国立大学法人 鳥取大学乾燥地研究センターに
乾燥地問題の解決に向けた植物研究設備を納入
2017年3月15日
エスペックグループのエスペックミック株式会社(本社:愛知県丹羽郡、代表取締役社長:前川 剛司)は、国立大学法人 鳥取大学乾燥地研究センターに乾燥地問題の解決に向けた植物研究設備「乾燥地植物気候変動応答実験設備」を2基納入しました。
国立大学法人 鳥取大学乾燥地研究センターは、人と自然が共生する持続可能な社会の実現に向けて、砂漠化や干ばつなどの乾燥地問題に組織的に取り組む日本で唯一の研究機関です。エスペックミックの「乾燥地植物気候変動応答実験設備」は、高温、低湿、強光、強風など乾燥地の気候を再現することができます。植物への潅水や水分変化量の計測が自動的にできるとともに、光の再現にはLEDを活用することで大幅な省エネを実現しています。また、室内の光を均一化するためのターンテーブルを設置することもできます。
同設備を用いて、環境ストレス耐性植物の作出に向けた栽培実験や効率的な水利用技術の開発実験など乾燥地問題の解決に向けた研究が行われています。
また、同センターにはこれまで、サハラ砂漠など亜熱帯砂漠の環境を再現する亜熱帯砂漠シミュレーターを3基、モンゴル砂漠など冷涼帯砂漠の環境を再現する冷涼帯砂漠シミュレーターを3基納入しています。エスペックグループはこれからも自然環境に関わるさまざまな問題の解決に寄与してまいります。
乾燥地植物気候変動応答実験設備
(参考)
国立大学法人 鳥取大学乾燥地研究センター
乾燥地植物気候変動応答実験設備の主な仕様
- 温度 5~50℃
- 湿度 5~90%RH(照明消灯時)
- 光 0~1,500μmol/m²/s
- CO2濃度 大気濃度~2,000ppm
- 風速 最大2m/sec
エスペックミック株式会社の概要
無農薬で安全な野菜を計画的に栽培できる植物工場や植物研究システムの提供などを行っています。また、森を再生する「森づくり」や自然の河川を取り戻すための「水辺づくり」など自然を再現し復元する事業を行っています。
- 所在地:
- 愛知県丹羽郡大口町大御堂1-233-1
- 代表者:
- 代表取締役社長 前川 剛司
- 資本金:
- 79百万円
- URL:
- http://www.especmic.co.jp/
- 事業内容:
- 植物工場、森づくり、水辺づくり、都市緑化
本リリースに関するお問い合わせ
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