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自動車・エレクトロニクス市場向け製品のラインナップ拡充
ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ スタンダードタイプに器種追加

2018年2月16日

2018年2月15日、エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田雅昭)は、自動車・エレクトロニクス市場向け「ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ スタンダードタイプ」に、新たに4器種を追加いたしました。

「ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ スタンダードタイプ」は、急速な温度変化に対する試料の耐久性を評価する「急速温度変化試験」を行う装置です。今回追加した器種は、温度は-75℃~+180℃、湿度は10~98%rhと幅広い温湿度範囲を精密に制御できます。また、低温・高温間の速い温度変化を実現しており、IEC規格や欧米自動車メーカーが自社で定める試験規格などにも対応しています。さらに、業界初の試料温度制御機能により槽内温度ではなく試料の温度をコントロールすることで、より精度の高い試験を行うことが可能です。

「ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ スタンダードタイプ」では、従来から発売している内容量680L・1100Lの器種に加えて、新たに220L・390Lの器種(湿度制御あり/なし)を4器種追加し、計12器種となりました。これによりARシリーズは、より厳しい試験規格に対応した「急速温度変化タイプ(温度変化速度:最速18℃/分)」の12器種と合わせて全24器種となりました。お客さまの試験の目的に合わせて、最適な器種をご選択いただけます。

今後も当社は、グローバル化が進展する自動車・エレクトロニクス市場において、お客さまのさまざまなニーズに対応した製品をご提供してまいります。

写真:ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ スタンダードタイプハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ スタンダードタイプ

「ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ スタンダードタイプ」の特長

1. 国際規格対応
安全規格の機械安全(ISO 12100)、低電圧(IEC 60204)、EMC(IEC 61000-6-2、IEC 61000-6-4)に対応しています。また、RoHS指令・圧力機器指令にも適合しています。
2. 幅広い温湿度制御範囲
低温側-45℃/-75℃、高温側+180℃、湿度10~98%rhの温湿度制御範囲を実現。
95℃/98%rhの高温高湿度域でも安定した温湿度制御が行えます。
3. 有試料50kgで3℃/分の優れた温度上昇・下降性能

より厳しさが求められる試験にお応えして、試料負荷50kgでの約3℃/分の温度サイクル試験(-75℃⇔+180℃)が可能です。

※ARS-1100 試料:アルミ(棚板12㎏含む)

4. より確かな試験を実現する試料温度制御機能 [業界初]
試料温度測定用センサ(1点)を試料に取り付け、試料の温度をモニタリングし、制御します。
5. 4500Wの高発熱負荷への対応(温度試験時)

試料への通電試験に容易に対応できる、優れた冷凍方式の採用により、試料からの発熱負荷を最大4500W(温湿度試験時:最大500W)まで許容。

※680L、1100Lタイプ 槽内温度+20℃の場合

本製品の発売日

2018年2月15日

本リリースに関するお問い合わせ

コーポレートコミュニケーション部 IR・広報担当

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 E-MAIL:ir-div@espec.jp