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【新製品】自動車市場向け製品のラインナップを拡充
「ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ 急速温度変化タイプ」を発売

2016年11月25日

エスペック株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:石田雅昭)は、2016年11月1日に、IEC規格や自動車関連規格に対応した「ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ 急速温度変化タイプ」を発売しました。

「ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ 急速温度変化タイプ」は、急速な温度変化に対する試料の耐久性を評価する「急速温度変化試験」を行う装置で、最速18℃/minの急速温度変化性能を実現しました。温度は-70℃~+180℃、湿度は10~98%rhと幅広い温湿度範囲を精密に制御できます。温度制御においては、当社独自の技術により槽内温度ではなく試料の温度をコントロールすることで、より精度の高い試験を行うこともできます。また、温湿度制御範囲全域で霜付きが発生しないフロストフリーを実現し、試験を中断することなく連続運転が可能です。

近年、開発競争が激化する自動車業界では、サプライチェーンの構造変化により欧米自動車メーカーと日系車載部品メーカーの取引が増加しています。欧米自動車メーカーは自社の試験規格において「急速温度変化試験」を定めているため、その試験需要の増加が見込まれます。本装置は、こうした自動車関連規格や国際標準であるIEC規格に対応した試験が可能です。さまざまなニーズに対応できるよう、スタンダードタイプを含め全20器種をラインナップしました。

今後もグローバル化が進展する自動車市場において、お客さまのご要望にお応えしてまいります。

写真:
					ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ 急速温度変化タイプハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ 急速温度変化タイプ

本製品の発売日

2016年11月1日

本製品の特長

  1. IEC規格や自動車関連規格に対応
    最速18℃/minの急速温度変化性能を実現。急速温度変化試験に関するIEC規格(5℃、10℃、15℃/min)や欧米自動車メーカーの試験規格(4℃~15℃/min)に対応した試験が可能です。
  2. 幅広い温湿度範囲と優れた温湿度制御
    -70℃~+180℃、10~98%rhと幅広い温湿度範囲を制御できます。定値運転や勾配制御時における安定した温湿度を実現し、温湿度サイクル試験などでも安心して使用できます。さらに、当社独自の試料温度制御機能(オプション)を備え、槽内試料の温度をコントロールでき、より正確な試験を行うことができます。
  3. 全域フロストフリー
    10~98%rhと幅広い温湿度制御範囲を実現しながら、全域フロストフリーで霜付きが発生しません。除霜による試験中断がなく、長期間の連続運転が可能です。
  4. 豊富なラインナップでさまざまな試験ニーズに対応
    急速温度変化タイプは温度変化速度、内容量、湿度有無から12器種をラインナップ。
    スタンダードタイプと合わせて全20器種から、試験内容に応じて最適な装置を選択できます。

本リリースに関するお問い合わせ

コーポレートコミュニケーション部 IR・広報担当

TEL:06-6358-4744 FAX:06-6358-4795 E-MAIL:ir-div@espec.jp