際規格IEC60068-2-66への対応、バイアステストを行う観点から、数々の利便性・安全性も備えています。Webブラウザーから装置を遠隔操作でき、集中管理システムにも対応しています。


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排気弁(試験終了まで)槽内温度湿球温度空気試験槽水蒸気水+110℃+100℃温度排気弁(水温上昇中)槽内温度湿球温度試験槽水蒸気水+110℃+100℃温度排気弁開排気弁閉時間温度を上げて水蒸気を発生させ、その際、槽内の空気を排気弁から排出します。高温高湿圧力排気弁閉時間上昇工程で排気弁をCLOSEし、槽内の空気を残留させた状態で加圧する。(大気圧+水蒸気圧)高温高湿圧力+空気Air-HAST(オプション)が恒温恒湿試験に近い環境を再現通常のHAST環境Air-HAST環境●Air-HAST温湿度制御範囲01000.1960.392ゲージ圧力(MPa(G))908070相対湿度(%rh)100110120130140150160器内温度(℃)EHS-212M/MD・222M/MD:Air-HAST範囲+EHS-412M/MD:Air-HAST範囲ウィスカ評価の加速試験事例熱サイクル試験-40↔+85℃3000サイクル高温高湿試験Air-HAST+55℃/85%rh+85℃/85%rh+110℃/85%rh3000時間1000時間200時間●Air-HAST温湿度制御範囲00.1960.392ゲージ圧力(MPaG))6Air-HAST機能(オプション)※試料によっては水蒸気だけでなく、試料表面などの酸化が故障原因になる場合があります。槽内に空気を残留させるAir-HAST機能は、高温・高湿・高圧力に空気を加えることで、試料表面酸化などの空気中の酸素が劣化要因に影響する試料の加速試験に有効です。(試料によっては、加速性が見られない場合があります。)※Mタイプのみウィスカの耐湿性評価試験<特許第5066143号>実装基板での評価事例が少ないウィスカ評価。その理由の一つは、試験時間が1000時間や3000時間と大変長いことが挙げられます。この試験時間を短縮するために、弊社にてAir-HASTによる実装基板の鉛フリーはんだウィスカ評価を行い85℃85%rh試験との加速効果を確認いたしました。特長


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