2011年6月21日
気仙沼市の仮設住宅において「みどりのカーテン」となる
ゴーヤ苗の植え付けを実施
エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田 雅昭)は、東日本大震災被災地支援の取組みとして、6月24日、気仙沼市立小原木小学校内の仮設住宅において、入居者のみなさまとともに、「みどりのカーテン(注1)」となるゴーヤ苗の植え付けを実施いたします。
エスペックは、2007年より工場のある京都府福知山市の「福知山環境会議(注2)」と連携して、「みどりのカーテン」の普及活動を推進しており、福知山市周辺の小中学校などで「みどりのカーテン」の効果や地球温暖化問題に関する授業を行う「環境出張講座」や、「みどりのカーテン」の普及・啓発活動の中核となるリーダーの育成を目的とした「エスペックみどりの学校(注3)ゴーヤ先生養成セミナー」などを開催しております。
東日本大震災以降、当社は、被災されたみなさまへの支援活動の一つとして、仮設住宅の温熱環境を改善するため「みどりのカーテン」の設置を検討しておりましたが、このたび気仙沼市唐桑総合支所の方々のご協力を得て、気仙沼市立小原木小学校内の仮設住宅において実施することを決定いたしました。植え付けには、福知山工場で育てたゴーヤ苗を使用し、入居者のみなさまや当社の仙台営業所の社員が参加いたします。この活動を通じて、入居者のみなさまの相互交流を図っていただくとともに、夏には成長したゴーヤの葉の働きにより仮設住宅の室温上昇を抑制し、被災地のみなさまの快適な暮らしと消費電力の低減に少しでも貢献できればと考えております。植え付け後も、参加者のみなさまとともにゴーヤ苗の成長を見守っていきたいと考えております。

実施概要

日時 2011年6月 24日(金) 9:00~15:30
場所 気仙沼市立小原木小学校内の仮設住宅(宮城県気仙沼市唐桑町字岩井沢97-3)
戸数 30戸+1談話室(22世帯)
参加人数 約30人(予定)
植付本数 約200本(予定)
協力団体 NPO法人みどりのカーテン応援団「仮設住宅×緑のカーテンプロジェクト」(注4)
京都府地球温暖化防止活動推進センター(注5)
福知山環境会議
福知山市連合婦人会
【仮設住宅全景】
【仮設住宅全景】
【仮設住宅の様子】
【仮設住宅の様子】
(注1) 夏の暑さに対処するためにツルのある植物(朝顔やゴーヤ、へちまなど)を窓際に植えること。植物がカーテンのように夏の日差しを和らげるほか、葉の蒸散作用により室温の上昇を抑えることができる。
(注2) 2003年度に福知山市で策定された「環境基本計画」に掲げるプロジェクトを推進するため、2007年6月、市民(市民団体)・事業者・行政が参画するパートナーシップ組織として発足。
福知山環境会議HP:http://www.fukuchiyama-kankyokaigi.jp/
(注3) 2011年3月29日、環境省より「環境教育推進法にもとづく環境教育の人材認定等事業」として認定。
エスペックみどりの学校HP:http://www.espec.co.jp/green_school/index.html
(注4) 2006年、小学校において、みどりのカーテンを通じて環境問題、食育、熱環境緩和などについて学びながら実践することを目的に設立。
NPO法人緑のカーテン応援団HP:http://www.midorinoka-ten.com/index.html
(注5) 2003年、京都府内の温暖化防止に向けた取組みをサポートすることを目的に設立。
京都府地球温暖化防止活動推進センターHP:http://www.kcfca.or.jp/index.html

≪本件に関するお問合せ先≫
環境管理部 みどりの学校推進グループ 谷口 真奈見
TEL:0773-27-9202 FAX:0773-27-6961 E-MAIL: m-taniguchi@espec.co.jp
≪本リリースに関するお問合せ先≫
総務人事部 総務グループ IR・広報担当
TEL:06-6358-4741 FAX:06-6358-6382 E-MAIL:ir-div@espec.jp