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温度・湿度の計測器校正

国内初のJCSS湿度校正の認定事業者(校正機関)

当社は、温度・湿度の校正技術の確かさ、管理レベルの確実さ、校正作業員の技術の高さなどが認められた校正機関として、お客さまの温度・湿度測定器の国際的なトレースの確立をお手伝いします。
右のマークは、JCSS 登録事業者のうち、国際MRAに対応した認定を受けている事業者を示す認定シンボルです。
「JCSS 0101」は、当社の登録番号です。

平成13年10月23日
湿度のJCSS認定事業者として日本国内初の認定
平成16年 8月13日
温度のJCSS認定事業者として拡張認定

●JCSS認定シンボル付き校正証明書を発行

JCSS認定シンボル付き校正証明書は、国家計量標準へのトレーサビリティが確保されている計測器の証です。
お客様の社内標準として利用することにより、ISO9001の要求にあるトレーサビリティ体系構築にも役立ちます。
また、IATF16949の外部校正機関への要求事項の1つである校正証明書への要求事項(国家認定機関のマークを含む)も満たしています。

●ilac-MRAマーク付き校正証明書の発行

海外との取引において各国の適合性評価の重要度はさらに高まりつつあります。
ilac-MRA(国際試験所認定協力機構の相互承認取決め)マークは、世界各地域の認定機関がお互いのレベルを認め合った証です。これら機関に認定された当社の校正証明書は、同様に認定された他国の証明書と同等であるといえ、顧客先や海外での受入れが円滑に進むことを期待できます。

計量法校正事業者登録制度(JCSS)

計量法校正事業者登録制度とは、JCSS(Japan Calibration Service System)とも呼ばれ、計量器の校正を行う事業者の校正能力を、計量法の規定に基づいて登録する制度です。校正事業者の登録のための審査は、NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)が行います。校正機関のシステム能力が、JIS Q 17025(ISO/IEC 17025)の要求事項に適合しているかどうかで判断されます。ISO9000や14000と大きく異なる点は、システムの審査だけでなく、技術的な能力の審査(技能審査)が行われることです。
登録事業者は、JCSS認定シンボル付きの校正証明書を発行できます。この証明書により校正の信頼性や不確かさが公的に保証されます。

認定機関のホームページ

温度・湿度校正範囲

■温度

登録に係る区分:温度
法律に基づく初回認定年月日又は初回登録年月日:平成16年8月13日
国際MRA対応初回認定年月日:平成16年8月13日
校正手法の区分の呼称[登録更新(再認定)年月日]:接触式温度計[令和元年6月27日]
恒久的施設で行う校正/現地校正の別:恒久的施設で行う校正

左右にスクロールしてご覧ください。

校正手法の
区分の呼称
種類 校正範囲 校正測定能力
(信頼の水準約95 %)
接触式温度計 指示計器付温度計
(温度計:白金抵抗温度計、
サーミスタ測温体)
(比較校正法)
-80 ℃ 以上 150 ℃ 以下 0.15 ℃
150 ℃ 超 200 ℃ 以下 0.24 ℃
200 ℃ 超 250 ℃ 以下 0.63 ℃
250 ℃ 超 300 ℃ 以下 0.66 ℃
指示計器付温度計
(温度計:熱電対[T 型及びK 型] )
(比較校正法)
-80 ℃ 以上 150 ℃ 以下 0.29 ℃
150 ℃ 超 200 ℃ 以下 0.34 ℃
200 ℃ 超 250 ℃ 以下 0.68 ℃
250 ℃ 超 300 ℃ 以下 0.70 ℃
熱電対(T 型)
(比較校正法)
-80 ℃ 以上 150 ℃ 以下 0.21 ℃
150 ℃ 超 200 ℃ 以下 0.29 ℃
200 ℃ 超 250 ℃ 以下 0.65 ℃
熱電対(K 型)
(比較校正法)
-80 ℃ 以上 150 ℃ 以下 0.25 ℃
150 ℃ 超 200 ℃ 以下 0.31 ℃
200 ℃ 超 250 ℃ 以下 0.66 ℃
250 ℃ 超 300 ℃ 以下 0.69 ℃

■湿度

登録に係る区分:湿度
法律に基づく初回認定年月日又は初回登録年月日:平成13年10月23日
国際MRA対応初回認定年月日:平成13年10月23日
校正手法の区分の呼称[登録更新(再認定)年月日]:湿度測定器等[令和元年6月27日]
恒久的施設で行う校正/現地校正の別:恒久的施設で行う校正

左右にスクロールしてご覧ください。

校正手法の
区分の呼称
種類 校正範囲 校正測定能力
(信頼の水準約95 %)
湿度測定器等 光学式露点計 霜点 -30 ℃ 以上 -20 ℃ 未満 霜点 0.23 ℃
霜点 -20 ℃ 以上 -10 ℃ 以下 霜点 0.15 ℃
露点 -10 ℃ 以上 10 ℃ 未満 露点 0.15 ℃
露点 10 ℃ 以上 30 ℃ 以下 露点 0.11 ℃
露点 30 ℃ 超 40 ℃ 以下 露点 0.12 ℃
露点 40 ℃ 超 50 ℃ 以下 露点 0.18 ℃
校正温度
20 ℃ 以上 25 ℃ 以下
において
相対湿度
5 % 以上 45 % 以下
相対湿度 0.6 %
相対湿度
45 % 超 70 % 以下
相対湿度 0.9 %
相対湿度
70 % 超 95 % 以下
相対湿度 1.2 %
電子式湿度計

校正範囲詳細
校正温度
5 ℃ 以上 10 ℃ 未満
において
相対湿度
5 % 以上 20 % 以下
相対湿度 1.3 %
相対湿度
20 % 超 60 % 以下
相対湿度 2.1 %
相対湿度
60 % 超 95 % 以下
相対湿度 2.9 %
校正温度
10 ℃ 以上 20 ℃ 未満
において
相対湿度
5 % 以上 25 % 以下
相対湿度 1.3 %
相対湿度
25 % 超 65 % 以下
相対湿度 1.8 %
相対湿度
65 % 超 95 % 以下
相対湿度 2.3 %
校正温度
20 ℃ 以上 30 ℃ 以下
において
相対湿度
5 % 以上 30 % 以下
相対湿度 1.2 %
相対湿度
30 % 超 70 % 以下
相対湿度 1.4 %
相対湿度
70 % 超 95 % 以下
相対湿度 1.6 %
校正温度
30 ℃ 超 40 ℃ 以下
において
相対湿度
5 % 以上 40 % 以下
相対湿度 1.3 %
相対湿度
40 % 超 75 % 以下
相対湿度 1.6 %
相対湿度
75 % 超 95 % 以下
相対湿度 1.8 %
校正温度
40 ℃ 超 50 ℃ 以下
において
相対湿度
5 % 以上 24 % 以下
相対湿度 1.3 %
相対湿度
24 % 超 65 % 以下
相対湿度 1.9 %
相対湿度
65 % 超 95 % 以下
相対湿度 2.5 %
校正温度
50 ℃ 超 60 ℃ 以下
において
相対湿度
5 % 以上 15 % 以下
相対湿度 1.2 %
相対湿度
15 % 超 50 % 以下
相対湿度 1.9 %
相対湿度
50 % 超 95 % 以下
ただし、露点 50 ℃ 以下
相当の相対湿度
相対湿度 2.5 %

■さらに幅広い範囲で温度計・湿度計の校正(一般校正)

一般校正であれば、さらに広い温度範囲、湿度(露点)範囲で温度計・湿度計を校正させて頂きます。JCSSのロゴは付きませんが、国家標準とトレーサブルな体系に従い校正を実施させて頂き、成績書・体系図・証明書を提出させて頂くことで、お客さまの温度計・湿度計の計測器管理をお手伝いします。

左右にスクロールしてご覧ください。

区分 計測器名 校正範囲
温度 指示計器付温度計 温度 -80 ℃~700 ℃
熱電対 T型 温度 -80 ℃~200 ℃
K型・N型 温度 0 ℃、50 ℃~700 ℃
測温抵抗体(Pt100) 温度 -80 ℃~500 ℃
湿度 露点計 霜点 -30 ℃~-10 ℃、露点 -10 ℃~85 ℃
電子式湿度計(湿度センサ) 温度 5 ℃~90 ℃において 相対湿度 5 %~95 %
(ただし、露点85 ℃以下相当の相対湿度)

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