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車載センサーバーンインシステム

車載センサーバーンインシステムは自動車の安全性に関わる姿勢制御用ユニットなどに搭載される車載センサーのスクリーニング装置として提案させて頂いています。
安全性に関わる部分に使用されるセンサーは極めて高い信頼性を要求され、その品質管理のために出荷全数に対してスクリーニング処理が必要になります。
このようなデバイスに対しては生産工程にバーンイン工程を取り入れ、初期不良品に対してスクリーニング処理を実施することで不良品の出荷を抑えています。

対象デバイスとバーンイン検査の必要性
車載センサーとは、一般的に物体の回転角速度(時間あたりの角度の変化量)を検出するためのセンサです。2軸型、3軸型センサーなど種類があり、その名称はジャイロセンサーと呼ばれる場合もあります。
主に自動車、デジタル携帯機器(デジカメ、携帯・・・)、ゲーム機などに採用されており、安全性、操作性などを向上する次世代デバイスとして注目されています。
特に、車載用角速度センサーは安全性に関わる姿勢制御などの検知に欠かせないデバイスで、バーイン検査の必要性が高まっています。
対象デバイスとバーンイン検査の必要性
特長
  • 車載センサーからの出力電圧を全チャンネル個別にモニターし良否判定を行います。
  • バーンインボード1枚にデバイスを搭載し、1チャンバーで48枚搭載可能。
  • 多数のバーンインボードのカードエッジコネクタを一括して挿入できる自動挿抜機構搭載
  • 車載センサーへの通電はご要求に合わせ、最適な試験条件を提案致します。
  • 高温槽は+70℃~150℃まで設定が可能。
  • PCから試験設定、開始、終了、良否判定、チャンバー制御設定などが行えます。
参考例:システムブロック
システムブロック
仕様
  項目 仕様値(個別対応品のため参考値です)
バーンイン
システム部
印加電圧 +5.5V~7.0V
電圧印加精度 ±0.1V以内
電圧印加設定 連続通電試験、パワーサイクル試験
パワーサイクル試験 5~60秒単位でON/OFFの設定が可能
デバイス出力モニター コンパレート電圧+0.45V~+5.0V(初期導入時トリマにて微調整設定後固定)
出力モニター回路 1スロットあたり300個までのデバイス出力をモニター
チャンバー部 制御温度範囲 +70℃~+150℃
温度分布 ±3℃ (有負荷 最大600Wまで) ※1
温度上昇時間 40℃⇒125℃ 60分以内 (無試料 無負荷状態)
スロット仕様 48スロット(搭載デバイス数 最大14400個)
※1:温度制御範囲、温度分布幅などはお客様のデバイスによって条件が変わりますので参考仕様として掲載しています。

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