2023年度会社案内(日本語版)


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技術開発棟神戸R&Dセンターでは、地球上のさまざまな気象環境を再現する世界初の「全天候型試験ラボ」を設置しています。全天候型試験ラボ降雪試験降雨試験研究開発新たな「可能性」をテーマに革新的技術が信頼性を獲得するためには、新しい信頼性試験が必要とされます。革新的製品を評価するには、新しい試験方法や検査方法が適用されます。エスペックはこうした新しいニーズに対応する試験方法、装置・システムを「革新的技術開発」と「創造的新製品」によるソリューションというカタチで提案しています。例えば、IoTやクルマの自動運転・電動化の分野でも信頼性の確保は重要な技術課題の一つです。当社はHALTなどの新しい試験技術の研究において、大学や企業との共同開発に参加し、試験方法の開発に取り組んでいます。さらに、自動車やエレクトロニクス分野の環境試験の規格化活動に参画し、国や工業団体と連携し国際標準化を進めています。このような産学官連携による共同研究など当社の研究開発の取り組み方はテーマによりさまざまです。お客さまの仕事を理解し、問題を共有し、解決策を提案していくことも当社の研究開発の特徴です。また、環境問題が深刻化するなか、当社は製品の省エネ化に加え、国内で初めて低GWP(地球温暖化係数)冷媒を搭載した環境試験器を発売するなど、環境配慮製品の開発を進めています。●技術者向け情報サイト「TestNavi」技術者のための信頼性技術の専門情報サイト「TestNavi」を開設しています。環境試験のノウハウや信頼性試験の基礎から最新の試験動向まで、お客さまの実務に役立つ情報をタイムリーにお届けしています。2021年度末の「TestNavi」の会員登録者数は約22,000名となりました。15ESPECCORP.COMPANYPROFILE


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