エスペックは、最先端技術の発展を支える「環境試験器」の世界トップメーカーです。
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K.S
カスタム機器本部長
取締役
T.H
テストコンサルティング本部長
取締役
K.F
営業本部長
取締役
K.S
まずは、それぞれが統括する部署のことから話してみようか。では、私から。私のカスタム機器本部は設計がメイン部門で、カタログに載っていない非標準製品、つまりオーダーメイド製品の、開発を含めた生産設計を行っている。SE(セールスエンジニア)部隊も有しており、設計とSEが連携してお客様とコミュニケーションを取りながら製品の仕様をつめていく。例えば自動走行技術など先端的な技術開発の現場では、新たなカスタムニーズが生まれてくるわけだけど、そこに最初に突入する。言わば、切り込み隊長といったところだね。
T.H
確かにK.Sさんは切り込み隊長だな。風貌も含めて(笑)
K.S
おいおい(笑)。次、K.Fさん、頼むよ。
K.F
了解。私の営業本部は、カタログに掲載されている標準製品の拡販や市場開拓を行っている。といっても、当然のことだけど、お客様によって要求が違う。そのため、カスタム化ほど大がかりではないが、ある程度の改良は行う。また、国内の営業部門すべてが当部に属しているため、人数が多く、総勢130名。しかも、半数近くが輸出であり、海外代理店との連携も密に行っている。営業本部を紹介すると、ざっとこんな感じになるね。
K.S
130名か。かなりの大所帯だなあ。
K.F
本部のメンバーは130名だけど、動いている人となるとその2倍から3倍になる。その大きさが大変なわけだけど、逆にやりがいにもつながっている。
T.H
それだけの人を動かすとは、さすがK.Fさん。
K.F
それを言うなら、T.Hさんも全国5つの試験所を統括しているんだからすごいよ。
T.H
まあね。テストコンサルティング本部は受託試験や環境試験のコンサルティングを行う部署であり、拠点は神戸、豊田、刈谷、宇都宮とバッテリー評価専用試験所の5カ所。お客様から預かったサンプルを試験所に持ち込み、各種試験を代行する。K.Fさんも言っていたけど、お客様によってニーズが違う。だからこそ、それぞれのお客様のニーズに合わせて試験メニューを変え、お客様の要望を満たすこと、そこが大事なんだ。お客様は電気電子から自動車まで幅広いが、ハイブリッド車に搭載するバッテリーの安全性試験など自動車関連企業からの依頼が多い。バッテリーの安全性試験は単に試験データをアウトプットするだけでなく、お客様の要望どおり認証認可まで持っていくのが私たちの仕事だ。
K.S
私たちは同時に就任したわけだけど、ポジションが上がるとマネジメントの機会も格段に増え、対外折衝も多くなるよなあ。私は好きにやりたいタイプなんだけど、立場上そうもいかない。
T.H
私たちに課せられた任務は各部門を束ねることであり、私の場合、それぞれの試験所をマネジメントし、いかにしてそれぞれを成長させるか、そこを考え、遂行していくのが一番の仕事だね。
K.F
私たちの役目は関連部門の調整であり、交渉であり、本部長として全体の収益の責任を負うこと。確かに責任は重いなあ。
K.S
そう。私たちはコントロールタワーなんだよな。全体を見て、適材適所に人を配し、各人が能力を発揮できる環境をつくり、全体のバランスを取りながら作戦を練り、最大の成果を生み出す。成果を上げるには、お客様の新しい要求にタイムリーに対応していかなければならない。つまり、クイック&レスポンス。これに尽きる。しかし、作戦をつくるのが想像以上に大変(笑)
T.H
言えてる。それに、収益責任があるというのは正直プレッシャーではあるね。立案した計画がうまくいかないときも少なくないし。ま、だからこそ面白いとも言えるんだろうけど。
K.S
そこが総大将としての醍醐味なんだろうな。
K.S
思えば、若いときはよく鼻を折られた(笑)。こういうのはできますか、とお客様に尋ねられればできませんとは言えないから、とにかく挑戦した。うまくいったこともあるし、そうならなかった時もある。無理して大きなクレームを引き起こしたこともあった。しかし今思えば、そういうことをひとつずつ積み重ねたことが成長につながったのだと思う。
T.H
仕事だから無茶なことを言われることもあるけど、長い付き合いだから分かるが、K.Sさんはそういう場合でも常に前向き。お客様の、言い方は悪いが、わがままな要求にも何とか応えようとする姿勢には頭が下がる思いだよ。
K.S
そんなふうに言われるのは光栄だな。T.Hさんも若いとき、大きな仕事を任されたんだろ。
T.H
20年以上前、30代前半のころ、試験所を任されたんだけど、正直、赤字続きの試験所だったから、これは困ったぞと思った。しかし、任されたからにはとことんやるしかない。営業部員と一緒に新規の受注客を探しに走り回ったよ(笑)。で、なんとか実績を作ることができ、持ち直したんだけど、同時に営業という仕事の大変さが身に染みて分かったのは大きな収穫だったね。2004年に新たな試験所を建てる時も任せてもらったんだけど、それも赤字だった試験所での経験が評価されたんだと思う。とにかくがんばったからね(笑)
K.F
T.Hさんの粘り強さはそういう経験から生まれてきたんだろうな。交渉ひとつ取っても実に粘り強く進めていくし、何しろ諦めない人だから。試験のことなら何でも知っているのも心強い。まさに、環境試験のプロと呼ぶに相応しい人物。お客様や代理店から相談を受けても、それにスパッと答えていくしね。
T.H
そんなに褒めてもらって、なんだか怖いなあ(笑)。K.Fさんも海外ででっかい仕事をしたんだって。
K.F
3年前のことだね。あれは、EV電池で新たに国外を開拓しようと韓国へ出ていき、多くの資金を投入したんだけど、受注にはつながったものの、将来性を考えると継続することに疑問符がついた。で、悔しいが、撤退することを選択したんだ。あの時はいろんな方面に迷惑をかけたよ。しかし、得たものは大きかったね。
K.S
その判断は正しかったんだろうな。K.Fさんは営業畑でもまれて市場を熟知しているし、お客様や代理店など人脈もすごい。だからこそ、そういう判断に至ったんだろう。大所帯をうまく切り盛りしているのも尊敬している。
K.F
そう言ってくれると、うれしいねえ。
T.H
私たちがこんなふうに成長できたのも、エスペックが冒険心を持って仕事ができる会社だからだよ。
K.F
まさに、私が海外開拓にトライしたのもその一例だね。
K.S
確かに。入社して長いけど、若いころから、エスペックはやりたいことをやらせてくれる会社と実感していた。しかし、待っていてもダメ。自分から手を挙げないと。こんなことがしたい! と声を上げると、「よし、やってみろ」となる。それがエスペックの社風であり、そういう積極性のある人が成果を上げている。もちろん、失敗することもあるけど、エスペックは許容してくれる。それも自分自身で実証済み(笑)
K.F
そう。自分からというのがポイントだね。だから、上司が隣にいても自分がグイグイと前へ出る。若い人には、そんな積極性を持ってほしい。
T.H
それと、これまで多くの社員を見てきたけど、責任感を持って最後まで諦めずに仕事を完遂させる人は伸びているね。 エスペックの社員は総体的に真面目だからね。礼儀正しいし。といっても、上下関係が厳しいということもない。全体的にフレンドリーな関係だね。K.Sさんを見ていると一目瞭然(笑)
K.S
褒めてもらっているのかなあ(笑)
T.H
若手社員も遠慮なく意見が言える環境だし、その意見が計画に反映されることだって珍しくない。
K.F
いずれにしても、どの部門もフレンドリーな雰囲気で、かなり働きやすい環境だね。
K.S
手前みそになってしまうけど、エスペックはいい会社だと自信を持って言える。とは言うものの、課題がないわけではない。私が思っているのは技術の伝承。これをもっとスムーズにしていかないといけない。
T.H
お客様も高齢化しているという現状がある。そこをどのように対応していくか考えた時、私たちがカバーできるんじゃないか。そこを、新たなビジネスモデルとして構築していきたいという思いがある。
K.F
なるほど。シェアという点でも今は国内60%でトップを堅持しているけど、まだまだ。もっと数字を高めて、圧倒的な存在にならなければと思っている。国内に比べて海外が弱いことも課題のひとつ。特にヨーロッパのシェアが数パーセントにしかなっていない。今後はヨーロッパを力強く開拓していかなければならないんじゃないか。
T.H
そうした課題にも若い人たちが前に出て、どんどんチャレンジしてほしい。
K.F
そう。エスペックには誰もがチャレンジできるチャンスがあるからね。また、エスペックの製品は約半数が海外で売れていて、海外の人とやりとりする機会は多い。海外で活躍したいという人には絶好のステージじゃないかな。そういう人は実力を養うため、グローバルトレーニー制度を利用してアメリカで研修を受けることもできるしね。
K.S
勇気ある人にはぜひエスペックで自分を試してみてほしい。そのためには、コミュニケーションが不可欠。IT化が進んでいるといっても、やっぱり仕事はフェイスtoフェイスが基本。相手の目を見て訴える。決断しなければならない時はなおさらのこと。若い人には、そのことを十分知っていてほしいな。
T.H
だからこそ、学生時代にはいろんな人と交流してほしい。そうしてコミュニケーション能力を磨いてほしい。他者とつながりを持とうという意識が、自身を成長させてくれるという側面もあるからね。
K.F
私も学生時代にバックパッカーをしていろんな経験をした。苦労も多かったけど、それが今に生きていると思う。
K.S
リーダーシップが発揮できる人材に期待したい。強い気持ちで周りの人たちをグイグイと引っ張っていく、そんな人が理想だな。
K.F
そうして私たちと一緒に新しいことにチャレンジしよう! これに尽きるね。